
本記事では、7社への転職を経験した僕が、奈良の転職に役立つおすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介します。全国の求人を扱う大手が4社、奈良の求人に強い地元のサービスが3社の合計7社です。
奈良の転職は、どこに住んでいて、どこまで通えるかで探し方が変わります。生駒や王寺から大阪へ通うのか、奈良市や橿原市の地元企業で働きたいのか、県外から戻るUターンなのか。そこで使うサービスが分かれるので、各社の拠点と支援の形を公式サイトで確かめてから並べました。
本記事を監修しているmotoは、地方のホームセンターに就職し、転職活動をしていました。その後、リクルートやベンチャー企業など7社へ転職し、転職に関する知見を発信し、さまざまなメディアで取り上げられています。
X(旧Twitter)@moto_recruitでも転職に関する発信をしており、自身の転職経験を書いた書籍『転職と副業のかけ算』はAmazonランキングで総合1位のベストセラーとなりました。
motoのキャリアやこれまでの実績はプロフィールページをご覧ください。
奈良でおすすめの転職エージェント7社の早見表
先に7社を1枚にまとめます。奈良での相談のしかたは、各社の公式サイトで確認したものです(2026年9月時点)。
| サービス | 種類 | 奈良での相談のしかた | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| パソナキャリア | 大手 | 奈良支店(近鉄奈良駅西口から徒歩3分)で対面、またはオンライン | 年収や役職を上げたい方、対面で相談したい方 |
| マイナビ転職エージェント | 大手 | 関西エリアの専任チームが担当(Web・電話面談) | 初めての転職で、書類や面接から相談したい方 |
| リクルートエージェント | 大手 | オンライン・電話で面談 | 奈良と大阪・京都の求人をまとめて比べたい方 |
| ワークポート | 大手 | 奈良支社(近鉄奈良駅から徒歩3分)で相談、またはオンライン | IT・メーカー・営業の求人を奈良支社で相談したい方 |
| 人材ニュース | 地元の求人サイト | 自分で求人を検索 | 奈良の中堅・中小企業を中身まで知って選びたい方 |
| じょぶる奈良 | 地元の求人サイト | 検索のほかアドバイザーに相談 | 派遣やパートも含めて県内の働き方を比べたい方 |
| ジョブならnet | 奈良県の就職支援サイト | 奈良しごとiセンター(奈良市西木辻町)が窓口 | UIJターンの方、県の支援制度も使いたい方 |
何社使うか迷ったら、大手から1~2社、地元のサービスから1~2社で始めてください。理由は後半の「選び方」で書いています。
【総合求人型】奈良の求人に強い大手転職エージェント4選
まずは全国の求人を扱う大手の転職エージェントです。奈良県内の求人と、大阪・京都など通勤圏の求人を同じ画面で並べて比べられます。
1.パソナキャリア

口コミ:パソナキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:53,606(2026年10月12日現在)
求人数増減:+196(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
まずご紹介するのは『パソナキャリア』です。
パソナキャリアは、奈良県内に支店を置いている大手のひとつです。奈良支店は奈良市高天町のALPHA SQUARE 4階にあり、近鉄奈良駅西口から徒歩3分。仕事帰りに立ち寄って、担当者と直接会って話せます。オンライン面談だけで進めることもできます。
狙いはハイクラスです。公式サイトでは年収800万円以上の求人と、経理・人事・法務といった管理部門の転職を軸に据えており(2026年9月時点)、丁寧なカウンセリングで希望条件とこれまでの経験を整理した上で求人を提案してもらえます。求人探しから書類添削、面接対策、年収交渉まで任せられます。
公式サイトでは、パソナキャリアが奈良県で転職を支援した方の転職後の平均年収を約749万円、年収アップ率を80.5%と公表しています(いずれも2020年~2024年の実績)。今の年収や役割を一段上げたい30代以降の方に向くサービスです。
僕も利用しましたが、面談で希望を細かく聞いた上で求人を出してくれる印象がありました。奈良県内の求人だけでなく、関西圏も含めて比較したい方は登録してみてください。
出典:公式サイト
2.マイナビ転職エージェント

口コミ:マイナビ転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
次におすすめの転職エージェントは『マイナビ転職エージェント』です。
マイナビ転職エージェントは、公式サイトによると関西エリアの転職に特化したチームを編成しています。関西の転職市場に詳しいキャリアアドバイザーと、企業側を担当するリクルーティングアドバイザーが組んで支援する体制で、奈良の求人もこのチームから紹介を受けます。
面談はWebや電話で受けられるので、奈良に住みながら、在職中でも仕事の合間に相談を進められます。求人紹介に加えて、応募書類の添削、面接対策、内定後の条件調整までひと通り任せられます。
初めての転職で、職務経歴書の書き方や面接の受け答えから見てほしい方には、最初に登録しておいてほしいサービスです。自分でも求人を探したい方は、マイナビ転職とあわせて見ると、奈良と関西の求人を広く比べられます。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
3.リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:820,000(2026年10月12日現在)
求人数増減:+20,000(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
奈良の転職で役立つ大手転職エージェントの3社目は『リクルートエージェント』です。
強みは求人の量です。奈良県の求人ページを見ると、奈良市、大和郡山市、天理市、生駒市、橿原市と、県内の求人が市ごとに並んでいます。橿原市のメーカーで転勤なしの人事職、天理市でAIソフトウェアの開発職など(2026年9月時点)、地元で専門職を続けたい方にも当たりがあります。非公開求人の紹介も受けられます。
関西の拠点は大阪・京都・神戸にあり、奈良からはオンラインか電話で面談します。移動の時間がかからないので、仕事終わりにそのまま相談できます。奈良県内だけでなく、大阪・京都方面も含めて探したい方に向いています。
僕も実際に利用した経験がありますが、求人の量が多く、他社では見つからない求人に出会えることがありました。転職活動の最初に登録しておきたい転職エージェントです。
出典:公式サイト
4.ワークポート

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:135,286(2026年10月12日現在)
求人数増減:-943(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
大手転職エージェントの4社目は『ワークポート』です。
ワークポートは全国47都道府県すべてに拠点を置く総合型の転職エージェントで、奈良県には奈良支社があります。場所は奈良市林小路町のニッセイ奈良若草ビル5階。近鉄奈良駅から徒歩3分、JR奈良駅から徒歩10分です。パソナキャリアと並んで、奈良市内で担当者に相談できる大手で、オンラインでの相談にも対応しています。
奈良支社の担当者は、IT・通信やメーカー、営業などを得意領域に持っています。奈良県内の公開求人は639件(非公開求人を除く・2026年9月25日時点)。組込み・制御系エンジニアや生産技術、施工管理、店長候補など、勤務地が奈良の求人が並び、「ポテンシャル」と付いた求人も目立ちます。
求人紹介に加えて、スキルの棚卸しやキャリアプランの整理、応募書類の添削、面接対策、条件交渉、退職のサポートまで任せられます。平日の夜や土日祝日でもカウンセリングの日時を相談できるので、在職中でも動きやすいサービスです。
奈良でITエンジニアやメーカーの技術職、営業職を探したい方、職種を変えることも含めて地元の担当者に相談したい方は、ぜひ登録してみてください。
出典:公式サイト
【地域求人特化型】奈良の求人に特化した転職エージェント3選
ここからは、奈良の企業に強い地元のサービスです。奈良県内の中堅・中小企業、転勤のない地元企業、県外からのUターン・Iターンなど、奈良ならではの条件で探せます。大手とあわせて1~2社使うと、紹介される求人の顔ぶれが変わります。
1.人材ニュース

口コミ:人材ニュース 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:821(2026年10月12日現在)
求人数増減:+6(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.jinzainews.co.jp/
『人材ニュース』は、奈良県橿原市に本社がある人材ニュース株式会社が運営する、奈良に特化した求人サイトです。1979年11月に橿原市で創業し、2026年で47年目。フリーペーパー求人誌と求人サイトの両方を出しながら、長く奈良の採用を見てきた会社です。
いちばんの特徴は、掲載している求人の作り方です。基本的に全社で、経営者か人事担当者に取材した上で求人情報を載せています。仕事内容だけでなく、どんな人が経営していて、どんな職場なのかまで読んでから応募を決められます。
求人検索は同社グループの「求人ジャーナルネット奈良」につながっていて、雇用形態、勤務地、職種から仕事を探せます。奈良県内で成長している中堅・中小企業を中心に比べたい方、地元で長く働ける会社を探したい方は、ぜひのぞいてみてください。
出典:公式サイト
2.じょぶる奈良

口コミ:じょぶる 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:259,331(2026年10月12日現在)
求人数増減:+36,656(先週比↑up)
【公式サイト】https://be-win.co.jp/
『じょぶる奈良』は、奈良の求人に特化した転職サイトです。2026年9月時点で5,000件を超える求人が載っていて、登録なしでそのまま検索できます。
正社員、契約社員、派遣、パート・アルバイト、業務委託まで扱っており、エリア・職種・雇用形態・こだわり条件から仕事を探せます。靴下やニットの産地として知られる中和地域の繊維、吉野杉の木材加工、機械・金属加工など、奈良のモノづくりの求人も多く並びます。
アドバイザーへの相談から就職後のサポートまで対応しているため、奈良県内で求人を探しつつ、必要に応じて相談したい方におすすめです。家庭の都合で働く時間を調整したい方や、実家の近くで仕事を探したい方にも使いやすいサービスです。
出典:公式サイト
3.ジョブならnet

口コミ:ジョブならnet 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:122(2026年10月12日現在)
求人数増減:-2(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.job-nara.pref.nara.jp/
『ジョブならnet』は、奈良県が運用する就職支援サイトです。窓口は奈良県産業部の「奈良しごとiセンター」が担っています。
県内企業の求人や就職イベント情報など、奈良県への就職活動に役立つ情報を掲載しています。登録事業所は925件(2026年9月25日時点)。新卒だけでなく、一般求職者やパート・アルバイトを探す方も対象です。
立場別に支援情報がまとまっているのが特徴です。学生・若者、女性、外国人、シニア、障がいのある方、再就職を希望する方、UIJターン。それぞれに窓口と制度の入り口が用意されていて、ミドル・シニアの女性向けセミナーや、東京での移住セミナー・相談会といったイベントも告知されています。
UIJターンのページには、移住支援金の案内に加えて、東京のハローワーク飯田橋と大阪のハローワークプラザ難波に置かれた奈良県の地方就職支援コーナーも載っています。県外に住みながら奈良で働きたい方は、大手のエージェントと並行して、ここから県の支援を押さえておいてください。
出典:公式サイト
奈良で転職エージェントを選ぶときの考え方

奈良で転職エージェントを選ぶなら、僕は大阪・京都まで含めて求人を広く見られる大手と、奈良の企業事情に詳しい地元のサービスを組み合わせる方法をおすすめします。
大手だけで探すと、求人の数は多くても、県内の中小企業の雰囲気や採用の背景までは見えにくいことがあります。反対に地元のサービスだけだと、大阪・京都へ通える求人がまるごと抜け落ちます。奈良の場合、この抜け落ちが大きいんです。
奈良は4人に1人が県外で働いている
令和2年国勢調査の奈良県結果を見ると、奈良県に住む15歳以上の就業者のうち27.3%が県外で働いています。全国平均は8.9%。3倍以上です。埼玉県、千葉県に次ぐ全国3番目の高さで、通勤・通学で県外へ出ている約19.5万人のうち、約15.7万人が大阪府へ向かっています。
奈良に住みながら大阪や京都へ通って働くのは、この県ではごく普通の選択肢です。勤務地を奈良県内に限定した瞬間、候補はかなり狭くなります。通勤圏まで含めて探すなら、大阪のおすすめ転職エージェントや京都のおすすめ転職エージェントもあわせて見ておくと、求人の幅と年収の相場を比べやすくなります。
住んでいるエリアで探し方が変わる
同じ奈良県でも、県外で働く人の割合は市町村でまったく違います。同じ調査で見ると、県外就業率がいちばん高いのは生駒市の51.5%で、王寺町41.7%、三郷町40.8%と続きます。一方、天川村は0.3%、上北山村は1.3%、川上村は2.1%と、南部ではほとんどの人が地元で働いています。
- 生駒市・王寺町・三郷町など県北西部:大阪への通勤が当たり前のエリア。大手エージェントで大阪の求人まで並べて比べるのが近道
- 大和郡山市・奈良市・橿原市・天理市:リクルートエージェントの奈良県の求人でも、勤務地として名前がよく並ぶ市(2026年9月時点)。大手で県内の求人を出してもらいつつ、地元のサービスで中小企業も拾う
- 橿原市など県の中部:人材ニュースの地元。取材つきの求人で、地元企業の中身まで見て選べる
- 吉野など南部:県外で働く人はごくわずか。地元の求人サイトとハローワーク、ジョブならnetを中心に探す
担当者に相談するときは「奈良県内で探しています」だけで終わらせず、「近鉄沿線で大阪まで通える範囲」「転勤なしで奈良市内」のように、通勤できる範囲まで具体的に伝えてください。紹介される求人のズレを抑えられます。
何社に登録する?奈良なら大手1~2社と地元1~2社
奈良なら、大手を1~2社、地元のサービスを1~2社の組み合わせが目安です。
1社だけだと、紹介された求人が奈良と大阪を含めた相場のなかでどのくらいの条件なのか判断できません。逆に増やしすぎると、面談日程や連絡のやり取りだけで時間が取られて、肝心の求人比較が後回しになります。複数社で同じ希望条件を伝え、紹介される求人と担当者の相性を比べて、合うところに絞ってください。
奈良に限らず、全国の転職エージェントを年代や目的から比べたい方は、転職エージェントのおすすめ比較ランキングも参考にしてください。
奈良で対面相談できるかで選び分ける
オンラインで十分なのか、一度は直接会いたいのか。登録前に決めておくと選びやすくなります。各社の公式サイトで確認した状況は次のとおりです(2026年9月時点)。
- パソナキャリア:奈良支店が奈良市高天町にあり、近鉄奈良駅西口から徒歩3分
- ワークポート:奈良支社が奈良市林小路町にあり、近鉄奈良駅から徒歩3分
- 奈良しごとiセンター(ジョブならnet):奈良市西木辻町93-6に県の窓口がある
- マイナビ転職エージェント:関西の拠点は大阪支社。奈良からはWeb・電話面談が中心
- リクルートエージェント:関西の拠点は大阪・京都・神戸。奈良からはオンライン・電話で進める
地元企業の社風や職場の雰囲気まで踏み込んで聞きたいなら、1社くらいは対面で会える相手を残しておいた方がいいと思います。大阪へ通う方なら、会社帰りに大阪で面談できる大手を選ぶのも現実的です。
転職エージェントを使わない方がよいケースもある
応募したい企業がすでに決まっている方や、自分のペースで求人を探したい方は、転職エージェントだけに絞らなくても問題ありません。企業HPや転職サイトから直接応募した方が合うケースもあります。
「転職エージェントはやめた方がいい」と言われるのは、希望と違う求人をまとめて紹介された、連絡の頻度が合わなかった、といった担当者との相性の問題であることが多いです。理由ごとの対処法は転職エージェントを使わない方がいいと言われる理由で整理しています。
一方で、書類添削や面接対策、条件交渉を任せたい方は転職エージェント向きです。担当者との相性が合わない場合は、担当変更や別サービスへの切り替えで解決できます。
登録から面談までの流れ

転職エージェントに登録すると、「面談のご案内」という連絡がメールや電話で届きます。その後、担当者と日程を調整し、30~60分ほどの面談で希望条件や職務経験を伝えます。面談後は求人紹介、応募書類の添削、面接対策、内定後の入社時期や年収の調整という流れで進みます。
転職サイトは自分で求人を探すサービスですが、転職エージェントは担当者が間に入り、求人紹介から選考対策まで支援してくれるサービスです。奈良で初めて転職する方や、地元企業の情報を詳しく知りたい方は、早めに相談しておくと動き方が見えやすくなります。
奈良の転職市場|求人が多い業種
奈良の転職市場について
奈良の有効求人倍率
奈良の有効求人倍率は1.23倍(2026年8月)となっており、全国平均である1.18倍を上回っています。(※参考元:奈良労働局)
有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、企業からの求人数(有効求人数)を、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料の1つです。
有効求人倍率 = 企業からの求人数(有効求人数) ÷ ハローワークに登録している求職者の数(有効求職者数)
有効求人倍率は、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数字です。
・有効求人倍率が1を上回る⇒求職者数よりも求人数が多い、比較的就職・転職しやすい
・有効求人倍率が1を下回る⇒求職者数に対し求人数が少ない、競争率が高くなりやすい
※有効求人数はハローワークを通じた求人情報を利用するため、求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれていません。
奈良の平均年収
奈良の平均年収は408万円となっています。男性は469万円、女性は347万円です。(参考元:doda平均年収ランキング最新版)

また、総務省が発表している「消費者物価地域差指数」は、奈良は全国23位となっています。
奈良の新規求人は医療・福祉が4割
奈良労働局の「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」で産業別の新規求人を見ると、全体7,657人のうち最も多いのは医療・福祉の3,210人(41.9%)でした。続く上位は次のとおりです。
- 製造業:868人(11.3%)
- サービス業(他に分類されないもの):680人(8.9%)
- 卸売業・小売業:663人(8.7%)
- 建設業:602人(7.9%)
- 運輸業・郵便業:431人(5.6%)
医療・福祉が4割を占めるのは、奈良のハローワーク求人の大きな特徴です(出典:奈良労働局「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」産業別新規求人数)。事務・営業・技術職で探す方は、県内の求人だけだと選択肢が限られやすいので、大阪・京都の求人も並べて比べてください。
ハローワークの求人は、エージェントが扱う求人とは母集団が違います。それでも、どの業種で採用が動いているかをつかむ目安にはなるので、面談の前に一度見ておくと、担当者の話が頭に入りやすくなります。
奈良の転職で転職エージェントを利用するメリット
1.奈良の企業事情や求人情報を教えてもらえる
転職エージェントを利用すると、転職サイトに掲載されている情報だけでは分からない部分を確認できます。どのエリアにどんな企業が多いのか、いまどの職種の募集が動いているのか、奈良から通いやすい大阪・京都の企業はどこか、といった話です。
奈良には、社名が全国区でなくても待遇の良いメーカーや、大阪に本社を置く企業の県内拠点があります。求人票の会社名だけを眺めていても見分けがつかないので、社内の雰囲気、仕事内容、給与、残業、転勤の有無は担当者へ確認してください。入社後に想像と違った、という失敗を避ける材料になります。
2.奈良の非公開求人を紹介してもらえる
条件の良い求人や、採用人数が限られている求人は、応募が集中しないように非公開で進むことがあります。管理職や専門職、地元企業の後任採用も、公開求人として出にくい種類です。
非公開求人は転職エージェントごとに違います。大手で奈良と大阪・京都の求人を幅広く探しつつ、地元のサービスにも相談しておくと、地元企業の選択肢を増やせます。
3.書類添削や面接対策、年収交渉を任せられる
奈良の企業に応募する場合、「なぜ奈良で働きたいのか」「長く働ける理由はあるか」を見られることがあります。Uターン・Iターン転職では、生活面や通勤面も含めて説明できるようにしておくと、面接で伝わる内容が変わります。担当者に相談しながら、応募先ごとに職務経歴書の見せ方を調整してください。
内定後の年収や入社時期の調整も任せられます。地元企業への応募では、自分から年収交渉を切り出しにくい方もいると思います。希望年収や入社可能日は、面談の段階で担当者に伝えておきましょう。最初に希望を共有しておく方が、紹介される求人とのズレを抑えられます。
ハローワークと奈良県の支援もあわせて使う
奈良の地元企業を広く見るなら、転職エージェントだけに絞らず、公的な窓口も一緒に使ってください。目的が違うだけなので、並行して使って問題ありません。
奈良県内のハローワークは5所
奈良県内のハローワークは、奈良・大和高田・桜井・下市・大和郡山の5所です(奈良労働局「ハローワークと関連機関のご案内」)。地元の中小企業の求人や、未経験歓迎の求人が見つかりやすいのがハローワークの良さです。失業給付の手続きや職業訓練を考えている方もハローワークが窓口です。
気になる求人があれば、転職エージェントにも似た求人がないか聞いて、条件を比べてください。企業ごとの詳しい情報や年収交渉まで任せたいなら、エージェントの方が向いています。
県外から奈良に戻るなら、県の窓口を先に押さえる
県外に住みながら奈良での就職を考えている方は、ジョブならnetのUIJターンのページを先に見ておいてください。移住支援金の案内があり、東京のハローワーク飯田橋と大阪のハローワークプラザ難波には、奈良県の地方就職支援コーナーが置かれています。東京で開かれる移住セミナー・相談会の告知もここに出ます。
移住支援金には、受け取るための要件が決まっています。転職エージェントの担当者はここまで案内してくれないこともあるので、要件はジョブならnetから自分で押さえておいた方がいいです。
奈良の転職エージェントについてよくある質問
奈良でおすすめの転職エージェントはどこですか?
求人を広く見たい方はリクルートエージェントとマイナビ転職エージェント、奈良市内で対面相談したい方や年収を上げたい方はパソナキャリア、IT・メーカー・営業の求人を奈良支社で相談したい方はワークポートです。地元企業を中身まで知って選びたいなら人材ニュース、派遣やパートも含めて県内で探すならじょぶる奈良、UIJターンならジョブならnet。この中から大手1~2社と地元のサービス1~2社を選ぶのが、僕のおすすめです。
転職エージェントを使わない方がいいのはどんな人ですか?
応募したい企業がもう決まっている方と、自分のペースで求人を眺めたい方です。この2つに当てはまるなら、企業HPや転職サイトからの直接応募でも困りません。「やめた方がいい」と言われる理由の多くは担当者との相性で、サービスそのものの評価とは別の話です。合わないと感じたら担当変更を申し出るか、別のサービスを併用してください。よくある不満と避け方は転職エージェントのデメリットと避け方で詳しく書いています。
転職エージェントを使って良かった人はいますか?
僕自身がそうです。リクルートエージェントでは、自分で探していたときには見つからなかった求人に出会えました。奈良の場合は、大阪・京都まで含めた求人を担当者がまとめて出してくれるので、県内だけを自分で探すより比較の幅が大きく広がります。
奈良県の勝ち組企業はどこですか?
企業名のリストを覚えても、あまり意味はありません。奈良には、社名が全国区でなくても待遇の良いメーカーや、大阪に本社を置く企業の県内拠点があり、求人票の会社名だけでは見分けがつかないからです。年収、休日、残業、転勤の有無、通勤時間、仕事内容。この6つを分けて確認した方が、自分にとっての当たりを引きやすくなります。気になる分野があれば「奈良で長く働ける企業を紹介してほしい」と担当者に具体的に伝えてみてください。
奈良で対面相談できる窓口はありますか?
あります。パソナキャリアは近鉄奈良駅西口から徒歩3分、奈良市高天町に奈良支店を置いています。ワークポートも奈良市林小路町に奈良支社があり、近鉄奈良駅から徒歩3分です。公的な窓口なら、ジョブならnetを運営する奈良県産業部の奈良しごとiセンター(奈良市西木辻町93-6)。県外に住んでいる方は、東京のハローワーク飯田橋と大阪のハローワークプラザ難波にある奈良県の地方就職支援コーナーも使えます。
転職エージェントから費用を請求されることはありますか?
原則としてありません。職業安定法第32条の3第2項で、有料職業紹介事業者が求職者から手数料を取ることは禁じられています(厚生労働省令が定める例外を除く)。同法第30条により、有料の職業紹介は厚生労働大臣の許可制で、許可番号は各社のサイトに明記されています。
安心して使えるサービスかどうかも、この許可番号で確かめられます。許可を受けた事業者は、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で社名から検索できます。登録の途中で費用を求められたら、許可番号と、その費用が何の対価なのかをその場で確認してください。
奈良の転職エージェントまとめ
奈良でおすすめの転職エージェントは、この7社です。求人を広く見たい方はリクルートエージェントとマイナビ転職エージェント。奈良市内で直接会って相談したい方や、年収・役職を上げたい方はパソナキャリア。IT・メーカー・営業の求人を奈良支社で相談したい方はワークポート。奈良の地元企業を探したい方は人材ニュースとじょぶる奈良、県外から戻る方や県の支援を使いたい方はジョブならnetです。
奈良は4人に1人が県外で働く県です。まずは大手1~2社で大阪・京都まで含めた求人の幅をつかみ、地元のサービス1~2社で奈良の企業の中身を確かめてください。両方をそろえておくと、通勤か地元かの判断を、求人を並べて比べた上で下せます。
参考になれば幸いです。
執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

