
IT転職サイトは、求人の数より「どのサイトがどんな求人を持っているか」で結果が変わります。開発、インフラ、社内SE、上流、ゲーム、フリーランス。同じ「IT求人が多い」サイトでも、得意な領域はまるで違います。
先に結論を書きます。IT・Webの実務経験があるなら、IT特化型のエージェントを1~2社、求人の量を見るための大手総合型を1社、年収の相場を知るためのスカウト型を1社。この組み合わせがいちばんムダがありません。
僕なら、次のサービスから当たります。
- IT・Webの実務経験がある方:レバテックキャリアとGeekly
- 求人の量や、地方・大手企業の求人まで見たい方:リクルートエージェントIT
- 自分で求人を検索して応募したい方:GreenとdodaエンジニアIT
- いまの経験にいくら付くかを知りたい方:転職ドラフトとビズリーチ
- 未経験からIT業界を目指す方:はじめてのエンジニアとユニゾンキャリア
僕(moto)は転職を7回、8社を経験してきました。この記事では、エンジニアやIT職の経験を活かして転職したい方に向けて、IT転職サイト26社をタイプ別、職種別、企業タイプ別、年代別に比較します。未経験からIT業界を目指す方は、未経験向けのIT転職サイトから読んでください。
経済産業省の資料「IT分野について」では、IT人材の不足が2030年に約79万人まで広がる可能性が示されています。ただ、業界全体に需要があることと、あなたの転職で年収や働き方が良くなることは別の話です。
厚生労働省の令和6年雇用動向調査によると、転職入職者のうち前職より賃金が「増加」した人の割合は40.5%でした。裏を返せば、約6割は増えていません。IT転職でも、年収だけでなく担当業務や開発環境、評価制度まで見て判断してください。
IT転職サイトおすすめ比較一覧
IT転職サイト26社をタイプ別に並べた比較表です。タイプと対象を見て、自分に近いものを2~3社に絞ってください。サービス名をタップすると各社の解説へ移動します。求人数や実績は変わるので、登録前に公式サイトで最新の情報を見ておきましょう。
| サービス名 | タイプ | 向いている方 | 確認したいポイント |
|---|---|---|---|
| レバテックキャリア | エージェント型 | ITエンジニア経験者 | 開発環境、担当工程、年収レンジ |
| Geekly | エージェント型 | IT・Web・ゲーム業界で転職したい方 | 職種ごとの求人傾向、選考スピード |
| リクルートエージェントIT | エージェント型 | 求人数を広く見たい方 | IT専門求人と総合求人の違い |
| マイナビ転職 ITエージェント | エージェント型 | 若手や初めてのIT転職 | 応募書類、面接対策、未経験求人 |
| メイテックネクスト | エージェント型 | メーカー・製造業の技術職も見たい方 | 扱う製品、担当工程、勤務地 |
| ワークポート | エージェント型 | 未経験や開発系求人を見たい方 | 研修、配属先、最初の業務 |
| アイデアキャリア | エージェント型 | AI・IT領域で経験を活かしたい方 | 開発体制、リリース頻度、評価の仕組み |
| dodaエンジニアIT | 求人検索・エージェント併用型 | 自分で探しつつ相談もしたい方 | 同じ職種での年収レンジの差 |
| Green | 求人検索・スカウト型 | 企業と直接やり取りしたい方 | 企業情報、スカウト内容、面談で聞く項目 |
| 転職ドラフト | スカウト型 | 年収提示付きの指名を見たい方 | 提示年収、担当業務、評価制度 |
| paiza | スキルチェック型 | 実装力を見せたい方 | スキルランク、応募可能求人、学習状況 |
| Forkwell | スカウト型 | ポートフォリオを見てもらいたい方 | プロフィール、成果物、スカウトの具体性 |
| キッカケエージェント | エージェント型 | 中長期のキャリアを相談したい方 | 志向と開発環境の相性、次に伸ばす技術 |
| テックゴー | エージェント型 | 年収アップを狙う経験者 | 役割期待、残業代の扱い、評価基準 |
| Findy | スカウト型 | GitHubや技術発信を評価してほしい方 | 技術力の見せ方、企業との相性 |
| ユニゾンキャリア | エージェント型 | 未経験・第二新卒でIT業界を目指す方 | 研修期間、配属後の業務、職種の違い |
| Direct type | スカウト型 | 自分のペースで進めたい方 | スカウトに書かれた技術要件 |
| TechStars Agent | エージェント型 | IT・Web・ゲーム業界で相談したい方 | チーム体制、評価制度、避けたい環境 |
| リーベル | エージェント型 | SIer・ITコンサルを目指す経験者 | 要件定義、顧客折衝、プロジェクト管理の経験 |
| ビズリーチ | ハイクラス・スカウト型 | 高年収や管理職候補を見たい方 | 役割期待、責任範囲、年収条件 |
| はじめてのエンジニア | エージェント型(未経験特化) | 非IT職からエンジニアを目指す方 | 応募できる求人、選考で見られる準備 |
| ウズカレIT | 学習・転職支援型 | 学習から相談したい未経験の方 | 料金、学習期間、途中でやめた場合の条件 |
| テックゲート転職 | エージェント型(未経験相談) | 長期の職種選びから考えたい方 | 応募求人の業務内容、教育体制 |
| Midworks | フリーランス向け | 独立後の保障も確認したい方 | 保障条件、単価、支払いサイト |
| レバテックフリーランス | フリーランス向け | 高単価案件を比較したい方 | 案件単価、商流、契約更新 |
| ITプロパートナーズ | フリーランス向け | 週2~3日案件を見たい方 | 稼働日数、リモート可否、稼働時間帯 |
IT転職サイトの選び方|IT特化型・総合型・スカウト型の違い
IT転職サイトは、担当者が求人を紹介するエージェント型、自分で探して企業とやり取りする求人検索・スカウト型、業務委託の案件を扱うフリーランス向けの3つに分かれます。エージェント型はさらに、IT職種だけを扱うIT特化型と、全業界を扱う大手総合型に分かれます。
ここを決めずに登録すると、似たサイトが増えるだけで比べる材料になりません。迷ったら、IT特化型のエージェントを1社と、スカウト型を1社から始めてください。紹介される求人が薄いと感じたら、そこで総合型を足せば十分です。
IT特化型エージェント|技術の話が通じる担当者に任せる
担当者と面談したうえで、次の5つをまとめて任せられるタイプです。
- 求人紹介
- 書類添削
- 面接対策
- 日程調整
- 年収交渉
IT特化型の強みは、言語や担当工程を伝えたときに話が早いことです。初回面談で「いま使っている言語と担当工程」を伝えて、返ってきた求人がズレていたら、そのエージェントの得意領域は別のところにあるので、1社目の面談で見切ってかまいません。
大手総合型|求人の量と地方・大手企業の求人を見る
リクルートエージェントやdodaのような大手総合型は、IT特化型に載っていない求人を拾う役です。首都圏以外の求人、事業会社の社内SE、大手メーカーの情報システム部門は、総合型にしか出ていないこともあります。
IT特化型と総合型を並べると、同じ経験でも提示される年収レンジが違うことが分かるので、どちらか一方だけで判断しないためにも1社ずつ持っておくのが僕のおすすめです。
求人検索・スカウト型|自分の経験にいくら付くかを知る
プロフィールを登録して、自分で検索するか、企業からのスカウトを待つタイプで、転職時期がまだ決まっていない方や、いまの市場で自分の経験がどう評価されるかを知りたい方に向いています。
スカウトが届いたら、数より中身を見てください。企業がどの経験を見て声をかけたのかが書かれているスカウトほど、面談で具体的な話ができます。
フリーランス向け|正社員の年収と案件単価を並べる
正社員以外の選択肢も見るなら、フリーランス向けのエージェントを1社見ておくと相場が分かります。同じ経験で、正社員の年収と業務委託の月額単価を並べられるからです。見るポイントは正社員向けと違うので、フリーランスエンジニアに強いIT転職サイトでまとめています。
何社まで登録すればいいか
登録は2~4社で十分だと思います。数を増やすほど多くの求人は見られますが、連絡と日程調整に時間を取られて、1社ごとの面談準備が雑になりがちです。現職がある方なら、実際に選考を進められるのは同時に3~5社くらいまでです。
同じ企業へ複数のサービスから応募すると企業側で重複するので、応募先はメモしておいてください。IT以外の求人も並べて見たい方は『転職サイトおすすめ比較ランキング』も参考にしてください。
IT転職サイトおすすめランキング20選
ここからはIT・エンジニア向けの転職サイトとエージェントを順に紹介します。上から全部に登録する必要はありません。経験者向けか、スカウト型か、エージェント型かを見て、自分の状況に近いものから当たるのが近道です。
1:レバテックキャリア|ITエンジニア経験者向けの専門エージェント

口コミ:レバテックキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:55,840(2026年10月12日現在)
求人数増減:+198(先週比↑up)
【公式サイト】https://career.levtech.jp/
『レバテックキャリア』は、ITエンジニアやWeb系職種の経験者に向いた転職エージェントで、開発言語、フレームワーク、クラウド、開発体制まで条件を細かく指定して求人を探せます。
職務経歴書だけでなく、ポートフォリオやGitHubの見せ方まで相談できるのが強みです。IT・Web領域で実務経験があって、年収や担当工程を上げたい方にぴったりなので、経験者で1社目に迷ったらまずここから登録してください。
出典:公式サイト
2:Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界に特化したエージェント

口コミ:Geekly(ギークリー) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:34,877(2026年10月12日現在)
求人数増減:-162(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/
『Geekly』は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。開発、インフラ、ゲーム、Webマーケティング、クリエイティブ職まで、IT業界の中で職種を広げて探したい方に合います。
希望条件に加えて、経験職種や次に伸ばしたい領域をもとに求人を提案してくれるので、選考のスピードを重視する方や、職種をまたいで求人をまとめて比べたい方は、ぜひ登録しておきましょう。
出典:公式サイト
3:リクルートエージェントIT|求人数を広く見たい方向けの大手エージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:820,000(2026年10月12日現在)
求人数増減:+20,000(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
『リクルートエージェント』は、IT職種を含む求人を幅広く扱う転職エージェントです。プログラマー、社内SE、品質管理、テクニカルサポート、組込み・制御エンジニアまで、職種を広げて比較できます。
SIer、事業会社、大手企業も候補に入れたい方や、地方でIT求人を探したい方に向いています。専門型と並べると同じ経験でも年収レンジの違いが見えるので、求人の量を確かめる1社として並行して使ってください。
出典:公式サイト
4:マイナビ転職 ITエージェント|若手や初めてのIT転職を相談したい方向け

口コミ:マイナビ転職 ITエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/it/
『マイナビ転職 ITエージェント』は、IT・WebエンジニアやITコンサルタント、社内SEなどの求人を扱う転職エージェントです。若手や初めての転職で、応募書類や面接対策から相談したい方に向いています。
大手からベンチャーまで求人の幅があり、キャリアアドバイザーに希望条件を伝えながら応募先を整理できるので、20代でIT職の経験を活かしたい方の最初の1社として使いやすいサービスです。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
5:メイテックネクスト|メーカー・製造業の技術職に強い

口コミ:メイテックネクスト 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:10,922(2026年10月12日現在)
求人数増減:-130(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.m-next.jp/
『メイテックネクスト』は、製造業、メーカー、ハードウェア領域のエンジニア転職に強いエージェントです。ITだけでなく、電気・電子、半導体、機械、組込みなどの技術職も候補に入れたい方に向いています。
同じ「開発」でも、量産設計と先行開発では求められる経験がまるで違うので、担当者には扱う製品や担当工程、研究開発寄りか量産寄りかまで伝えておくと紹介がぶれません。Web系だけでなくメーカーの開発環境も見たい方は、登録しておくといいと思います。
出典:公式サイト
6:ワークポート|未経験や開発系求人を相談しやすい総合型

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:135,286(2026年10月12日現在)
求人数増減:-943(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
『ワークポート』は、IT・Web・ゲーム業界の求人を扱う総合型の転職エージェントです。開発系求人を広く見たい方や、未経験からIT業界を目指す方に向いています。
全国に拠点があって首都圏以外の求人も相談できるうえ、職種の選び方から一緒に考えてもらえるので、IT業界での次の一歩を広く探したい方に合うサービスです。
出典:公式サイト
7:アイデアキャリア(旧クラウドリンク)|AIエンジニア・ITエンジニア向けの専門エージェント

口コミ:アイデアキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:10,000(2026年10月12日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://jobs.aidea-career.co.jp/
『アイデアキャリア』は、AIエンジニアとIT・機電領域のエンジニアに特化した転職エージェントで、AIに関わる仕事へ進みたい方や、いまの開発経験を次の職場でしっかり活かしたい方は候補に入れてください。
年収や休日数、労働環境を審査して通過した求人だけを扱っていて、専任のアドバイザーに書類添削から面接対策、条件交渉まで任せられます。面談で開発体制やリリース頻度、評価の仕組みまで聞いておくと求人を比べやすいので、AI・IT領域で経験を活かせる職場を探す方は登録しておきましょう。
出典:公式サイト
8:dodaエンジニアIT|求人検索とエージェント相談を併用できる

『doda』は、求人検索、スカウト、エージェント相談をまとめて使える転職サービスです。IT・Webエンジニア向けの求人が多く、経験者向けから未経験寄りの求人まで比較できます。
自分で求人を探しつつ、必要なときだけ担当者へ相談したい方に向いていて、IT特化型と併用すると、同じ職種でも年収レンジや働き方にどれくらい差が出るかが見えてきます。
出典:公式サイト
9:転職サイトGreen|IT・Web企業と直接やり取りできる

口コミ:転職サイトGreen 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://www.green-japan.com/
『Green』は、IT・Web業界の企業と直接やり取りできる転職サイトです。エンジニア、デザイナー、IT営業、マーケティングなど、IT企業の求人を自分で探したい方に向いています。
企業ページに事業内容、社員インタビュー、オフィス写真が載っているので、応募前に社内の雰囲気を掴みやすいのが特徴で、スカウトが届いたらどの経験に関心を持ったのか、担当予定の業務は何かを企業へ直接聞いてみてください。
出典:公式サイト
10:転職ドラフト|年収提示付きの指名を受けられる

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おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://job-draft.jp/
『転職ドラフト』は、企業から年収提示付きの指名を受けられるエンジニア向け転職サイトです。自分の市場価値を数字で知りたい方や、年収交渉の前に客観的な提示額を見たい方に向いています。
登録した内容は企業に見られるので、プロフィールには次の項目を具体的に書いてください。
- 担当した範囲
- 出した成果
- 技術スタック
- チーム規模
転職する気がまだ固まっていない段階でも、提示額を見ておくと現職の評価が妥当かどうかを判断できます。
出典:公式サイト
11:paiza(パイザ)|コーディングテストで実力を示せる

口コミ:paiza(パイザ) 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:4,693(2026年10月12日現在)
求人数増減:-55(先週比↓down)
【公式サイト】https://paiza.jp/
『paiza』は、オンラインのコーディングテストを通じて実力を企業に示せる転職サービスです。職務経歴書だけでは伝わりにくい実装力を見てもらいたい方に向いています。
まずスキルチェックを受けると、自分のランクでどんな企業に応募できるのかが分かるので、書類より手を動かして評価されたい方は、腕試しのつもりで登録してみてください。
出典:公式サイト
12:Forkwell(フォークウェル)|ポートフォリオを見てもらいたい方向け

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://forkwell.com/
『Forkwell』は、ITエンジニア向けの転職・スカウトサービスです。経歴、作品、成果物をまとめて、企業に技術力や志向を見てもらいたい方に向いています。
担当したシステムの規模、使用技術、改善した指標、設計やコードレビューの経験まで書いておくと、企業側があなたに任せられる範囲を具体的に想像できます。プロフィールを作り込むほどスカウトの質が上がるサービスです。
出典:公式サイト
13:キッカケエージェント|中長期のキャリア相談をしたい方向け

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:18,033(2026年10月12日現在)
求人数増減:+1,085(先週比↑up)
【公式サイト】https://kikkakeagent.co.jp/
『キッカケエージェント』は、ITエンジニアに特化した転職サービスで、すぐに応募先を決めるより、いまの経験をどう伸ばすか、どの職種へ進むかを相談したい方に向いています。
本人の志向と企業の開発環境が合うかを重視してくれるので、面談では希望年収に加えて、次に伸ばしたい技術やマネジメント志向まで伝えてください。数を打つより、納得できる1社を選びたい方に合います。
出典:公式サイト
14:テックゴー|年収アップを狙う経験者向け

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:10,000件以上(2026年10月12日現在)
【公式サイト】https://tech-go.jp/
『テックゴー』は、年収アップや選考対策を重視するエンジニア向け転職エージェントです。短期間で選考を進めたい経験者や、面接対策を受けたい方に向いています。
高年収求人を見るときに提示額と一緒に求められる役割や評価基準まで聞いておけば、入社後の期待値まで納得したうえで選考に進めるので、年収を上げたい経験者に合うエージェントです。
出典:公式サイト
15:Findy|GitHub連携で技術力を示せる

『Findy(ファインディ)』は、GitHub連携などを通じてエンジニアの技術力を可視化する転職サービスで、OSS活動、個人開発、技術発信を企業に見てもらいたい方に向いています。
スカウト型なので、プロフィールの作り込みがそのまま結果につながります。業務での成果に加えて、設計から運用のどこを担当したのかまで書いておくと、企業側があなたに任せられる範囲を判断しやすくなります。
出典:公式サイト
16:ユニゾンキャリア|未経験・第二新卒のIT転職に強い

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:5,000件以上(2026年10月12日現在)
【公式サイト】https://unison-career.jp/
『ユニゾンキャリア』は、IT業界未経験者や第二新卒の支援に特化した転職エージェントです。初めてIT業界を目指す方や、学習内容から相談したい方に向いています。
開発職を目指すのか、インフラ職から始めるのかで、準備すべき内容が変わりますが、職種の違いから整理してもらえるので、IT業界の入口で迷っている方におすすめです。
出典:公式サイト
17:Direct type|企業と直接やり取りできるスカウト型

『Direct type』は、エンジニア向けのスカウト型転職サイトです。企業からのスカウトを受けながら、自分のペースで転職活動を進めたい方に向いています。
スカウト文に担当業務や技術要件が書かれていれば、そのままカジュアル面談で深掘りできます。忙しい現職のうちから、声をかけてくる企業を見ておきたい方に合います。
出典:公式サイト
18:TechStars Agent|IT・Web・ゲーム業界の相談に強い

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:34,000件以上(2026年10月12日現在)
【公式サイト】https://branding-career.co.jp/tech-stars/
『TechStars Agent(テックスターズエージェント)』は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、技術職やプロダクト開発に理解のある担当者へ相談したい方に向いています。
面談では、現職で使っている技術、担当工程、次に避けたい環境を具体的に伝えてください。「避けたい環境」を先に言っておくと、紹介の精度が上がります。
出典:公式サイト
19:リーベル|SIer・ITコンサルを目指す経験者向け

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://www.liber.co.jp/
『リーベル(Liber)』は、IT業界に特化した転職エージェントです。大手SIer、ITコンサル、メガベンチャーなどを目指す中堅以上のエンジニアに向いています。
上流工程やコンサル寄りの求人では、要件定義、顧客折衝、プロジェクト管理の経験まで見られるので、これまでの担当範囲を書き出してから面談に臨むと、上流へのキャリアアップを具体的に相談できます。
出典:公式サイト
20:ビズリーチ×IT|ハイクラス求人やスカウトを見たい方向け

口コミ:ビズリーチ 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:247,299(2026年10月12日現在)
求人数増減:-999(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
『ビズリーチ』は、ハイクラス求人やスカウトを見たいエンジニアに向いた転職サイトです。テックリード、EM、PdM、SRE、セキュリティ、データサイエンスなど、専門性の高いポジションを探すときに使えます。
スカウトを増やしたいなら、プロフィールに書く内容はここまで具体化してください。
- 担当プロダクトと開発規模
- 追った成果指標
- マネジメント経験
- 技術選定に関わった範囲
IT以外の職種も含めてハイクラス求人を見たい方は『ハイクラス転職サイト・エージェントおすすめ』も参考にしてください。
出典:公式サイト
未経験におすすめのIT転職サイト
未経験からIT業界を目指す場合、見るべきは求人の数ではなく、育成体制と最初に任される業務です。研修期間の長さ、配属先、客先常駐の有無、入社1年目に触る技術。ここを担当者に聞いて、答えが具体的に返ってくる求人を選んでください。
未経験の場合は、求人検索型のサイトだけで進めるより、エージェント型を1社入れておいた方が早いと思います。研修の中身や配属先は求人票に書かれていないことが多く、担当者から企業へ聞いてもらえば、応募する前に答えが手に入るからです。
職種の選び方や学習の進め方まで詳しく知りたい方は『未経験者におすすめのIT転職サイト・エージェント10選』をご覧ください。社会人経験が数年ある方は『第二新卒におすすめの転職サイト』もあわせて見ておくと、IT以外の選択肢と並べて比べられます。
1:はじめてのエンジニア|非IT職からのエンジニア転職に特化

口コミ:はじめてのエンジニア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://hajien.jp/
『はじめてのエンジニア』は、未経験のエンジニア転職に特化した転職エージェントで、非IT職からエンジニアを目指す方が、いま応募できる求人と、選考に向けた準備をまとめて相談できます。
開発職を目指す場合は、学習した内容や成果物を見せられる状態にしておきましょう。職種を変えて一歩目を踏み出したい方に向いたサービスです。
出典:公式サイト
2:ユニゾンキャリア|第二新卒や未経験のIT転職に強い

口コミ:ユニゾンキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:5,000件以上(2026年10月12日現在)
【公式サイト】https://unison-career.jp/
『ユニゾンキャリア』は、IT業界未経験者や第二新卒の転職支援に特化したエージェントです。IT業界の職種がまだ整理できていない方も、開発、インフラ、社内SEなどの違いから相談できます。
入社後にどの技術を学べるか、どの工程を任されるかまで一緒に見てもらえるので、1社目から次のキャリアにつながる職場を選びたい方におすすめです。
出典:公式サイト
3:ウズカレIT|学習と転職支援をまとめて受けたい方向け

『ウズカレIT』は、未経験からITエンジニアを目指す方向けの学習・転職支援サービスで、インフラ系の基礎から学びたい方や、独学だけでは応募準備に不安がある方に向いています。
学習内容が志望職種につながるかを見ながら、紹介される求人や学習期間を確かめておきましょう。学ぶところから転職までを1か所で進めたい方に合います。
出典:公式サイト
4:テックゲート転職|技術的な視点でキャリア相談を受けたい方向け

『テックゲート転職』は、未経験のエンジニア転職を相談できる転職エージェントで、Web開発やプログラミングを含め、長期的にどの職種を目指すか整理したい方に向いています。
ポートフォリオ、GitHub、学習履歴を用意しておくと話が早く進むので、応募できる求人の業務内容と入社後の教育体制を聞きながら、目指す職種を固めていきましょう。
出典:公式サイト
フリーランスエンジニアに強いIT転職サイト
フリーランス向けサービスは、正社員向けの転職サイトとは見るポイントが違います。案件を比べるときは、次の項目を並べてください。
- 案件単価
- 支払いサイト
- 稼働日数
- リモート可否
- 契約更新の見込み
- 福利厚生の範囲
単価の高さだけで決めると、支払いサイトが長い案件で資金繰りが苦しくなることがあります。月額の額面より、いつ入金されるか。ここは最初の面談で必ず聞いてください。
1:Midworks|保障制度も確認したいフリーランス向け

『Midworks』は、フリーランスエンジニア向けの案件紹介サービスで、独立したいけれど案件が途切れたときの保障や福利厚生も確認したい方に向いています。
保障制度の対象範囲や契約更新の見込みまで面談で聞いておけるので、正社員から独立へ踏み出すときの安心材料を持ちたい方に合うサービスです。
出典:公式サイト
2:レバテックフリーランス|高単価案件を比較したい方向け

『レバテックフリーランス』は、ITフリーランス向けの案件紹介サービスです。開発、インフラ、PM、ITコンサルなどの案件を見たい方に向いています。
単価が高い案件ほど求められる役割も重くなるので、スキル要件、稼働時間、契約更新の見込みまで見て応募先を選んでください。経験を単価に変えたい方が、相場を知る1社目として使いやすいサービスです。
出典:公式サイト
3:ITプロパートナーズ|週2~3日案件を見たい方向け

『ITプロパートナーズ』は、週2~3日稼働やリモート案件を探したいフリーランスエンジニア向けのサービスで、副業や複数案件を組み合わせたい方にも向いています。
稼働日数が少ない案件は、自走できる即戦力が求められることが多いので、担当工程やコミュニケーション頻度、稼働時間帯を事前に聞いておけば、自分の働き方に合う案件を選べます。
出典:公式サイト
【職種別】IT転職サイトの選び方
IT転職は、職種が変われば強いサービスも変わります。同じ「エンジニア求人が多い」サイトでも、開発に厚いところ、インフラに厚いところ、上流に厚いところがあるので、職種名だけでなく担当工程や開発体制まで見て選んでください。
SE・システムエンジニア
SEを目指すなら、リクルートエージェントIT、リーベル、TechStars Agentあたりで求人の幅を見てください。SEという呼び方は会社によって指す範囲が違い、要件定義と設計が中心の求人もあれば、実装とテストが中心の求人もあります。
面談で確かめたいのは、上流のどこまで任されるかです。顧客と直接話すのか、プライムなのか下請けなのか。ここで働き方がまるで変わります。
社内SE・情報システム
社内SEや情シスを狙うなら、アイデアキャリア、リクルートエージェントIT、社内SE転職ナビが候補です。客先常駐から事業会社へ移りたい場合は、社内システムの範囲とベンダー管理の有無を確認しましょう。
社内SEは応募が集中しやすい職種で、募集が出てから経歴を書き始めると先に枠が埋まることがあるので、経歴の登録だけは先に済ませておいてください。また、社内SEには開発をしないポジションも多くあります。自分で手を動かしたいのか、ベンダーをまとめる側に回りたいのか。ここを先に決めてから相談すると、紹介がぶれません。
Webエンジニア(フロントエンド・バックエンド)
Webアプリやモバイルアプリの開発求人を探すなら、レバテックキャリア、Green、paiza、Forkwellが候補になります。実装力で見てもらいたいならpaiza、成果物で見てもらいたいならForkwellやFindy、という使い分けです。
求人票では、言語だけでなく、設計、実装、テスト、運用のどこまで任されるかを確認してください。「モダンな技術を使っています」と書いてあっても、実際には新規案件の一部だけということもあります。
インフラ・クラウドエンジニア
インフラやクラウド系なら、レバテックキャリア、ワークポート、TechClipsなどで求人を比べてください。サーバー、ネットワーク、AWS、Azure、GCPのうち、どの領域を担当する求人なのかを見ておきましょう。
求人票に「クラウド案件あり」と書かれていても、実態は既存環境の運用と監視だけのこともあります。構築か、運用か、移行か。この区別を面談で確かめてください。ここを聞かずに入ると、経歴書に書ける経験が増えないまま数年が過ぎます。
ネットワーク・セキュリティエンジニア
ネットワークやセキュリティは、ビズリーチやレバテックキャリアのように上流ポジションを扱うサービスで探すと、役割の違いが見えやすくなります。監視・運用の求人と、設計・診断・インシデント対応の求人では、求められる経験が別物だからです。
セキュリティ職はとくに幅が広い分野です。SOCで検知を回す仕事なのか、脆弱性診断なのか、社内のルールを整える側なのか。求人票の職種名だけでは判断できないので、担当する業務を面談で言葉にしてもらってください。
データエンジニア・データサイエンティスト
データ基盤や機械学習の求人は数が絞られるので、ビズリーチのようなスカウト型と、レバテックキャリアのような専門型を並行して見るのが早いです。転職ドラフトで提示額を見ておくと、いまの経験にいくら付くのかも分かります。
この領域は、求人票の肩書と実際の仕事が離れやすいところです。分析基盤の構築が中心なのか、モデルを作る仕事なのか、社内向けの集計とレポートが中心なのか。入社後の1年で何を触るのかまで聞いてから決めてください。
組込み・制御エンジニア(メーカー系)
組込みや制御なら、メイテックネクストが軸になります。Web系のサービスでは扱いが薄い領域で、電気・電子、半導体、機械まで含めて相談できるのが強みです。リクルートエージェントITを併用すると、事業会社側の求人も並べられます。
確認したいのは量産設計と先行開発のどちらに配属されるかで、同じ製品でも担当する工程が違えば身につく経験が変わります。勤務地が工場か開発拠点かも、入社前に確かめておいてください。
ゲーム・クリエイター職
ゲームエンジニア、デザイナー、Webクリエイターを目指す方は、Geekly、マイナビクリエイター、G-JOBエージェント、R-Stoneなどを見てください。ポートフォリオの提出を求められることが多いので、作品の狙いと担当範囲を説明できる状態にしておきましょう。
ゲーム業界は、コンシューマ、スマホ、受託開発でプロジェクトの回り方が違います。開発規模、使用エンジン、プロジェクトの残り期間。この3つを聞くと、入社直後に何をやるのかが見えてきます。
PM・ITコンサルタント
プロジェクトマネージャーやITコンサルを目指すなら、リーベルとビズリーチが中心になります。技術力より、要件定義、顧客折衝、予算とスケジュールの管理経験が見られる領域です。
コンサルファーム側も候補に入れるなら『コンサル転職エージェントおすすめ』も見ておくと、IT領域以外のファームまで含めて比べられます。エンジニアからの転身では、どの規模のプロジェクトで、どこまでの意思決定に関わったかが評価の軸になります。
【企業タイプ別】自社開発・SIer・SES・ベンチャーで見るサイトが変わる
職種と同じくらい効くのが、どんな会社に行くかです。同じバックエンドエンジニアでも、事業会社、SIer、SES、スタートアップでは、任される範囲も評価のされ方も違います。
いまの会社に何が足りないのかを先に言葉にしてください。技術なのか、裁量なのか、年収なのか、働き方なのか。それによって、狙う企業タイプが変わります。
自社開発の事業会社を狙う
自社プロダクトを持つ事業会社を狙うなら、Green、Findy、Forkwellが向いています。企業ページや技術ブログから、入社後の開発の様子を想像しやすいからです。AIに関わるプロダクト開発へ進みたい方は、アイデアキャリアにも相談してみてください。
ただ「自社開発」という言葉は、そのままでは判断材料になりません。自社サービスを持っていても開発の主要部分を外注していて、社内のエンジニアはベンダー管理と要件整理が中心という会社もあります。誰がコードを書いているのか。ここは遠慮せずに聞いてください。
SIer・受託開発を狙う
大手SIerやITコンサルを目指すなら、リーベルとリクルートエージェントITが中心です。上流工程の経験を積みたい方、大規模システムに関わりたい方、勤務地や雇用の安定を重視する方には現実的な選択肢になります。
見るべきは、プライムなのか二次請け以降なのかです。同じSIerでも、顧客と直接要件を詰める立場か、決まった仕様を実装する立場かで、身につく経験がまるで違います。担当する案件の商流を面談で確かめてください。
SES・客先常駐から抜けたい
いまSESで働いていて、配属先が選べない状況を変えたいなら、狙い先は社内SEか自社開発です。レバテックキャリアで求人を見つつ、転職ドラフトで自分の経験にいくら付くのかを確かめると、動く判断がしやすくなります。AI領域へ軸足を移したい方は、アイデアキャリアも候補に入れてください。
選考で効くのは、常駐先での経験を自分の言葉で説明できるかです。プロジェクト名を並べるだけでは伝わりません。どの課題に対して、自分がどこまで決めて、何が改善したのか。ここを1つでも具体的に書けると、書類の通り方が変わります。
もうひとつ気をつけたいのが、転職先もSESだったというケースです。求人票に「自社開発あり」と書かれていても、配属が客先になることはあります。配属先が入社時点で決まっているかを、必ず内定前に確認してください。
ベンチャー・スタートアップを狙う
ベンチャーやスタートアップを見るなら、GreenとFindyが使いやすいです。カジュアル面談から入れるので、選考に乗る前に事業の状況と開発体制を聞けます。
年収は下がることもありますが、そのぶん裁量が大きく、技術選定に関われる範囲も広がるのがこの選択です。確かめたいのは、資金調達の状況、エンジニアの人数、ストックオプションの条件。とくにストックオプションは、行使できる条件まで書面で見せてもらってください。口頭の説明だけで判断しない方がいいです。
【年代別】IT転職サイトの選び方
同じIT転職でも、20代と40代では企業が見るポイントが変わります。若いうちは伸びしろ、年齢が上がるほど担当範囲と再現性です。使うサービスも、それに合わせて変えた方がいいです。
20代・第二新卒のIT転職
20代は、ポテンシャル採用の選択肢がいちばん広い時期です。実務経験があるなら、レバテックキャリア、Geekly、マイナビ転職 ITエージェントあたりで求人の相場を見ておきましょう。未経験からなら、ユニゾンキャリアやはじめてのエンジニアで、いま応募できる求人を確認してください。
この年代で気をつけたいのは、目先の年収より入社後に触れる技術です。1社目で運用・監視しか任されないと、2社目の選択肢が狭まります。IT以外も含めて求人を見たい方は『20代におすすめの転職サイト』も参考にしてください。
30代のIT転職
30代は、実務経験がそのまま評価に直結します。使う言語やフレームワークより、どの規模のシステムで、どこまでの工程を任されたか。ここが見られます。
レバテックキャリアやリーベルのような専門型で年収レンジを確かめ、転職ドラフトやビズリーチで実際の提示額を見ておくと、交渉の基準ができます。この年代はマネジメントへ寄るか、技術で深めるかの分かれ道でもあるので、どちらを選ぶかを面談で伝えてください。IT以外の業界も検討している方は『30代におすすめの転職サイト』もあわせて見てください。
40代以降のIT転職
40代以降は、求人数そのものは減ります。ただ、マネジメント、アーキテクチャ設計、セキュリティ、社内SEのように、積んだ経験の厚みがそのまま評価につながるポジションは確実に残っています。プレイヤーとして戻るのか、まとめる側に回るのか。先に決めてから相談した方が話が早いです。
ビズリーチやリーベル、メイテックネクストのように、上流やマネジメント層の求人を扱うサービスを軸にしてください。年代別の求人事情は『40代におすすめの転職サイト』でも解説しています。
IT転職で後悔しないために求人票と面談で確かめること
IT業界は人手が足りないので、動けば内定は出やすいです。ただ、内定の出やすさと入ってからの満足度は別物で、使う技術も年収の中身も、求人票だけでは分かりません。応募前と面談で確かめたい点をまとめます。
技術スタックは「求人票の理想」と「実際に使う技術」を分けて聞く
求人票の技術スタックは、いま使っている技術と、これから使いたい技術が混ざっていることがあります。名前が並んでいても、一部の部署だけで導入している段階かもしれません。
面談では「現在のメイン言語」「開発チームの人数」「コードレビューの有無」「CI/CDの整備状況」を聞いてください。答えが具体的に返ってくるほど、現場の話がそのまま出ている証拠です。
年収は等級・評価・固定残業代とセットで見る
提示年収だけを見て決めると、入社後に違和感が出ます。同じ600万円でも、固定残業代が45時間ぶん含まれる会社と、残業代が全額別で出る会社では手取りも働き方も変わります。
確かめたいのは「上限年収はどんな経験の人に出るのか」「昇給と昇格は何で決まるのか」「評価は誰が行うのか」の3つです。裁量労働制の対象か、賞与とストックオプションの条件がどうなっているかも、内定を承諾する前に聞いておきましょう。求人検索型やスカウト型ではこの交渉を自分でやることになるので、慣れていない方はエージェント型も1社使ってください。
スカウトは「どの経験を見て声をかけたか」で選別する
エンジニアには多くのスカウトが届きますが、すべてが経歴を読んだうえで送られたものとは限りません。テンプレートに近い文面や、技術要件が曖昧なオファーも混ざります。
返信する前に「どの経験に関心を持ってもらえたのか」「どのプロジェクトを任せたいのか」「選考前に現場の話を聞けるか」を投げてみてください。返ってくる文章の具体性が、そのまま企業の採用への本気度です。数を見るのではなく、1通の中身を見ましょう。
「やめとけ」と言われるIT求人に共通すること
IT転職で後悔したという声の多くは、業界そのものではなく求人の選び方に原因があります。僕が見てきた範囲で共通しているのは、次のような求人です。
【入社前に確かめたい5点】
1. 配属先とプロジェクトが入社時点で決まっていない
2. 「開発もできます」と言うが、実際の業務は運用・監視が中心
3. 研修の内容と期間、その後の配属先を説明してもらえない
4. 提示年収に固定残業代が何時間ぶん含まれるか書かれていない
5. 評価が誰の判断で、何を基準に決まるのか答えが出てこない
どれも、聞けば答えが返ってくる項目です。逆に、ここを濁される会社は入社後も情報が下りてきません。オファー面談の機会があるなら、人事だけでなく現場のエンジニアに開発体制と技術課題を聞いてください。人事の説明と現場の話がズレていたら、現場の話の方が実態に近いことが多いです。
いま転職しない方がいいケースもある
転職しない選択も普通にあります。現職で担当範囲が広がる話が進んでいる、任されているプロジェクトがちょうど山場、学習中で応募できる求人がまだ限られる。こういう時期は、現職で経歴を厚くしてから動いた方が、結果的に提示される条件は上がります。
転職活動でいちばんしんどいのは、書類で落ち続けた時期です。ここで自分の市場価値まで否定された気になりやすい。ただ、書類選考は経歴と求人要件の合致を見ているだけで、あなたの技術力への評価ではないので、落ちた求人の必須スキルを見返して応募先の軸をずらしてみてください。それで通り始めることは普通にあります。
判断がつかないときは、登録だけして求人を眺めてみてください。応募しなくても、いまの自分にどのレンジの求人が来るかは分かります。
IT転職サイトを利用する流れ
IT転職サイトを利用する流れは、一般的な転職活動と大きく変わりません。ただ、エンジニアの場合はスキルシートやポートフォリオの準備が結果を左右します。

【IT転職サイトの登録の流れ】
1. 自己分析をする
2. 転職サイトに登録する
3. 応募書類とスキルシートを作成する
4. 求人に応募する
5. 面接を受け、条件を確認する
1.自己分析をする
求人を探す前に、転職で変えたいことを書き出してください。年収、働き方、勤務地、担当工程、使いたい技術、避けたい環境を分けて整理します。
すべてを叶える求人は多くありません。譲れない条件と調整できる条件を先に分けておくと、紹介された求人をその場で受けるか見送るか判断できます。
2.転職サイトに登録する
登録時には、職務経歴、経験言語、フレームワーク、担当工程、プロジェクト規模を入力します。空欄が多いと、スカウトや求人紹介の精度が下がります。
IT特化型、総合型、スカウト型をそれぞれ1社ずつ登録しておくと、求人の違いを比べられます。連絡が多すぎる場合は、通知設定で調整できます。
3.応募書類とスキルシートを作成する
エンジニアの選考では、サイト選びと同じくらい書類の書き方が効きます。「React経験あり」「AWS経験あり」だけでは、採用担当者は実力を判断できません。「Next.js/TypeScriptで管理画面を開発」「AWS ECSで本番運用」「TerraformでIaCを管理」のように、どこまで担当したかで書いてください。
プロジェクトは、規模、担当範囲、チーム人数、改善した数値をセットで書きます。どの技術を使ったかと同じくらい、どの課題をどう解決したかが見られるからです。ポートフォリオやGitHubがある方は、URLに加えて、どこを見てほしいかも添えておきましょう。
スキルシートの提出を求められたら、経験言語、フレームワーク、DB、クラウド、担当工程を一覧で整理します。面接でそのまま深掘りされるので、盛らずに書くのが鉄則です。触っただけの技術を書くと、そこを起点に質問されて逆効果になります。
4.求人に応募する
応募前に、仕事内容、必須スキル、歓迎スキル、勤務地、リモート可否、年収レンジを確認してください。必須条件をすべて満たしていなくても、近い経験があれば応募できることがあります。
応募数は少なすぎると比較できません。現職が忙しい方でも複数社の選考を並行して、求人票に書かれていたことと面談で聞いた話がどれくらい合っているかを見てください。
5.面接・内定
面接では、これまでの成果に加えて、次の職場で何を担当したいかを聞かれます。使用技術、チームでの役割、トラブル対応、設計判断の経験を具体的に話せるようにしておきましょう。
内定後は、年収、等級、残業代、評価制度、入社日、配属先を確認してください。オファー面談がある場合は、現場のエンジニアに開発体制や技術課題を聞いておくと判断しやすくなります。
IT転職サイトと合わせて見たい口コミサイト
求人票と面談だけでは、社風や評価の実態までは見えませんが、口コミサイトを1つ挟むと面談で何を聞くべきかが決まります。
1:転職会議

口コミ:転職会議 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:591,077(2026年10月12日現在)
求人数増減:+7,984(先週比↑up)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/
『転職会議』は、企業の口コミを確認できるサイトです。求人票だけでは分かりにくい残業時間、社風、評価制度、退職理由を見たいときに役立ちます。
複数の投稿を並べて、同じ内容が繰り返し書かれているかを見ると、その会社の傾向がつかめます。応募先を絞り込む前に目を通しておきたいサイトです。
出典:公式サイト
2:OpenWork

口コミ:OpenWork 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:149,586(2026年10月12日現在)
求人数増減:-9,654(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.openwork.jp/
『OpenWork』は、社員口コミや企業評価を確認できるサイトです。IT企業を比較するときは、給与制度、ワークライフバランス、組織体制、成長環境の項目を見てください。
口コミを見たうえで、面接やカジュアル面談では「評価はどのように決まるのか」「開発組織はどのような体制か」を質問しましょう。書かれていた内容が本人の口から出てくるかどうかで、判断の材料が増えます。
出典:公式サイト
IT業界・エンジニアの転職に関するよくある質問
Q1. IT転職では転職サイトと転職エージェント、どちらを使えばいいですか?
A. 両方使うのがいちばん比較できます。転職サイトは自分で検索して応募する形で、求人を広く見たい方や自分のペースで進めたい方に向いています。転職エージェントは担当者がつき、求人紹介から書類添削、面接対策、年収交渉まで相談できます。
初めての転職や、条件交渉に不安がある方はエージェント型を軸にしてください。エージェントごとに得意領域が違うので、IT特化型と総合型を1社ずつ比べて、紹介される求人の質と担当者の理解度を見るのがおすすめです。IT以外の業界も含めてエージェントを比べたい方は『転職エージェントおすすめランキング』も参考にしてください。
Q2. IT特化型の転職サイトと、大手の総合型はどちらがいいですか?
A. IT・Webの実務経験がある方は、言語や担当工程の話が通じる担当者なら紹介される求人のズレが少なくなるので、IT特化型を軸にしてください。
一方で、地方の求人や大手企業の社内SEは、総合型にしか出ていないこともあります。IT特化型を1~2社、総合型を1社という組み合わせにしておけば、取りこぼしを防げます。詳しくはリクルートエージェントITやdodaエンジニアITの紹介を見てください。
Q3. 未経験からエンジニアに転職できますか?
A. できますが、準備なしで応募して決まる求人は限られます。未経験から目指すなら、学習履歴、GitHub、ポートフォリオ、面接で説明できる志望理由を用意してください。
最初から高年収やフルリモートだけを狙うより、開発経験や運用経験を積める企業を選ぶ方が、その後のキャリアにつながります。使うサービスは未経験におすすめのIT転職サイトで紹介しています。
Q4. エンジニアの場合、転職で年収はどれくらい上がりますか?
A. 年収が上がるかは、経験職種、技術スタック、担当工程、転職先の評価制度で変わります。厚生労働省「令和6年雇用動向調査」では、転職入職者全体で前職より賃金が「増加」した割合は40.5%でした。
需要の高い経験を持つ方は年収アップを狙えます。一方で、未経験や職種変更の場合は、最初は年収より経験を積める環境を優先する判断もあります。自分の場合いくらになるのかは、転職ドラフトやビズリーチに経歴を登録すると提示額で分かります。
Q5. IT系で一番稼げる職種は何ですか?
A. 求人票を並べて見ると、上振れしやすいのはITコンサルなどの上流、セキュリティ、データ・機械学習、SRE、テックリードやEMのようなマネジメント層です。ただ、職種名そのものに値札が付いているわけではありません。担当範囲が広く、代わりが見つかりにくいから高い、というのが実態だと思います。
同じ「バックエンドエンジニア」でも、実装だけの求人と、設計から運用・採用まで見る求人では提示額がまるで違います。自分の経験の年収レンジを知りたいなら、転職ドラフトやビズリーチに経歴を登録して、実際の提示額を見るのがいちばん早いです。
Q6. IT業界への転職は難しいですか?
A. 経験者なら、動きやすい業界です。経済産業省の資料でもIT人材の不足が示されているとおり、実務経験のあるエンジニアを求める企業は多くあります。
難しくなるのは希望と経験がずれているときで、たとえば運用・監視の経験だけで設計職を狙うと、書類で落ちやすくなります。いまの経験で届く求人と、あと一歩で届く求人を分けて応募先を組むと、選考が進みやすくなります。
Q7. IT転職はいつ動き始めるのがいいですか?
A. IT職は通年で募集している企業が多いので、時期より自分の準備が整っているかを優先してください。担当しているプロジェクトの区切りが見えた時点で動き始めると、職務経歴書に成果まで書いたうえで選考に臨めます。
選考から内定、退職交渉まではそれなりに時間がかかるので、転職したい時期から逆算して早めに登録しておくと余裕を持てます。まだ決めていない段階でも、スカウト型に登録しておけば、どんな企業から声がかかるかを先に見られます。
Q8. リモートワークはどれくらい一般的ですか?
A. IT職種ではリモート求人もありますが、すべての求人で認められるわけではなく、フルリモート、週数回出社、入社後しばらく出社など、条件は企業ごとに変わります。
求人票の「リモート可」だけで判断せず、出社頻度、対象部署、試用期間中の扱い、今後の方針まで確認してください。全社の方針が変わると個人の希望では戻せないので、直近で方針を変えた実績があるかも聞いておきましょう。
Q9. IT転職で資格は取っておいた方がいいですか?
A. 経験者の場合、資格より実務の説明の方が効きます。ただ、未経験や職種変更のときは、学習を続けた証拠として見てもらえます。よく挙がるのは、IPAの基本情報技術者・応用情報技術者、インフラならLPICやCCNA、クラウドならAWS認定やAzureの認定です。
志望職種と関係のない資格を並べても、選考では効きません。応募したい求人の必須スキル欄を先に見て、そこに書かれている領域から取ってください。
Q10. IT転職に年齢の上限はありますか?
A. 年齢で一律に区切られるわけではありませんが、求められる役割は年代で変わります。20代はポテンシャル採用の枠があり、30代は実務経験、40代以降はマネジメントや上流の経験が見られやすくなります。
未経験からの転職に限れば、20代の方が選択肢は多いです。30代以降で未経験からIT業界を目指すなら、前職の業務知識が活きる領域を狙う方が現実的だと思います。
Q11. 「IT業界はやめたほうがいい」と言われるのはなぜですか?
A. 業界全体というより、求人の中身によります。配属先が決まらないまま入社する、開発と聞いていたのに運用だけを担当する、固定残業代の内訳が不明。こうした求人に当たると、業界そのものが合わなかったと感じやすくなります。
防ぎ方は単純で、入社前に配属先、担当業務、残業代の扱い、評価基準を聞いておくことです。IT特化型のエージェントを使えば、こうした条件を担当者経由で確かめられます。
まとめ
IT転職サイトは、知名度だけで決めないでください。見るべきは、求人票と面談で確かめられる情報の深さです。担当業務、開発環境、配属先、評価制度、働き方。この5つが入社後の満足度に直結します。
経験者でキャリアアップを狙う方は、レバテックキャリアやGeeklyのようなIT特化型を軸にし、求人を広く見たい方はリクルートエージェントITやdodaを併用すると比べられます。年収の相場を知りたい方や、企業と直接話したい方は、転職ドラフト、Green、Findyなどのスカウト型も候補になります。
未経験からIT業界を目指す方は、応募できる求人の数より、研修内容や配属先、最初に任される業務を見てください。
気になるサービスがあれば、まず2~3社に登録して、紹介される求人と面談の中身を比べてみてください。今後のキャリアの参考になれば幸いです。
執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

