
保育士向けの転職サイトは数が多く、求人の多さだけでは選びにくいです。担当者に相談しながら進めたいのか、自分で求人を見たいのか、電話連絡を控えたいのかで合うサービスは変わります。
転職を7回、8社経験してきた僕(moto)が、保育士向けの転職サイトと転職エージェントを比較して、ランキング形式にまとめました。
保育士として別の園に移りたい方、保育士から異業種への転職も視野に入れている方、どの転職サイトを使えばよいか迷っている方は参考にしてください。
本記事を監修しているmotoは、転職やキャリアに関する知見を発信し、Forbes JAPANや日経ビジネスなどのメディアに取り上げられています。
X(旧Twitter)@moto_recruitのフォロワー数は12万人を超え、著書『転職と副業のかけ算』はAmazon総合ランキングで1位のベストセラーとなりました。
motoのキャリアやこれまでの実績についてはプロフィールページをご覧ください。
保育士転職サイトは目的別に選ぶ
保育士転職サイトを選ぶなら、まずは下記の3つから比較してください。
■ 初めての転職で、担当者に相談しながら進めたい
→『マイナビ保育士』
■ 職場情報や非公開求人も含めて提案を受けたい
→『保育士人材バンク』
■ 求人票だけでは分からない職場の雰囲気まで確認したい
→『保育士ワーカー』
保育士の転職では、求人の数だけでなく、担当者がどこまで園の情報を把握しているかを見てください。給与や勤務地だけで決めると、入職後に残業、人員体制、保育方針で違和感が出ることがあります。
求人を比べるなら、最初は2~3社の併用がおすすめです。
保育士向け転職サイトの失敗しない選び方
保育士向け転職サイトは、求人数の多さだけで選ばないでください。僕は、求人の探し方、担当者の支援範囲、連絡方法、運営元と費用の仕組みの4点を先に見ることをおすすめします。
1. 保育士に特化した転職サイトを選ぶ
保育士として転職するなら、保育士に特化した転職サイトを優先してください。総合型の転職サイトにも保育士求人はありますが、保育園、認定こども園、院内保育、企業内保育、児童発達支援などの施設形態まで細かく比べるなら、特化型の方が探しやすいです。
担当者に相談する場合も、保育士の配置基準、シフト、行事、持ち帰り仕事、保護者対応を理解しているかで提案の中身が変わります。初回面談では、希望条件だけでなく「前職で何が合わなかったか」まで伝えてください。
2. 求人数より検索項目と職場情報を見る
求人数は比較材料になりますが、数だけで判断すると自分に合わない求人まで増えます。勤務地、雇用形態、施設形態、残業、年間休日、借り上げ社宅、未経験可、ブランク可など、自分が外せない条件で絞れるかを見てください。
求人票で分からない点は、担当者に確認しましょう。特に、実際の勤務時間、休憩の取り方、クラス配置、職員の定着状況、園長や主任の考え方は、入職後の働きやすさに関わります。
3. 連絡方法と担当者の進め方を確認する
電話が苦手な方や、在職中で日中に連絡を取りにくい方は、登録前にメール、LINE、チャットでやり取りできるか確認してください。電話なしで求人を見たい方は、検索型やスカウト型の転職サイトを組み合わせると使いやすいです。
一方で、条件交渉や面接日程の調整まで任せたい方は、担当者がつく転職エージェント型が合います。連絡頻度が合わない場合は、希望する時間帯と連絡手段を最初に伝えておきましょう。
4. 運営元と費用の仕組みを確認する
初めての転職で不安が大きい方ほど、登録の前に運営元と費用の仕組みを見ておいてください。保育士の求人紹介は有料職業紹介事業にあたり、厚生労働大臣の許可を受けた事業者だけが行えます。許可番号は公式サイトに書かれています。マイナビ保育士なら「13-ユ-080554」、保育士人材バンクなら「13-ユ-190019」です(2026年8月30日確認)。
許可を受けた事業所かどうかは、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」でも調べられます。もう一つ、厚生労働省の委託事業として「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」があり、認定を受けた事業者は一覧で公開されています。保育分野の認定事業者には、マイナビ保育士(株式会社マイナビ)、保育士人材バンク(株式会社エス・エム・エス)、保育士ワーカー(株式会社トライトキャリア)、保育士バンク(株式会社ネクストビート)、保育求人ガイド(株式会社アスカ)が入っています(2026年7月31日確認)。
ただし、この制度はもともと園や施設が紹介会社を選ぶためのものです。認定がないサービスに問題があるという意味ではないので、運営体制を見るときの材料の一つとして使ってください。
費用の話もしておきます。保育士の転職で、求職者が紹介手数料を払うことはありません。職業安定法が求職者からの手数料徴収を原則として禁じていて、保育の職業はその例外に入っていないからです。登録や面談の段階で費用を求められたら、その場で契約せず、最寄りの都道府県労働局に確認してください。
就職お祝い金を出す形の勧誘も、2021年4月の指針改正で職業紹介事業者には原則禁止されています。2025年1月からは職業紹介事業の許可条件にも加わりました。最後に一つ。登録は転職の約束ではありません。求人を見るだけで止めても構わないので、まず登録して情報を集めてから考える進め方で大丈夫です。
保育士におすすめの転職サイトランキング
ここからは、保育士におすすめの転職サイトをご紹介します。順位は、僕が次の4点を見て並べました。1つ目は求人の探しやすさ。検索項目の細かさと、掲載エリアの広さを見ています。2つ目は担当者の支援範囲で、求人を紹介するだけで終わるのか、条件交渉や日程調整まで任せられるのかを分けました。3つ目は、求人票に出ない職場情報をどこまで確認できるか。4つ目が連絡方法です。電話中心かメール中心かを選べるサービスは、在職中でも動きやすくなります。
そのため、1位が全員の正解になるわけではありません。担当者に相談しながら進めたい方は上位のエージェント型から、自分のペースで求人を見たい方は検索型・スカウト型から選んでください。上位3サービスの違いは下の表のとおりです。
| サービス名 | マイナビ保育士 | 保育士人材バンク | 保育士ワーカー |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ | 株式会社エス・エム・エス | 株式会社トライトキャリア |
| 強み | 初めての転職で、進め方から相談できる | 非公開求人と職場情報まで提案を受けられる | 職場の雰囲気や労働時間を確認しながら進められる |
| こんな方に | 何から始めるか決まっていない方 | 求人票に出ない情報まで聞きたい方 | 人間関係や残業を理由に転職する方 |
1:マイナビ保育士

口コミ:マイナビ保育士 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:15,000件以上(2026年8月31日現在)
【公式サイト】https://hoiku.mynavi.jp/
『マイナビ保育士』は、株式会社マイナビが運営する保育士向け転職サイトです。担当者に相談しながら求人を探したい方に向いています。
履歴書の作成、面接対策、条件交渉、入職日の調整まで相談できるため、初めて転職する保育士の方でも進め方を整理しやすいです。対面、電話、メールで相談できるため、話しやすい方法を選びたい方にも合います。
求人を見るときは、首都圏や都市部の求人だけでなく、希望エリアの掲載状況も確認してください。地方で転職する方は、全国対応のサービスも併用して、求人の幅を比べるのがおすすめです。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
2:保育士人材バンク

口コミ:保育士人材バンク 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:35,805(2026年8月31日現在)
求人数増減:+191(先週比↑up)
【公式サイト】https://hoiku.jinzaibank.com/
『保育士人材バンク』は、株式会社エス・エム・エスが運営する保育士向け転職サイトです。公開求人だけでなく、Webに出ていない非公開求人や職場情報も含めて相談できます。
給与、勤務地、勤務時間だけでなく、職場の雰囲気、昇給、残業、実際の働き方まで確認したい方に向いています。求人紹介を受けるときは、譲れない条件を2つまで絞って伝えると、提案の良し悪しを判断しやすくなります。
掲載求人数は35,805件です(2026年8月30日現在)。
「保育士バンク」とは別サービスです。運営会社は、保育士人材バンクが株式会社エス・エム・エス、保育士バンクが株式会社ネクストビートです。
出典:公式サイト
3:保育士ワーカー

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:22,453(2026年8月31日現在)
求人数増減:+108(先週比↑up)
【公式サイト】https://hoikushi-worker.com/
『保育士ワーカー』は、保育士・幼稚園教諭・保育教諭向けの求人を扱う転職サイトです。求人紹介、面接日程の調整、条件面の相談まで任せたい方に向いています。
求人票だけでは分からない職場の雰囲気や実際の労働時間を確認しながら進められるため、人間関係や残業で転職を考えている方は候補に入れておきたいサービスです。
掲載求人数は22,453件です(2026年8月29日更新時点)。運営会社は株式会社トライトキャリアです。
担当者との相性は転職活動の進み方に影響します。連絡が多いと感じる場合は、希望する連絡頻度と時間帯を伝え、それでも合わなければ担当変更を相談してください。
出典:公式サイト
4:せんとなびエージェント(保育)

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:12,198(2026年8月31日現在)
求人数増減:+63(先週比↑up)
【公式サイト】https://st-navi.jp/
『せんとなびエージェント(保育)』は、セントスタッフ株式会社が運営する保育分野の転職エージェントです。保育士、幼稚園教諭、栄養士、調理師、児童発達支援、児童指導員などの求人を扱っています。
職種、エリア、施設形態、福利厚生、働き方で求人を探せるため、条件を細かく比べたい方に向いています。未経験や無資格で保育の仕事を目指す方も登録できますが、応募できる求人は資格要件によって変わるため、希望職種ごとに確認してください。
履歴書や職務経歴書の作成、新着求人の受け取りもできるため、情報収集から始めたい方にも使いやすいサービスです。保育分野の求人数は12,198件です(2026年8月30日更新)。
出典:公式サイト
5:ウィルオブ保育

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:13,479(2026年8月31日現在)
求人数増減:+198(先週比↑up)
【公式サイト】https://willof.jp/works/jobtype/type_childcare/
『ウィルオブ保育』は、保育士、保育補助、幼稚園教諭の仕事を紹介してもらえる転職サービスです。認可保育園、小規模保育園、企業内保育園、認定こども園などの求人を扱っています。
主に派遣での就業を検討している方に向いています。扶養内、時短、フルタイムなど働き方の希望を伝えた上で、勤務時間、交通費、社会保険、契約更新の条件を確認してください。
園見学や園長先生との面談を通じて、仕事内容や園内の雰囲気を見られる場合があります。正社員よりも働く時間を調整したい方は候補に入れておきましょう。
出典:公式サイト
6:保育のお仕事

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:46,818(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://hoiku-shigoto.com/
『保育のお仕事』は、保育園や幼稚園だけでなく、託児所、学童保育、認定こども園、企業内保育、病院内保育などの求人を扱う保育士向け転職サイトです。
求人検索では、施設形態や教育方針などを見ながら比較できます。担当者が職場を訪問して得た情報を教えてもらえる場合もあるため、求人票だけで判断したくない方に向いています。
ただし、希望エリアや時期によって紹介数は変わります。登録後は、希望条件を広げる部分と譲れない部分を分けて伝えてください。
出典:公式サイト
7:ほいくisお仕事探し

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:152,518(2026年8月31日現在)
求人数増減:-4,640(先週比↓down)
【公式サイト】https://hoiku-is.jp/job/
『ほいくisお仕事探し』は、株式会社e-CHANNELが運営する保育士向け転職サイトです。
地図検索、地域ごとの平均給与、園情報、運営会社や園からのPRなど、求人を自分で見比べたい方に向いています。実際に働いた保育士、実習・見学した保育学生、見学・登園した保護者の口コミが掲載されている点も特徴です。
口コミは参考になりますが、すべての園に同じ傾向があるとは限りません。応募前には、面接や見学で人員体制、残業、休憩、保育方針を確認してください。
出典:公式サイト
8:保育士バンク

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:38,529(2026年8月31日現在)
求人数増減:-278(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.hoikushibank.com/
『保育士バンク』は、保育士に特化した転職サイトです。全国の保育士求人を見ながら、担当者の支援も受けたい方に向いています。
「高年収」「ブランクあり」「男性保育士」などの条件で求人を探せるため、希望条件がはっきりしている方は使いやすいです。地方の求人も見たい方は、マイナビ保育士や保育士人材バンクと併用して、地域ごとの掲載数を比べてください。
登録後は、電話で希望条件を伝える流れが一般的です。電話連絡を控えたい場合は、希望する連絡手段と時間帯を登録時に伝えておきましょう。
出典:公式サイト
9:ほいく畑

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:2,338(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://hoikubatake.jp/
『ほいく畑』は、株式会社ニッソーネットが運営する保育士向け転職サイトです。
未経験OK、無資格OK、ブランクありの求人を探したい方に向いています。正社員だけでなく、派遣社員や紹介予定派遣の求人もあるため、復職前に働き方を調整したい方も見ておきたいサービスです。
無資格で応募できる求人でも、担当できる業務は施設によって異なります。保育補助、清掃、事務、行事準備など、実際の仕事内容を応募前に確認してください。
出典:公式サイト
10:ジョブメドレー保育

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:34,890(2026年8月31日現在)
求人数増減:-121(先週比↓down)
【公式サイト】https://job-medley.com/cw/
『ジョブメドレー保育』は、株式会社メドレーが運営する保育士向け転職サイトです。
プロフィールを見た施設からスカウトが届くため、担当者からの連絡を待つより、自分のペースで求人を見たい方に向いています。今すぐ転職する予定がない方でも、希望条件に合う求人が出たときに動きやすいです。
施設と直接やり取りする場面があるため、応募前には勤務時間、給与、休日、選考フローを自分で確認する必要があります。条件交渉まで任せたい方は、エージェント型サービスも併用してください。
出典:公式サイト
11:保育求人ガイド

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:22,079(2026年8月31日現在)
求人数増減:+94(先週比↑up)
【公式サイト】https://hoikukyuujin.com/
『保育求人ガイド』は、株式会社アスカが運営する保育士向け転職サイトです。
全国に拠点を持ち、電話、オンライン、チャット、対面で相談できる点が特徴です。担当者とやり取りしながら、求人紹介から面接調整まで進めたい方に向いています。
スピード感を持って転職したい方は、希望条件と応募可能な時期を最初に伝えてください。園見学を希望する場合は、面接前に見学できるかも確認しておきましょう。
出典:公式サイト
12:クリックジョブ保育

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://hoiku.clickjob.jp/
『クリックジョブ保育』は、ライフワンズ株式会社が運営する保育士向け転職サイトです。
看護や介護分野の求人紹介事業も展開しているため、医療法人や社会福祉法人が運営する保育施設の求人を見たい方に向いています。院内保育や福祉施設併設の保育施設を検討している方は候補に入れてください。
面接で使える想定質問集も掲載されているため、応募前の準備にも使えます。求人を見る際は、保育園、院内保育、学童など施設形態ごとの働き方の違いを確認しましょう。
出典:公式サイト
13:保育エイド

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://www.hoiku-aid.jp/
『保育エイド』は、株式会社サクシードが運営する保育士向け転職サイトです。職場の人間関係を重視して求人を探したい方に向いています。
利用者の口コミや転職者へのヒアリングをもとに、職場の雰囲気に関する情報を扱っている点が特徴です。人間関係を理由に転職を考えている方は、担当者に「前職で合わなかった場面」を具体的に伝えてください。
ただし、人間関係は入職時期や配属クラスでも変わります。園見学では、職員同士の会話、園長の説明、子どもへの声かけも見ておきましょう。
出典:公式サイト
14:ほいくジョブ

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://hoiku-job.net/
『ほいくジョブ』は、株式会社プレアデスが運営する保育士向け転職サイトです。
保育園、幼稚園、院内保育、事業所内託児所、学童施設、児童養護施設など、幅広い施設の求人を扱っています。ブランクがある方や、保育士として復職したい方にも候補になります。
担当者に相談する際は、希望する施設形態と避けたい働き方を分けて伝えてください。例えば「担任業務は避けたい」「行事負担が少ない園がよい」など、働く場面で伝えると求人の比較がしやすくなります。
出典:公式サイト
15:保育士コンシェル
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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:2,249(2026年8月31日現在)
求人数増減:-4(先週比↓down)
【公式サイト】https://job.hoikushiconcier.com/
『保育士コンシェル』は、保育士向けの転職エージェントです。
給与の高い求人、新規オープン園、職場復帰向けの求人を見たい方に向いています。独自の連絡システムを通じて、園長先生や運営者から情報を受け取れる点も特徴です。
年収アップを狙う場合は、給与だけでなく、残業、休日、行事負担、賞与の支給条件まで確認してください。条件が良く見える求人ほど、募集背景を担当者に聞いておきましょう。
出典:公式サイト
16:レバウェル保育士

『レバウェル保育士』は、レバウェル株式会社が運営する保育士・幼稚園教諭向けの転職エージェントです(厚生労働大臣許可番号13-ユ-309623)。求人を自分で探すより、担当者に条件を伝えて紹介を受けたい方に向いています。
常勤と非常勤に加えて、派遣と紹介予定派遣の紹介も受けられます。派遣は週1日以下、週2~3日、週4日以上から勤務日数を選べるため、フルタイムに戻す前に働く時間を調整したい方も相談しやすいです。ただし週16時間未満の勤務と、1カ月以内の単発派遣は扱っていません(2026年8月30日時点)。
先に確認してほしいのが対応エリアです。全国対応ではありません。2026年8月30日時点で、常勤・非常勤の紹介は23都道府県、派遣と紹介予定派遣は15都府県に限られています。対象エリアは公式サイトの登録フォームに書かれているので、自分の住むエリアが入っているかを登録前に見てください。
公開求人を自分で検索する画面は用意されておらず、登録して担当者から紹介を受ける流れです。登録時は電話番号が必須なので、連絡はメール中心にしたい方は、希望する連絡手段と時間帯を最初に伝えておきましょう。登録時に「レバウェルスカウト」を併用すると、匿名プロフィールを見た事業所からスカウトも届きます。
出典:公式サイト
転職したい理由別に見る、保育士の職場と転職サイトの組み合わせ
順位は全体の並びです。あなたにとっての1位ではありません。決め手になるのは、いま園を辞めたい理由です。それを求人を見る前に言葉にしておくと、見るべき施設形態も、担当者に聞くことも、見学で確かめることも自然に決まってきます。逆にここを飛ばすと、条件の良し悪しだけで比べることになります。
人間関係が理由なら、同じ形態の園だけを見ない
人間関係を理由に動くのに、いまと同じ規模・同じ形態の認可保育園ばかり見ても、比べる材料が増えません。候補に入れておきたいのは、職員が全員そろって入るオープニング(新規開園)の求人と、小学生を預かる学童保育です。
オープニングは職員同士の関係が一からになる代わりに、行事の中身も保育の進め方もまだ固まっていないぶん、最初の数カ月は仕事量が読みにくくなります。学童保育は乳幼児の保育ほど職員同士の細かい連携を求められない一方で、平日は放課後からの勤務が中心になり、長期休みは朝から動くというように、そもそも生活リズムが変わります。どちらも良し悪しがあります。
担当者に伝えるときは「人間関係が悪かった」で止めないでください。それだけだと提案は変わりません。持ち上がりのクラス編成だったのか、主任との保育観の違いだったのか、休憩が取れず雑談まで業務連絡になっていたのか。場面で話すと、避けたい園の条件に翻訳してもらえます。
オープニングや学童を扱っているかは、サービスによって差があります。自分で条件を絞って探すなら保育のお仕事の求人検索が使いやすく、施設形態の「学童保育」や条件の「オープニング」で絞り込めます(2026年9月2日確認)。担当者に任せて探すなら、新規オープン園の求人特集を出している保育士コンシェルにも希望を伝えておいてください。人間関係そのものを軸に選びたい方には保育エイドが近いです。
残業や持ち帰り仕事が理由なら、行事の量から見る
残業や持ち帰りが理由なら、給与より先に行事の量と職員数を見てください。発表会、運動会、制作物、日々の記録。どれも勤務時間の外へ回りやすい仕事で、職員数が足りない園ほど「時間内に終わらない前提」で回っていることがあります。
候補になるのは企業内保育所、院内保育、小規模保育です。企業内保育所は利用する企業の就業時間に合わせて開所するため、保育園ほど行事を持たない園があります。院内保育は交代制や夜勤が入る代わりに、行事の負担は軽めになりやすいです。
ただ、これは施設形態の傾向にすぎず、園ごとの差の方が大きいです。「昨年度の行事はいくつあったか」「準備は勤務時間内にできるか」「記録は紙かアプリか」を、面接か見学で必ず聞いてください。答えが具体的に返ってくるかどうかも判断材料になります。
施設形態を変えるなら、探す先も変わります。院内保育や福祉法人が運営する施設まで見たいならクリックジョブ保育、企業内保育や学童まで広げたいなら保育のお仕事やほいくジョブが候補です。残業と休日から先に絞り込みたい方は、保育士コンシェルの求人検索に「残業月10時間以下」「年間休日120日以上」が用意されています(2026年9月2日確認)。
給与が理由なら、月給ではなく手当の出し方を聞く
給与を上げたいなら、求人票の月給を並べるだけでは比べられません。保育士の給与には処遇改善のための手当が乗っている園があり、それが基本給に組み込まれているのか、賞与や一時金として別に出るのかで、年収の見え方も、賞与や退職金の計算のもとになる額も変わってくるからです。同じ月給でも中身が違います。
担当者には、月給の内訳(基本給・固定残業代・各種手当)、賞与の実績、昇給の条件をまとめて聞いてください。「月給25万円~」と幅で書かれている求人なら、その下限が何年目の人に当たるのかも確認しておきましょう。求人票の数字が高い園ほど、募集の背景まで聞いておいた方がいいです。
そのため、使うサービスも「内訳を聞ける相手がいるか」で選んでください。給与の高い求人や新規オープン園から見たいなら保育士コンシェル、条件交渉や入職日の調整まで任せたいならマイナビ保育士や保育士ワーカーのように担当者がつくサービスが向いています。求人票の月給を並べて自分で比べるより、その数字が何でできているかを聞ける相手を先に持った方が早いです。
ブランクや復職が理由なら、雇用形態から決める
数年ぶりに現場へ戻るなら、いきなり正社員の担任に戻す必要はありません。派遣、パート、扶養内、紹介予定派遣から始めて、勤務日数を戻していく進め方もあります。ほいく畑やウィルオブ保育のように派遣や短時間の求人を扱うサービスを併用すると、働き方を並べて比べられます。
保育以外も含めてパート求人を広く見たい方は「パート向けの求人サイト」も参考にしてください。
保育士転職サイトは電話なしでも使える?
電話なしで求人を探したい方は、検索型やスカウト型の転職サイトを中心に使うと進めやすいです。ジョブメドレー保育やほいくisお仕事探しのように、自分で求人を見ながら応募できるサービスは、担当者との電話を増やしたくない方に向いています。
自分のペースで求人を見られるタイプは、ジョブメドレー保育とほいくisお仕事探しです。クリックジョブ保育や保育士バンクのように、求人を検索しながら担当者の支援も受けられるサービスもあります。
ただし、面接日程の調整、条件交渉、非公開求人の紹介まで任せたい場合は、担当者とのやり取りが必要です。登録時に「電話は平日18時以降」「連絡はメール中心」など希望を伝えておくと、働きながらでも対応しやすくなります。
それから、登録フォームで電話番号が必須のサービスもあります。番号を出すこと自体は避けにくいので、着信を減らしたい方は、登録した直後に連絡手段と時間帯を指定しておいてください。後から言うより、最初に言った方が通ります。
電話が多いと感じた場合は、退会前に連絡頻度の変更を伝えてください。それでも合わない場合は、担当者変更や別サービスへの切り替えを検討しましょう。
保育士転職サイトは掛け持ちしてよい?
保育士転職サイトは、最初から1社に絞らなくて大丈夫です。求人の見え方、担当者の説明、連絡の取りやすさを比べるために、2~3社を並行して使うのがおすすめです。
掛け持ちする際は、同じ園に複数のサービスから応募しないようにしてください。応募先、担当者名、選考状況、面接日をメモしておくと、重複応募を避けられます。
求人を広く見たい段階では複数利用、応募先を絞る段階では連絡しやすい担当者を中心に進めるのが現実的です。提案数だけで決めず、園の残業、人員体制、保育方針まで説明してくれるかを見てください。
保育士の転職サイトは危ない?知恵袋の書き込みをどう読むか
「保育士 転職サイト」で調べると、危ない、怖い、使わない方がいい、という言葉が一緒に出てきます。登録する前に不安になるのは自然なことだと思います。ただ、そこで語られている中身は「事業者そのものが信用できるか」と「使ってみたらどうだったか」の2つに分かれていて、確かめ方も、確かめられる度合いもまったく違います。
事業者そのものは、公開情報で確かめられる
1つ目は、その会社を使って大丈夫なのかという話です。これは調べられます。保育士の求人紹介は厚生労働大臣の許可がいる事業なので、許可番号が公式サイトに出ているか、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で事業所を検索できるかを見てください。
求職者が紹介手数料を払わないこと、就職お祝い金を出す形の勧誘が禁止されていることは、上の「保育士向け転職サイトの失敗しない選び方」で説明したとおりです。登録前に確かめるのは、許可、手数料、お祝い金の3点で足ります。この3点さえ押さえておけば、口コミの雰囲気に引きずられなくて済みます。
知恵袋や口コミは「仕組みの話」と「担当者の話」に分ける
2つ目は、使ってみたらどうだったかという話です。担当者の対応や紹介される求人の質は、地域、時期、希望条件で変わります。同じサービスでも、東京で登録した方と地方で登録した方では紹介数がまったく違います。読むときは、次の3つに仕分けてください。
- 仕組みの話(求人が特定の地域に偏る、スカウトが多い、連絡が電話中心)=ほかの利用者にも当てはまる
- 担当者個人の話(連絡がしつこかった、提案が的外れだった)=担当変更で変わることがある
- いつの話か(数年前の投稿だと運営会社や担当体制が変わっている場合がある)
保育分野は、数年でサービスが終了したり統合されたりすることがあります。古い投稿に出てくるサービス名が、今も同じ形で残っているとは限りません。書き込みの日付は先に見てください。
怖いのが転職そのものなら、順番を分ける
サービスではなく、転職そのものが怖いという声もあります。よく聞くのは、園にバレたらどうしよう、年度の途中では辞められないのではないか、次の園も同じだったらどうしよう、の3つです。
前の2つは手順の問題なので、下の「保育士の転職は年度のどこで動くのがよい?」と、質問コーナーの「在籍している園に転職活動はバレませんか?」で答えています。3つ目については、求人票と担当者の説明だけで決めず、園見学まで行ってから判断してください。
それから、登録は転職の約束ではありません。求人を見るだけで止めても構わないので、情報を集める段階と、実際に応募する段階を分けて考えてください。園見学まで行ってから「やっぱり今の園で続ける」と決める人もいますし、それでも動く前より判断材料は増えています。急がなくて大丈夫です。
保育士の転職は年度のどこで動くのがよい?
保育士の求人は年度で動きます。4月入職を狙うなら、募集が出そろう秋から冬にかけて動き始めてください。年が明けてから探し始めると、条件の良い求人はすでに選考が進んでいることがあります。求人を見るだけなら、年度のどこで始めても構いません。
年度途中の転職ができないわけではありません。産休や退職の補充で募集は出ますし、認可外や小規模園、企業内保育、派遣は通年で動いています。ただ、担任を持っている場合はクラスの引き継ぎがあるので、退職の申し出は早めにしてください。就業規則に申し出の期限(1カ月前、2カ月前など)が定められていることもあるので、動く前に一度読んでおいてください。
在職中に進めるなら、面接や園見学の時間をどう作るかを先に決めておいてください。担当者がつくサービスなら、日程を土曜や夕方に寄せてもらえるかを登録の時点で聞いておくと動きやすくなります。時期で迷ったときに決め手になるのは、求人の量より、退職を申し出られるタイミングの方です。
転職サイト以外の保育士向けサービス
保育士の転職では、転職サイト以外にも使えるサービスがあります。地元の求人を見たい方、職業相談を受けたい方、保育士以外の仕事も考えたい方は、転職サイトとあわせて確認してください。
ハローワーク

口コミ:ハローワークインターネットサービス 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:1,168,021(2026年8月31日現在)
求人数増減:+32,377(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.hellowork.mhlw.go.jp/
『ハローワーク』は、国が運営する職業紹介サービスです。全国のハローワークで受理した求人を検索でき、職業相談や職業紹介を受けられます。
地元の小規模園、法人が直接出している求人、転職サイトに掲載されていない求人を見たい方に向いています。求人票の内容だけで判断せず、見学可否、残業、休日、雇用形態を確認してください。地元やUターンで職場を探す場合の進め方は「地方に強い転職サイト」でも整理しています。
保育士から他職種への転職におすすめの転職サイト
保育士以外の仕事に転職したい方は、保育士特化型だけでなく、総合型の転職サイトも使ってください。事務、営業、販売、人材、教育関連、子ども向けサービスなど、保育士経験を説明しやすい職種から見ていくと候補を広げやすいです。
保育士から異業種へ転職する場合は、保育経験をそのまま職務経歴書に書くだけでは伝わりません。保護者対応、行事運営、チーム連携、後輩指導、クレーム対応、事務処理など、一般企業でも評価される経験に言い換えてください。
保育士から転職するなら何の仕事がよい?
職種から先に決めようとすると、たいてい手が止まります。先に決めるのは「保育の仕事のどこを残したいか」です。子どもと関わる部分なのか、人と話して調整する部分なのか、それとも現場の時間の使い方から離れたいのか。ここが決まると、見る求人が絞れます。
【残したいものから見る、保育士の転職先】
・子どもと関わる仕事を続けたい → 学童保育、児童発達支援、放課後等デイサービス、児童館、ベビーシッター
・人と話して調整する経験を別の業界で使いたい → 人材、教育関連、カスタマーサポート、個人向けの営業
・シフトや行事から離れて時間を固定したい → 事務、営業事務、医療事務、バックオフィス
上の2つは、保育士資格や現場経験がそのまま評価されやすい方向です。学童保育や児童発達支援なら、保育士向けの転職サイトでも求人を扱っています。保育のお仕事のように、施設形態の絞り込みに「学童保育」が用意されているサービスもあるので、いまの登録先をそのまま使えます。3つ目は未経験からの職種変更になるので、求人の探し先が総合型の転職サイトへ移ります。
年齢で選べる幅が変わることも、先に知っておいてください。未経験可の求人は20代に厚く、30代以降は保育士としての経験をどう言い換えるかで通過率が変わってきます。僕は、職務経歴書を書き始める前に、担当したクラスの人数、行事で任された役割、保護者対応で困った場面をどう収めたかの3つを書き出しておくことをすすめています。ここが具体的に出てくる方は、職種が変わっても選考で話せます。20代で職種から考えたい女性の方は「20代女性におすすめの職種」も参考にしてください。
1:doda

口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年8月31日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/
保育士からほかの職種への転職におすすめの転職サイトが『doda』です。
dodaには「年収査定」があり、次のキャリアでどの程度の年収を目指せるかを確認できます。保育士から異業種へ移る場合、年収だけでなく、休日、残業、勤務地、未経験可の条件もあわせて見てください。

求人を自分で探すだけでなく、エージェントサービスも利用できます。保育士経験をどう職務経歴書に書くか迷う方は、担当者に相談してみてください。
出典:公式サイト
2:リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:780,000(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
保育士からほかの職種への転職におすすめの転職サイト2つ目は『リクルートエージェント』です。
求人数の多い総合型エージェントなので、保育業界以外の職種も比較できます。未経験職種へ応募する場合は、応募できる求人の幅と、選考で見られる経験を担当者に確認してください。
保育士経験は、調整力、対人対応、マルチタスク、保護者対応、行事運営として伝えられます。職務経歴書を作る前に、担当した年齢、担当人数、行事、役割を整理しておくと面談で話しやすいです。
出典:公式サイト
3:パソナキャリア

口コミ:パソナキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:53,215(2026年8月31日現在)
求人数増減:+193(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
保育士からほかの職種への転職におすすめの転職サイト3つ目は『パソナキャリア』です。
面談でこれまでの経験を整理しながら、転職先を相談したい方に向いています。保育士から一般企業へ移る場合は、いきなり職種を広げすぎず、事務、営業事務、カスタマーサポート、教育関連、人材業界など、経験を説明しやすい職種から見てください。
ハイクラス向けの求人もあるため、全員に合うわけではありません。未経験職種を希望する場合は、応募可能な求人があるかを最初の面談で確認しましょう。
出典:公式サイト
一般転職については「転職サイト」記事も合わせてご覧ください。
保育士が転職サイトを利用するメリットと注意点
保育士が転職サイトを使うメリットは、求人を増やすことだけではありません。自分では聞きにくい職場情報や条件面を、担当者を通じて確認できる点が大きいです。ただし、使い方が合わないと負担にもなります。注意点まで含めて見ておいてください。
1. 非公開求人や職場情報を確認できる
転職サイトや転職エージェントは、保育園の採用ページには出ていない非公開求人を扱っていることがあります。公開求人だけで探すより、選択肢を増やせる可能性があります。
ただし、非公開求人という言葉だけで良い求人だと判断しないでください。給与、勤務時間、園児数、職員数、募集背景、離職状況を確認し、自分の希望と合うかを見てください。
2. 書類添削や面接対策を受けられる
担当者がつく転職サイトでは、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策を受けられます。保育士の転職では、これまで担当した年齢、クラス、行事、保護者対応、後輩指導などを具体的に伝えることが評価につながります。
面接前には、園が求める人物像や募集背景を担当者に聞いてください。志望動機を作るときも、「通勤しやすい」だけでなく、園の方針や自分の経験がどう合うかまで話せるようにしておきましょう。
3. 条件交渉や入職日の調整を任せられる
給与、勤務開始日、配属、勤務時間などを自分で交渉しにくい方は、転職エージェント型のサービスが向いています。担当者が間に入ることで、応募先に直接聞きにくい条件も確認できます。
交渉を任せる場合でも、希望条件は自分で整理してください。月給、賞与、残業、休日、早番・遅番の回数、持ち帰り仕事の有無など、入職後に困りやすい項目を先に伝えておきましょう。
注意点:紹介求人と連絡の頻度は担当者によって変わる
良い面だけではありません。同じサービスでも、紹介される求人の幅と連絡の頻度は担当者によって変わります。登録した直後は電話が続くこともあり、在職中の方ほど負担になりやすい部分です。希望と違う求人が続いたら、そのまま流さず「どこが合わなかったか」を具体的に返してください。それでも提案が変わらない、連絡の量も減らないなら、担当者の変更を申し出るか、別のサービスに切り替えて構いません。
逆に、紹介そのものが少ないこともあります。希望エリアの求人がもともと少ない、条件を絞りすぎている、時期的に募集が動いていない、のどれかであることが多いです。担当者には「条件をどこまで広げれば候補が増えるか」を聞いてください。広げられる条件と譲れない条件を分けておくと、紹介が少ない理由が自分の希望の側にあるのか、求人の側にあるのかを判断できます。
保育士向け転職サイトを利用する流れ
ここからは、保育士向け転職サイトの登録から内定までの流れを説明します。

【転職サイトの登録の流れ】
1. 希望条件を整理する
2. 転職サイトに登録する
3. 求人を比較する
4. 応募書類を作成する
5. 面接・見学・内定
1. 希望条件を整理する
求人を見る前に、転職で変えたいことを整理してください。給与、勤務地、勤務時間、休日、施設形態、人間関係、保育方針などを並べた上で、譲れない条件を2つまで絞ります。
すべてを満たす求人は多くありません。例えば「通勤30分以内」と「残業が少ない」を優先するなら、給与や施設形態はどこまで広げられるかも考えておきましょう。
2. 転職サイトに登録する
希望条件を整理したら、転職サイトに登録します。担当者に相談したい方はマイナビ保育士、保育士人材バンク、保育士ワーカーのようなエージェント型を中心に見てください。
自分で求人を探したい方は、ジョブメドレー保育やほいくisお仕事探しのような検索型も併用すると、電話連絡を抑えながら求人を確認できます。
3. 求人を比較する
求人を比較するときは、月給や勤務地だけで決めないでください。勤務時間、休憩、残業、年間休日、早番・遅番、持ち帰り仕事、職員数、園児数、行事の負担まで見ておきましょう。
気になる求人があれば、担当者に「なぜ募集しているのか」「前任者はなぜ辞めたのか」「職員の定着状況はどうか」を確認してください。答えがあいまいな場合は、園見学で自分でも見て判断しましょう。
4. 応募書類を作成する
応募する求人が決まったら、履歴書と職務経歴書を作成します。保育士の職務経歴書では、担当クラス、園児数、保護者対応、行事運営、後輩指導、主任経験などを具体的に書いてください。
無料で使える職務経歴書のテンプレートもあります。リクルートエージェントの「職務経歴書エディター」や「職務経歴書フォーマット」も参考になります。
5. 面接・見学・内定
面接では、退職理由を前職の不満だけで終わらせないでください。次の職場でどんな保育をしたいか、どんな働き方なら力を出せるかまで話せるように準備しましょう。
内定後は、給与、勤務開始日、配属、勤務時間、休日、雇用形態を書面で確認してください。口頭で聞いた内容と雇用条件が違う場合は、入職前に担当者へ確認しましょう。
失敗しない職場選びのポイント
保育士の転職では、求人票よりも実際の働き方を見ることが欠かせません。ここでは、入職前に確認しておきたいポイントを整理します。
1. 事前に職場見学する
気になる園があれば、できるだけ職場見学をしてください。求人票や担当者の説明だけでは、職員同士の雰囲気、子どもへの声かけ、園長の考え方までは分かりません。
見学では、保育室の雰囲気、職員の表情、休憩室の有無、掲示物、保育記録の量を見ておきましょう。面接時に施設見学ができるか、担当者に事前に確認してください。
2. 年収と働き方をセットで確認する
保育士求人では、月給が高く見えても、固定残業代、早番・遅番、行事、持ち帰り仕事の負担で働き方が変わります。給与だけで判断せず、勤務時間と休日もセットで見てください。
昇給や賞与がある場合は、支給条件と実績を確認しましょう。転職時の月給が低めでも、昇給制度や役職手当が明確なら、長く働いたときの見通しを立てやすくなります。
3. 人員体制を確認する
保育士の転職では、人員体制の確認が欠かせません。職員数が足りない園では、休憩が取りにくい、残業が増える、急な欠勤時に負担が偏ることがあります。
担当者には、クラスごとの職員数、正社員とパートの割合、早番・遅番の人数、産休・育休の取得状況を聞いてください。見学時には、職員が子どもに向き合う余裕があるかも見ておきましょう。
4. 教育体制と入職後のフォローを見る
ブランクがある方や未経験の施設形態に挑戦する方は、教育体制を確認してください。研修、OJT、メンター、主任のフォローがあるかで、入職後の立ち上がりが変わります。
面接では「入職後、最初の1カ月はどのように業務を覚えるのか」「困ったときは誰に相談するのか」を聞いてください。答えが具体的な園ほど、受け入れ体制を判断しやすいです。
保育士の転職に関する質問と回答
Q:保育士におすすめの転職サイトはどこですか?
A:初めての転職なら「マイナビ保育士」、職場情報や非公開求人も含めて相談したいなら「保育士人材バンク」、求人票だけでは分からない職場の雰囲気まで確認したいなら「保育士ワーカー」がおすすめです。
Q:転職サイトと転職エージェントの違いはなんですか?
A:転職サイトは、自分で求人を探して応募できるサービスです。転職エージェントは、担当者が希望条件を聞き、求人紹介、面接調整、条件確認などを支援するサービスです。
電話を増やしたくない方は検索型、条件交渉まで任せたい方はエージェント型が合います。どちらが上というより、転職活動の進め方で選んでください。
Q:転職サイトは何社に登録したほうがいいのですか?
A:最初は2~3社の併用がおすすめです。応募段階で使いやすいサービスに絞ると管理しやすくなります。詳しくは「保育士転職サイトは掛け持ちしてよい?」で説明しています。
Q:電話なしで使える保育士転職サイトはありますか?
A:ジョブメドレー保育やほいくisお仕事探しのような検索型・スカウト型なら、電話を少なくして使えます。担当者がつくサービスでも、登録時に連絡手段と時間帯を指定できることがあります。
Q:年度途中でも転職できますか?
A:できます。産休や退職の補充、認可外や小規模園、企業内保育、派遣の求人は通年で動いています。ただし担任を持っている場合は引き継ぎがあるため、退職の申し出は早めに行い、就業規則の規定も確認してください。動き出す時期の考え方は「保育士の転職は年度のどこで動くのがよい?」で説明しています。
Q:口コミや知恵袋の情報は参考にしてよいですか?
A:参考にしてよいですが、それだけで判断しないでください。書かれている内容を「サービスの仕組みの話」「担当者個人の話」「いつの話か」に分けると読み違えにくくなります。読み方は「保育士の転職サイトは危ない?知恵袋の書き込みをどう読むか」で説明しています。
Q:危ない転職サイトを見分ける方法はありますか?
A:登録前に見るのは3点です。有料職業紹介の許可番号が公式サイトに出ているか、求職者に費用を求めていないか、就職お祝い金で登録や入職を勧めていないか。許可を受けた事業所かどうかは、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」でも検索できます。
Q:転職サイトで一番いいのはどれですか?
A:全員に共通する1位はありません。担当者に相談しながら進めたいならマイナビ保育士、非公開求人や職場情報まで聞きたいなら保育士人材バンク、自分のペースで求人を見たいならジョブメドレー保育やほいくisお仕事探しのような検索型が候補になります。辞めたい理由から絞るなら「転職したい理由別に見る、保育士の職場と転職サイトの組み合わせ」を見てください。
Q:ハローワークと転職サイトのどちらを使うのがよいですか?
A:保育士求人を広く見るなら転職サイト、地元の求人や公共の職業相談を使いたいならハローワークも候補になります。どちらかに絞るより、希望エリアの求人が少ない場合は併用してください。
Q:在籍している園に転職活動はバレませんか?
A:転職サイトのスカウト機能を使う場合は、現在の勤務先をブロックできる設定があるか確認してください。担当者にも、在職中で転職活動を知られたくないことを伝えておきましょう。
勤務中の電話対応や、園のメールアドレスで登録することは避けてください。連絡先は個人のメールアドレスとスマートフォンを使うのがおすすめです。
Q:保育士から転職するなら何の仕事がよいですか?
A:一般企業へ移ること自体は可能です。決め方としては、保育の仕事のどこを残したいかで分けてください。子どもと関わる部分を続けたいなら学童保育や児童発達支援。人と話して調整する経験を使いたいなら人材、教育関連、カスタマーサポート。シフトや行事から離れたいなら事務や営業事務が候補になります。分け方は「保育士から転職するなら何の仕事がよい?」で説明しています。
職務経歴書では、保育経験をそのまま書くだけでなく、保護者対応、行事運営、チーム連携、後輩指導、事務処理など、応募職種で評価される経験に置き換えて伝えてください。
保育士転職サイトまとめ
保育士向け転職サイトを選ぶときは、求人数、担当者の支援範囲、連絡方法、職場情報の深さを見てください。求人が多くても、希望条件と合わなければ転職先の候補にはなりません。
初めての転職ならマイナビ保育士、職場情報や非公開求人まで聞きたいなら保育士人材バンク、園の雰囲気や条件調整まで相談したいなら保育士ワーカーを候補にしてください。電話なしで進めたい方は、検索型やスカウト型のサービスも組み合わせましょう。
どれを選ぶか迷ったら、いま園を辞めたい理由から絞ってください。人間関係なのか、残業や持ち帰りなのか、給与なのか、ブランク明けなのか。そこが決まると、見るべき施設形態も、担当者に聞くことも変わります。
転職サイトは2~3社を併用し、応募段階で使いやすいサービスに絞るのがおすすめです。気になる求人が見つかったら、給与、勤務時間、人員体制、園見学の可否を確認してから応募してください。動き出す時期は、4月入職を狙うなら秋から冬。年度途中でも求人は出ます。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 担当者に相談しながら保育士求人を探せる | 非公開求人や職場情報も含めて相談できる | 職場の雰囲気や条件面を確認しながら進めやすい | 保育・福祉系の職種を幅広く扱う | 派遣や時短など働き方を調整したい方に向く | 保育園以外の施設形態も見やすい | 口コミや園情報を見ながら自分で探せる | 全国の保育士求人を見ながら支援も受けられる | 未経験・無資格・ブランクありの求人を探しやすい | スカウトや直接応募を使いやすい | オンライン・対面・チャットで相談できる | 医療法人や福祉法人の保育求人も見やすい | 人間関係を重視して求人を探したい方に向く | 幅広い施設形態の求人を扱う | 給与や新規園の求人を見たい方に向く | 非公開求人の紹介から入職まで担当者が対応 | 地元求人や公共の職業相談を使える | 保育士から異業種転職を考える方に向く | 保育業界以外の求人も広く比較できる | 面談でキャリアを整理しながら相談できる |
| タイプ | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント | 派遣・転職サービス | 転職エージェント | 求人サイト | 転職サイト・エージェント | 転職サイト・派遣 | 求人サイト・スカウト | 転職エージェント | 転職サイト | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント | 公共職業紹介 | 総合型転職サイト | 総合型転職エージェント | 総合型転職エージェント |
| 向いている人 | 初めて転職する保育士 | 職場情報まで聞きたい保育士 | 条件交渉や面接調整まで任せたい保育士 | 保育周辺職種も見たい方 | 派遣や時短で働きたい方 | 施設形態を広く見たい方 | 口コミや園情報を自分で確認したい方 | 全国の保育士求人を比較したい方 | 復職や未経験から始めたい方 | 電話を抑えて求人を探したい方 | 早めに相談しながら進めたい方 | 院内保育や福祉系施設も見たい方 | 人間関係を重視する方 | ブランクがある保育士 | 年収アップや新規園を見たい方 | 対象エリア内で紹介を受けたい方 | 地元求人を確認したい方 | 異業種転職も考える方 | 一般企業への転職を考える方 | 面談で方向性を相談したい方 |
| エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 首都圏中心 | 全国 | 首都圏中心 | 23都道府県(2026年8月30日時点) | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
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執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

