転職エージェントの面談で聞かれることは?事前準備や服装を徹底解説

転職エージェント 面談対策

転職エージェントの初回面談で聞かれることは、だいたい決まっています。職務経歴、転職を考えた理由、希望する業界・職種、年収や働き方の希望条件、いまの転職活動の状況、転職したい時期。この6つです。

ただ、聞かれる項目を知っているだけでは足りません。同じ質問に同じ経歴で答えても、返し方ひとつで出てくる求人は変わります。7社への転職を経験した僕が、質問ごとの答え方を回答例つきで整理しました。

まず前提として、転職エージェントとの面談は選考ではありません。担当者があなたの経歴や希望条件を確認し、どの求人を紹介できるかをすり合わせる場です。落とされる心配はしなくていい。

ただ、何も準備せずに行くと、紹介される求人はどんどん希望からズレていきます。面談前に決めておきたいのは「転職理由」「希望条件」「今後の働き方」の3つ。自分の言葉にしておくだけで、担当者から出てくる求人の質は変わります。

本記事を監修しているmotoは、転職やキャリアに関する知見を発信し、Forbes JAPAN日経ビジネスなどのメディアに取り上げられています。

X(旧Twitter)@moto_recruitのフォロワー数は12万人を超え、著書『転職と副業のかけ算』はAmazon総合ランキングで1位のベストセラーとなりました。

motoのキャリアやこれまでの実績についてはプロフィールページをご覧ください。

転職エージェントの面談で聞かれること

初回面談で聞かれることは、主に次の6つ。

  • これまでの職務経歴・仕事内容
  • 転職を考えた理由
  • 希望する業界・職種
  • 年収、勤務地、働き方などの希望条件
  • 現在の転職活動状況
  • いつごろ転職したいか

面談の目的は、担当者があなたを審査することではなく、紹介できる求人の方向性を決めることです。とはいえ担当者は企業へ推薦する立場でもあるので、経歴や希望条件に加えて、受け答えの丁寧さや転職への温度感も見ています。仕組みそのものから知りたい方は『転職エージェントとは?仕組みや利用方法をわかりやすく解説』もご覧ください。

それぞれの質問で担当者が何を見ているのか、どこまで答えれば求人が出てくるのかを先に整理します。

これまでの職務経歴 企業へ推薦できる経験を探している。担当業務、任された範囲、成果の順に、数字か役割で答える
転職を考えた理由 次の職場で何が変われば納得するのかを見ている。不満で止めず、変えたいことまで話す
希望する業界・職種 検索の入り口を決めている。「お任せします」と答えると求人が絞れない
年収・勤務地・働き方 紹介できる求人の範囲を決めている。譲れない条件と、調整できる条件を分けて伝える
現在の転職活動状況 他社と重複応募にならないかを見ている。隠さず共有した方が紹介が早い
いつごろ転職したいか 求人紹介の順番と選考スケジュールを組んでいる。温度感をそのまま伝えてよい

面談では、転職理由をきれいに言い換えすぎる必要はありません。「残業時間を減らしたい」「年収を上げたい」「上司と合わない」などの本音も伝えてください。ただし、不満だけで終わらせず、「次の職場では何を変えたいのか」まで話すと、担当者が求人を選びやすくなります。

転職エージェントの面談で聞かれることへの答え方【回答例つき】

6つの質問を順に、回答例つきで整理します。どれも30秒から1分あれば答えられる長さで足ります。長く話すほど伝わる、ということはありません。

1.これまでの職務経歴・仕事内容

聞かれ方は「これまでのお仕事の内容を教えてください」。担当者は、企業へ推薦できる経験がどこにあるかを探しながら聞いています。

答えるときは、新卒からの時系列を全部たどらないでください。今の仕事、任されている範囲、成果。この順に3つで足ります。

  • △「新卒で入社して、3年目に異動になって、そのあと転勤があって……」(経歴の朗読で終わり、実績にたどり着かない)
  • ◎「法人営業を5年やっています。いまは既存顧客20社の担当で、昨年は目標比120%。新人2人の育成も任されています」

数字にしにくい仕事なら、「どんな役割を任されていたか」「何を改善したか」で構いません。僕は、経歴を順番にたどるより先に結論を置いた方が、担当者から返ってくる質問が具体的になると思っています。

2.転職を考えた理由

聞かれ方は「転職を考えたきっかけは何ですか」。ここで担当者が見ているのは、退職理由そのものより、次の職場で何が変われば納得するのかです。つまり求人を選ぶ条件そのもの。

ネガティブな理由でも、正直に伝えて構いません。ただ、不満で止めると担当者は求人を選べません。

  • △「上司と合わなくて、それでちょっと限界かなと」(何を変えたいのかが出てこない)
  • ◎「直接のきっかけは上司との関係です。ただ本当に変えたいのは評価の仕組みで、成果が数字で見える会社を見たいと思っています」

ここで話した本音を、そのまま企業の面接で言う必要はありません。応募先にどう伝えるかは、面談の場で担当者に相談してください。

3.希望する業界・職種

聞かれ方は「どんな業界や職種を考えていますか」。担当者は、求人を検索する入り口を決めるためにこれを聞きます。

いちばんもったいないのが「特にこだわりはありません」「お任せします」。担当者は基準を持てないので、結果として希望から遠い求人が並びます。

  • △「まだ決めていないので、お任せします」
  • ◎「いまの法人営業を続けるならSaaS業界、職種を変えるなら企画寄りの仕事。この2本で求人を見たいです」

方向性が固まっていない方は、「現職の経験を活かせる求人」と「未経験でも狙える求人」を分けて出してもらってください。比べながら決められます。

4.年収、勤務地、働き方などの希望条件

現在の年収は、ほぼ必ず聞かれます。源泉徴収票や給与明細で正確な額を確認しておきましょう。希望年収は、最低ラインと希望ラインを分けて伝えるのがおすすめです。

  • △「できるだけ高い方がいいです」(担当者が下限を判断できない)
  • ◎「現年収は550万円。最低ラインも550万円で、希望は600万円です。年収が届かなくても、リモート週3日があれば検討します」

後半の一文がポイントです。何なら譲れるかまで言うと、担当者は年収以外のカードで交渉できます。希望条件の項目は、だいたい次の4つに分かれます。

職務内容
  • 希望職種・業界
  • 雇用形態
  • 勤務地
  • これまでの経験を活かせるか
  • 未経験でも応募できるか
年収
  • 現在の年収
  • 希望年収
  • 賞与や昇給制度
  • 退職金制度や家賃補助
働き方
  • 転勤の有無
  • リモートワークの可否
  • 副業の可否
  • 残業時間
  • 休日・休暇制度
職場環境
  • 社員の年齢構成
  • 男女比
  • 定着率
  • 評価制度
  • 福利厚生

希望条件を伝えるときは、譲れない条件を先に伝えてください。例えば「年収は現年収以上」「勤務地は首都圏」「リモート可」などです。担当者が求人を探す基準を持てるようになります。

逆に、希望条件が多すぎると紹介される求人は少なくなります。まずは上位2~3個の条件を伝え、残りは求人を見ながら調整してください。

5.現在の転職活動状況

聞かれ方は「他の転職エージェントは使っていますか」「応募済みの企業はありますか」。他社を使っていることを隠す必要はありません。

むしろ隠す方が損をします。複数のエージェントから同じ企業へ応募すると、企業側にもエージェント側にも確認の手間が発生し、選考が止まることもあるためです。

  • △「いえ、特に何も。ここが初めてです」(実際は他社で選考が進んでいる)
  • ◎「他に2社のエージェントに登録していて、うち1社経由でA社の一次選考中です。他は求人を見ている段階です」

現職に残る可能性がある場合も、最初に伝えて構いません。今すぐ転職するのか、良い求人があれば動くのかで、担当者の提案内容は変わります。

6.いつごろ転職したいか

転職希望時期は、求人紹介の順番と選考スケジュールに直結します。「できるだけ早く」「半年以内」「良い求人があれば」など、現時点の温度感をそのまま伝えてください。

  • △「良いタイミングがあれば、という感じです」(急ぎの求人が回ってこなくなる)
  • ◎「3カ月以内に内定を取って、引き継ぎ1カ月で動きたいです。面接は平日19時以降か土曜なら対応できます」

面接に使える曜日と時間帯まで先に言っておくと、担当者は企業側との日程調整を進めやすくなります。急いでいない場合も、そう伝えれば問題ありません。

面談で答えにくい質問への返し方【ケース別】

面談で詰まるのは、6つの質問そのものより、そこから伸びる追加質問です。よく相談されるケースを5つ挙げます。

1.転職回数が多い、在籍期間が短いとき

回数そのものを責められることはありません。担当者が気にしているのは、次も短期で辞める可能性があるかどうかです。

だから答えるべきは、辞めた理由の弁明ではなく「今回は何が揃えば続けられるのか」。「前職は評価軸が曖昧で納得できなかったので、次は評価制度が明文化されている会社を見たい」のように、条件の形にして返してください。

2.転職理由を正直に言いにくいとき

人間関係、体調、社内の評価。言いづらい理由ほど、エージェントの面談では言っておいた方がいいです。ここで伏せると、同じ地雷を踏む求人が普通に紹介されます。

言い方に迷うなら、事実だけ短く伝えて、あとは希望条件に変換してください。「上司との関係で体調を崩したので、次は少人数の組織は避けたい」まで話せば、担当者は求人を外す基準を持てます。

3.アピールできる実績がないと感じるとき

実績がないのではなく、言語化していないだけ、というケースがほとんどです。自分では当たり前だと思っている仕事でも、転職市場では評価されることがあります。

面談前に、次の4つを箇条書きにしておきましょう。

  • 担当してきた業務
  • 任された範囲
  • 改善したこと
  • 社内で頼られていたこと

あとは担当者に「この経歴で評価されやすい点はどこか」と聞けば、職務経歴書に使える表現へ整理してくれます。

4.転職するかどうか、まだ決めきれていないとき

決めていない状態のまま面談を受けて構いません。ただ、それを黙っていると話が噛み合わなくなります。

「今すぐ転職するかは決めていない。ただ、いま出ている求人と年収の相場は見たい」と最初に言ってください。担当者は求人紹介のペースと連絡頻度をそれに合わせます。

5.希望条件が固まっていないとき

全部を決め切ってから面談に行く必要はありません。決まっていないなら、決まっていないと言った上で、判断材料を求人で出してもらうのが早いです。

「条件はこれから決めたいので、年収レンジが違う求人を3つずつ出してほしい」と頼めば、比較しながら優先順位を作れます。気になる求人を2~3件、事前に見ておくとさらに話が早い。

転職エージェントの面談で本音はどこまで話していいのか

結論から言うと、本音はほぼ全部話して問題ありません。エージェントの面談での発言が、そのまま応募先企業に伝わることはないからです。

気にすべきなのは「言ってはいけないこと」ではなく、「言うと求人が絞れなくなること」。この2つは別物です。

1.話していい本音

隠さず伝えて構わないのは、このあたりです。

  • 他社の選考状況
  • 現職に残る可能性
  • 転職時期が固まっていないこと
  • 給与への不満
  • 人間関係の問題

むしろ先に言っておいた方が、担当者は紹介のペースや連絡の頻度を合わせられます。「年収が全てです」も本音なら言ってください。基準がはっきりするだけです。

2.言うと紹介される求人が減ること

代表的なのは、希望条件を聞かれて「どこでもいい」「お任せします」と答えてしまうケース。担当者は求人を選ぶ基準を持てないので、結果として希望と離れた求人が並びます。

もう1つが、経歴や年収を実際より大きく伝えること。紹介の前提そのものがずれるので、届く求人は最初から届かない求人ばかりになります。

伝え方を間違えると紹介が止まることもあるため、『転職エージェントに見捨てられる理由と対処法』も参考にしてください。

転職エージェントの面談でこちらから聞くべきこと

面談は、聞かれたことに答える場であると同時に、こちらから聞く場でもあります。むしろ後者が本題です。担当者の頭の中にある情報は、聞かないと出てきません。

1.今の経歴で狙える年収帯

「この経歴だと、どのくらいの年収レンジの求人が現実的ですか」と聞いてください。転職市場での自分の相場は、求人を数十件見るより、担当者に一言聞く方が早く分かります。

年収交渉は転職エージェントが企業側と行ってくれることがあります。ただし、希望年収を高く伝えれば必ず通るわけではありません。現在の年収、希望年収、年収以外で譲れる条件をセットで渡しておきましょう。

2.未経験の職種へ応募できるか

希望する業界や職種がある場合は、今の経歴で応募できる求人があるかを確認してください。未経験職種へ挑戦したい場合も、応募できる求人、年収が下がる可能性、選考で見られる経験を聞いておきましょう。

3.この経歴で評価されやすい点

「僕の経歴で、企業から評価されやすいのはどこですか」。この質問は、職務経歴書の書き方と面接での話し方の両方に効きます。

自分では地味だと思っている経験が、担当者から見ると推薦材料になっていることは珍しくありません。返ってきた答えは、そのまま職務経歴書の見出しに使えます。

4.転職理由を応募先にどう伝えるか

転職理由は、企業面接でそのまま話すとマイナスに見えることがあります。面談では本音を伝えた上で、応募先企業にはどう伝えるべきかを担当者に相談してください。

例えば「残業が多い」は「限られた時間で成果を出せる環境に移りたい」、「年収が低い」は「成果や役割に応じて評価される環境を見たい」といった伝え方に変えられます。

5.なぜこの求人を紹介したのか

紹介された求人はそのまま受け取らず、「なぜこの求人を紹介したのか」「自分の希望条件のどこに合っているのか」を聞いてください。その答えを聞けば、担当者が自分の経歴をどう読んでいるのかまで見えてきます。

読み方がズレていたら、そこで直せます。求人を10件見て違和感を抱えるより、この質問を1回する方が早いです。

6.担当者の得意な業界と、応募先の選考で見られる点

担当者がどの業界・職種に強いのか、どの企業とつながりがあるのかも聞いておきましょう。業界出身の担当者なら、求人票に出ていない採用背景や、面接で見られる点まで答えてくれることがあります。

担当者との相性が合わないと感じたら、担当変更を依頼して構いません。頼み方に迷う方は『転職エージェントがむかつく場合の対処法|うざい・偉そうと感じた際にやるべきこと』も参考にしてください。サービスの選び方から見直したい方は『転職エージェントの選び方|タイプ別・年代別の基準と担当者の見極め方を解説』もご覧ください。

転職エージェントの面談までに準備しておくこと

転職エージェントとの面談前には、履歴書と職務経歴書を用意しておきましょう。完成度は高くなくても構いませんが、職務内容、実績、希望条件が空欄だと、面談の大半が情報整理で終わってしまいます。

あわせて、気になる求人を2~3件ほど見ておくのもおすすめです。実物があると話が早い。求人票を画面に出しながら「この条件は合う」「この仕事内容は違う」と一つずつ返していくと、担当者は言葉の説明より正確に希望のズレをつかめます。

1.登録してから面談当日までの流れ

面談は、登録した直後に始まるわけではありません。web登録を済ませると担当者から電話かメールで連絡が入り、そこで面談の日程と方法を決めます。

この最初のやり取りで、希望の曜日と時間帯、それに連絡してほしい手段まで伝えておいてください。ここを曖昧にしたまま進むと、面談にたどり着く前から着信の取り逃しが増えます。

日程が決まったら、当日までに履歴書と職務経歴書を送っておきましょう。ゼロから経歴を説明する時間が減るので、そのぶんを求人紹介にまわせます。

2.履歴書

転職エージェントの登録や面談では、履歴書の提出を求められることがあります。一般的なフォーマットで問題ありません。作成に迷う方は、リクルートエージェントやdodaなどの履歴書作成ツールを使うと作りやすいです。

対面面談で履歴書を持参する場合は、写真の有無も確認してください。オンライン登録で写真データをアップロードするケースもあるため、登録した転職エージェントの案内メールを見ておきましょう。

3.職務経歴書

職務経歴書は、面談で最も使われる書類です。担当者は職務経歴書を見ながら、どの経験を企業にアピールできるか、どの求人なら紹介できそうかを判断します。

最初から完璧に作る必要はありません。書き出しておきたいのは次の項目です。

  • 担当業務
  • 実績
  • 使用ツール
  • マネジメント経験
  • 改善したこと

この状態で持ち込んで、面談で担当者に添削してもらえば十分です。職務経歴書の書き方については『転職の専門家が教える“戦略的”職務経歴書の書き方(無料テンプレート付)』をご覧ください。

4.希望条件の優先順位

面談前に、希望条件をすべて決め切る必要はありません。ただ、年収、勤務地、働き方、仕事内容の中で「譲れない条件」と「できればかなえたい条件」は分けておきましょう。

ここを分けておくだけで、面談中に条件を足したり引いたりする判断が早くなります。担当者から「年収を10万円下げれば、この求人も見られます」と言われたときに、その場で答えられる状態にしておく感覚です。

5.当日の持ち物と、手元に置いておくもの

対面なら、履歴書と職務経歴書、筆記用具、メモ帳。これで足ります。名刺を用意する必要はありません。

オンラインと電話の場合は、紙より画面まわりです。手元に置いておきたいものを挙げます。

  • 職務経歴書(画面ですぐ開ける状態にしておく)
  • 聞きたいことを書いたメモ
  • 気になっている求人のURL
  • 現在の年収が分かるもの(源泉徴収票や給与明細)

年収を「たしか550万くらいだったと思います」と答えると、その数字がそのまま紹介の前提になります。手元で確認できる状態にしておいてください。

6.担当者に聞きたいこと

担当者に任せきりにするより、こちらから質問した方が、求人紹介の意図まで確認できます。聞くことは事前にメモへ書き出しておきましょう。何を聞けばよいかは、前の「転職エージェントの面談でこちらから聞くべきこと」で挙げた6つがそのまま使えます。

転職エージェントの面談時の服装と髪型

転職エージェントとの面談は、企業の採用面接ではないため、服装は基本的に自由です。スーツでも私服でも構いません。

ただし、面談相手は企業へあなたを推薦する担当者です。Tシャツ、短パン、部屋着のようにラフすぎる服装は避け、オフィスカジュアル程度に整えておくのがおすすめです。

1.対面面談の服装

迷ったらオフィスカジュアル。ジャケットにシャツ、あるいはブラウスにきれいめのパンツやスカートで十分です。仕事帰りにそのまま向かうならスーツでも問題ありません。

スニーカーやデニムも、清潔感があれば避ける必要はありません。判断に迷ったら、今の職場で取引先に会う日の服装を思い浮かべてください。だいたいそれで合います。

2.オンライン面談(Zoom)の服装と画面まわり

オンライン面談でも、上半身は画面に映ります。トップスだけはオフィスカジュアルに合わせておきましょう。ジャケットを羽織るとそれらしく見えますが、必須ではありません。

服装より画面まわりの方が印象に効きます。カメラの位置は目線の高さに、顔に光が当たる向きに座り、背景は生活感が出すぎない壁側へ。マイクの音声は、開始前に一度自分で録って確認しておくと確実です。

3.女性の服装はどこまで整えるか

スカートかパンツか、ジャケットは要るか、色はどこまで明るくていいか。このあたりは相談が多いところですが、どれを選んでも紹介される求人は変わりません。

迷ったら、ブラウスかカットソーに、きれいめのパンツかひざ丈のスカート。ジャケットは羽織っても羽織らなくても構いません。色も、いまの職場で普通に着ている範囲で足ります。

アクセサリーやネイルも、仕事中と同じで大丈夫です。担当者が見ているのは、企業へ推薦したときに違和感が出ないかどうか。その一点だけです。

4.髪型と身だしなみ

髪型は派手に整える必要はありませんが、顔が見えにくい髪型や寝ぐせが目立つ状態は避けてください。オンラインは画質の関係で、対面より寝ぐせや無精ひげが目立ちます。

担当者はあなたを企業へ推薦する立場です。好かれるための身だしなみではなく、推薦しやすくするための身だしなみだと考えると、どこまでやるかの線が引きやすくなります。

転職エージェントの面談の流れと所要時間・面談方法

面談の所要時間は、転職エージェントによりますが60分~90分ほど。面談場所は、電話、オンライン、転職エージェントのオフィスのいずれかです。最近はオンラインが多いため、対面を希望する場合は対応できる拠点があるか確認してください。

当日の流れも、だいたい決まっています。

  • 1.自己紹介とサービス説明:担当者からサービスの特徴とサポート内容の説明があり、そのあとに今の仕事、転職を考えた背景、相談したいことを簡単に伝えます。ここは話をきれいにまとめすぎなくて大丈夫です
  • 2.職務経歴の確認:履歴書・職務経歴書をもとに、担当業務、実績、使っているツールや資格、担当してきた顧客やプロジェクト、マネジメント経験の有無を聞かれます
  • 3.転職理由の確認:転職や退職を考えたきっかけを聞かれます。本音で構いませんが、次の希望に置き換えて話してください
  • 4.希望条件のすり合わせ:職務内容、年収、働き方、職場環境を整理します。優先順位をつけて伝えるのがポイントです
  • 5.求人紹介:ここが本番です。求人票の仕事内容や条件に加えて、選考で見られる点、過去に内定した人の傾向、社風などを聞けることもあります
  • 6.今後の流れの確認:求人紹介、応募、書類添削、面接対策、入社時期の調整を、どの順番でいつまでに進めるのかまでそろえて確認します

面談方法は、電話、オンライン、対面の3つ。最近はオンラインが増えていますが、サービスや担当者によって対応方法は異なります。

1.電話面談

電話面談は、短い時間で現在の状況を伝えたい方に向いています。通勤前後や昼休みに話せる一方で、資料や求人票を見ながら細かく確認しにくい点があります。

電話で面談する場合は、職務経歴書やメモを手元に置き、紹介された求人名や次の対応をその場で書き留めてください。

2.オンライン面談

オンライン面談は、ZoomやGoogle Meetなどを使って行われます。画面越しに求人票を見ながら話せるため、仕事内容や条件の確認を進めやすいです。

スマホでも参加できるサービスはありますが、求人票や職務経歴書を見ながら話すならPCの方が便利です。接続URL、開始時間、カメラとマイクの設定は面談前に確認してください。

3.対面面談

大手転職エージェントの場合、オフィス内の面談スペースで対面面談を行うことがあります。初めての転職で細かく相談したい方や、担当者の反応を見ながら話したい方には対面も合います。

ただし、対面だから良い求人が必ず出るわけではありません。移動時間がかかるため、求人紹介や職務経歴書の添削など、面談で何を相談したいかを決めてから参加しましょう。

4.面談は何回あるのか

じっくり時間を取る面談は、基本的に初回の1回です。そのあとは求人紹介や書類のやり取りが電話とメールで進むので、あらためて長い面談を組むことは多くありません。

ただ、希望条件が途中で変わったとき、面接対策をしてほしいとき、内定後に条件を詰めたいときは、追加で時間をもらってください。こちらから頼めば、断られることはまずないです。

複数の転職エージェントを使うなら、初回面談は登録した会社の数だけ発生します。同じ話を何度もするのが負担なら、職務経歴書を先に送っておいて、面談は求人の話から始めてもらいましょう。

転職エージェントの面談が終わったあとにやること

面談の価値が決まるのは、実は終わったあとです。紹介された求人に返事をして、書類を直して、次の連絡日を決める。ここまでやって面談1回分だと思ってください。

面談の最後に、次の4つは確認しておきましょう。

  • 次に担当者から連絡が来る日
  • 紹介された求人に返事をする期限
  • 修正して送り直す書類
  • 連絡手段(メール、電話、LINEのどれにするか)

紹介された求人に、その場で応募を決める必要はありません。興味がない求人を断る場合は、「年収が合わない」「勤務地が遠い」「仕事内容が現職と変わらない」など、合わない理由を伝えてください。その理由が、次の求人紹介の精度につながります。

お礼のメールは、送っても送らなくても構いません。送るなら、相談に乗ってもらった礼よりも「A社は応募します、B社は勤務地が理由で見送ります」と判断を返す方が、担当者は次に動けます。

面談から1週間たっても求人が届かないときは、こちらから連絡してみてください。担当者が希望条件を絞りすぎているだけのこともあります。それでも動きがない場合は『転職エージェントに相手にされないと感じたら|サイン・理由・対処法』も参考にしてください。

転職エージェントの面談でやってはいけないこと

面談では、担当者との関係性も求人紹介に影響します。担当者は「企業に紹介できる人か」を見ているためです。避けたい行動を5つ挙げます。

1.面談の約束や期限を守らない

遅刻、無断キャンセル、書類提出の遅れは、担当者からの見え方を悪くします。企業に推薦する候補者として、日程や期限を守れるかも見られているためです。

やむを得ず予定を変更する場合は、分かった時点で連絡してください。早ければ早いほどいい。連絡さえ入っていれば、担当者は日程を組み直したうえで、企業側との調整もあらためて動かせます。

2.不満や愚痴だけを話す

本音を伝えることは必要ですが、不満や愚痴だけで面談が終わると、担当者は次の職場に求める条件を判断できません。

「残業が多い」と感じているなら、希望する残業時間や働き方まで伝えましょう。「社風が合わない」なら、どのような組織なら働きやすいと感じるのかまで話してください。

3.経歴や年収を詐称する

経歴、スキル、年収を実際より大きく見せるのは避けてください。求人紹介の前提そのものがズレますし、選考の途中や入社後に発覚して問題になることもあります。

実績に自信がない場合は、嘘をつくのではなく、担当者に「どこを強みとして出せるか」を相談してください。

4.横柄な態度をとる

担当者に対して横柄な態度を取ったり、一方的に条件だけを要求したりすると、企業へ推薦しづらい候補者と見られることがあります。

転職エージェントは、あなたの代理として企業とやり取りします。希望ははっきり伝えつつ、連絡や受け答えは丁寧に行いましょう。このあたりについては『転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけない4つのこと』も合わせてご覧ください。

5.他社の利用状況を隠す

複数の転職エージェントを使っている場合は、利用状況を伝えてください。他社で応募済みの企業を共有しておけば、同じ企業への重複応募を避けられます。

隠しても、選考が進めば企業側で重複が判明します。そのときに止まる方が損です。選考状況を共有しておけば、担当者は求人紹介のタイミングや応募企業を調整できます。

転職エージェントの面談を成功させるポイント

相手によって、話し方は変えた方がいいです。転職エージェントは会社の規模や得意領域によって面談の進め方がかなり違うので、ここからはタイプ別に、面談で意識したいポイントをご紹介します。

1.総合型大手転職エージェントとの面談ポイント

「まずは求人を広く見たい」と考える方や、初めて転職する方には、doda転職エージェント、リクルートエージェント、パソナキャリアなどの総合型大手転職エージェントが合う可能性があります。

1:doda転職エージェント

doda

口コミ:doda 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年8月31日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/

出典:公式サイト

2:リクルートエージェント

リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:780,000(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

出典:公式サイト

3:パソナキャリア

パソナキャリア

口コミ:パソナキャリア 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:53,215(2026年8月31日現在)
求人数増減:+193(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/

出典:公式サイト

【面談を成功させるポイント】

総合型大手転職エージェントでは、求人を広く出してもらい、比較しながら自分の希望を固める使い方がおすすめです。

面談では「年収はXXX万円以上、勤務地はXX、業界はXXとXX、職種はXXとXX」のように、検索条件を広めに伝えてください。最初から業界や職種を絞り込みすぎると、見られる求人が少なくなります。

紹介された求人は、興味の有無で仕分けていきましょう。「仕事内容は良いが勤務地が合わない」「年収は良いが職種が違う」など、合う点と合わない点を担当者へ返すことで、次に出てくる求人が現実に近づきます。

2.中小転職エージェントとの面談ポイント

志望企業や業界がある程度決まっている方、2回目以降の転職者には、type転職エージェント、Geekly(ギークリー)、プロフェッショナルバンクなどの中小規模の転職エージェントが合うことがあります。

1:type転職エージェント

type転職エージェント

口コミ:type転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:11,003(2026年8月31日現在)
求人数増減:-119(先週比↓down)
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/

出典:公式サイト

2:Geekly

Geekly(ギークリー)

口コミ:Geekly(ギークリー) 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:36,603(2026年8月31日現在)
求人数増減:+105(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/

出典:公式サイト

3:プロフェッショナルバンク

プロフェッショナルバンク

口コミ:プロフェッショナルバンク 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://www.pro-bank.co.jp/

出典:公式サイト

【面談を成功させるポイント】

中小転職エージェントは、求人を大量に出すより、特定の企業や職種に絞って提案してくることがあります。面談では、紹介された求人に対して「受ける・受けない」の返事に、その理由を一言添えてください。

「この企業は興味があるが、年収条件が合わない」「この職種なら応募したいが、勤務地は変えたい」など、判断の理由を返すと、担当者も企業への推薦や条件交渉を組み立てやすくなります。

特別感のある非公開求人を紹介されることもありますが、求人の希少性だけで判断しないでください。仕事内容、選考難易度、年収、入社後の役割まで確認してから応募しましょう。

3.スカウト型転職エージェントとの面談ポイント

「今すぐ転職するかは決めていないが、良い求人があれば見たい」という方は、ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト、doda Xなどのスカウト型サービスを使う方法もあります。

1:ビズリーチ

ビズリーチ

口コミ:ビズリーチ 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:235,179(2026年8月31日現在)
求人数増減:+4,677(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/

出典:公式サイト

2:リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

口コミ:リクルートダイレクトスカウト 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:624,640(2026年8月31日現在)
求人数増減:-441(先週比↓down)
【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/

出典:公式サイト

3:doda X

doda X

口コミ:doda X 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:118,233(2026年8月31日現在)
求人数増減:+901(先週比↑up)
【公式サイト】https://doda-x.jp/

出典:公式サイト

【面談を成功させるポイント】

スカウト型サービスでは、転職への温度感をはっきり伝えてください。「今すぐ転職したい」「半年以内に動きたい」「条件が合えば話を聞きたい」で、担当者からの提案は変わります。

曖昧なまま面談すると、長期的なキャリア相談だけで終わることがあります。求人を見たいなら「今紹介できる求人を見たい」「年収XXX万円以上で比較したい」と伝えてください。

スカウト型では、ヘッドハンターや担当者によって得意業界が違います。面談では、担当者がどの業界・職種に強いのか、どの企業とのつながりがあるのかを確認しておきましょう。

4.特化型転職エージェントとの面談ポイント

同業界での転職や専門職の転職を考えている方には、JACリクルートメント、コトラ、ムービンなどの特化型転職エージェントが合う可能性があります。

1:JACリクルートメント

JACリクルートメント

口コミ:JACリクルートメント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:60,408(2026年8月31日現在)
求人数増減:+65(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/

出典:公式サイト

2:コトラ

コトラ(KOTORA)

口コミ:コトラ(KOTORA) 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:37,566(2026年8月31日現在)
求人数増減:+203(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.kotora.jp/

出典:公式サイト

3:ムービン

ムービン

口コミ:ムービン 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:4,346(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.movin.co.jp/

出典:公式サイト

【面談を成功させるポイント】

特化型転職エージェントでは、業界経験や専門スキルの確認が細かくなります。面談前に、担当してきた業務、扱った商材、顧客層、実績、転職後に伸ばしたい経験を整理しておきましょう。

担当者自身が業界出身者の場合、求人票には出ていない採用背景や面接で見られる点を聞けることがあります。面談では、担当者の過去の担当領域や得意な企業群も確認してください。

紹介された求人が希望と違う場合は、感覚で断らずに「職種が違う」「事業フェーズが合わない」「年収レンジが足りない」など、理由を具体的に返しましょう。

面談対応が好評な転職エージェント

面談で相談しやすい転職エージェントを探すなら、求人数に加えて、担当者の連絡頻度、書類添削、面接対策、求人紹介の理由まで確認してください。ここでは、面談の相談先として検討しやすい転職エージェントをご紹介します。

1:リクルートエージェント

リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:780,000(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

おすすめ転職エージェントの一番手は『リクルートエージェント』です。

リクルートエージェントは、幅広い業界・職種の求人を見たい方に向いています。初回面談では、職務経歴や希望条件を伝えた上で、どの求人を紹介できるかを確認してください。

求人数が多いぶん、面談で伝えた条件の幅がそのまま紹介の幅になります。広めに伝えて数を見るのか、条件を絞って精度を上げるのか。面談の冒頭でどちらにするかを決めておくと、そのあとのやり取りが早いです。

リクルートエージェントの評判については「【評判】リクルートエージェントの口コミを公表データと規約で検証」でご紹介しています。

出典:公式サイト

2:doda転職エージェント

doda

口コミ:doda 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年8月31日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/

次におすすめする転職エージェントは『doda転職エージェント』です。

doda転職エージェントは、求人紹介に加えて、キャリアカウンセリング、応募書類の相談、面接前後のやり取りまで通して相談したい方に向いています。

面談では、希望条件を2~3個に絞って伝えると、求人を比較しやすくなります。初めての転職で方向性が固まっていない方は、「現職の不満」と「次に変えたいこと」を担当者に話してみてください。

出典:公式サイト

3:マイナビ転職エージェント

マイナビ転職エージェント

口コミ:マイナビ転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/

3つ目におすすめする転職エージェントは『マイナビ転職エージェント』です。

マイナビ転職エージェントは、20代や若手層の転職相談で検討しやすい転職エージェントです。初めての転職で、職務経歴書の作り方や面接での伝え方から相談したい方に向いています。

面談では、希望条件に加えて「どのような求人なら受けたいか」「どのような求人は避けたいか」も伝えてください。担当者が求人を出す基準を持ちやすくなります。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

転職エージェントの面談に関するよくある質問

面談前によく届く質問に、順番に答えます。

Q:面談の服装はスーツがいいですか?私服でも大丈夫ですか?

A:スーツでも私服でも問題ありません。迷う方は、オフィスカジュアルを選んでください。オンライン面談でも、画面に映る上半身は仕事の話をする場に合う服装にしておきましょう。

Q:転職エージェントとの面談時間はどれくらいですか?

A:転職エージェントによりますが、60分~90分ほど見ておくと対応しやすいです。日程を決めるときに、所要時間を担当者に確認してください。

Q:転職エージェントとの面談は土日や平日夜でもできますか?

A:対応可否は転職エージェントや担当者によって変わります。平日夜や土日しか時間が取れない方は、登録後の連絡で希望時間を先に伝えてください。

Q:面談場所はどこになりますか?

A:面談場所は、電話、オンライン、転職エージェントのオフィスなどです。最近はオンライン面談も多いため、対面を希望する場合は対応できる拠点があるか確認してください。

Q:転職エージェントに言わない方がいいことはありますか?

A:言ってはいけないことより、「言うと求人が絞れなくなること」を意識してください。代表的なのは、希望条件を「どこでもいい」「お任せします」と答えてしまうケースと、経歴や年収を実際より大きく伝えるケースです。詳しくは本文の「転職エージェントの面談で本音はどこまで話していいのか」をご覧ください。

Q:リクルートエージェントなど大手でも、聞かれることは同じですか?

A:聞かれる項目はほぼ同じです。経歴、転職理由、希望条件、活動状況、時期。違いが出るのは深さの方で、大手は求人の幅が広いぶん希望条件を細かく確認され、特化型は業界での実務経験を掘り下げられます。どちらにしても、本文の6つを準備しておけば足ります。

Q:中途採用のキラー質問とは何ですか?面談でも聞かれますか?

A:キラー質問は、企業の面接官が候補者の本音や考え方を引き出すために使う質問のことです。エージェントとの面談は選考ではないため、面談でこれが出ることはほとんどありません。応募先の面接で何を聞かれやすいかは、面談の場で担当者に確認しておきましょう。面接そのものの準備は『転職の面接対策しないとどうなる?受かる人の条件と最低限やることを転職の専門家が解説』で解説しています。

Q:面談の当日キャンセルはできますか?

A:予定変更は可能ですが、分かった時点で早めに連絡してください。無断キャンセルは担当者からの印象を下げるため、メールでも電話でもよいので必ず連絡しましょう。

Q:転職エージェントの面談で泣いてしまったらどうすればいいですか?

A:泣いてしまっても、それだけで求人紹介が止まるわけではありません。退職理由や現職の悩みを話して感情が出ることはあります。落ち着いたら、「次の職場では何を変えたいか」を担当者に伝えてください。

Q:転職エージェントの面談がめんどくさいと感じます。受けないとだめですか?

A:めんどくさいと感じる理由は、同じ説明を何度もする、電話が多い、求人紹介が希望と違う、といったものが多いです。その場合は、職務経歴書と希望条件を先に送り、連絡方法も指定してください。「電話は出にくいのでメール中心にしたい」「求人は週1回まとめて見たい」と伝えれば、やり取りの負担を抑えられます。

Q:転職エージェントからの連絡がしつこい場合はどうしたらいいですか?

A:連絡頻度を下げたい場合は、希望する連絡方法と時間帯を伝えてください。「電話ではなくメール中心」「求人紹介は週1回まとめて」など、具体的に伝えると調整しやすくなります。

Q:転職エージェントを使わないで転職したい場合はどうしたらいいですか?

A:転職サイト、企業の採用ページ、スカウトサービス、知人紹介など、エージェント以外の方法もあります。転職エージェントが合わないと感じた場合には『転職エージェントは使わない方がいい?』をご覧ください。

まとめ

転職エージェントの面談で聞かれることは、職務経歴、転職理由、希望する業界・職種、希望条件、活動状況、転職時期の6つです。初回面談では、きれいな回答を用意するより、担当者が求人を選べるだけの材料を渡すことを意識してください。

答え方の軸は1つだけ。事実を言ったら、そのあとに「だから次はこうしたい」を足す。これだけで、担当者の手元に残る情報の量がまるで変わります。

履歴書と職務経歴書は、完成度が高くなくても事前に用意しておきましょう。そのうえで希望条件を、絶対に譲れない条件と、良い求人が出れば調整してもいい条件の2つに分けて伝えると、担当者は最初の1回で紹介の方向を決められます。

転職エージェントは、求職者の入社が決まった際に企業側から紹介手数料を受け取る仕組みで運営されています。そのため、担当者は求人紹介や入社をすすめてくることがあります。紹介された求人は、担当者の説明だけで決めず、仕事内容、年収、勤務地、働き方、選考難易度を自分でも確認してください。
転職エージェントの裏事情記事を参照

担当者との相性が合わない場合は、担当変更を依頼しても構いません。面談では本音を伝えつつ、次の職場で何を変えたいのかまで話すことが、納得できる求人紹介につながります。

執筆者・監修者のmotoについて

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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

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