
「ハタラクティブはやばい」「やめとけ」「騙された」。検索すると、こうした言葉が先に目に入って登録の手が止まります。求人票を開いても「経験者優遇」ばかりで、応募できる会社が見つからない。就職活動そのものが嫌になる気持ちは、よくわかります。
ハタラクティブは、20代で未経験から正社員を目指すなら候補に入るサービスです。正社員経験がない、ブランクがある、アルバイト経験が中心。そういう経歴でも相談できます。ただ「派遣ばかり」「騙された」という声が出るのには理由があって、そこを知らないまま登録すると、紹介される求人と期待がずれます。
逆に、年収アップを最優先にしたい、専門職を狙っている、求人を自分で細かく検索したい。このどれかに当てはまるなら、別の転職サイトやエージェントの方が合います。悪い評判の中身、良い評判で何が評価されているか、運営会社と無料の仕組み、公式が公開している就職実績、面談で聞かれること、退会の手順まで順に見ていきます。口コミの点数ではなく、自分の希望に合うかどうかで判断しましょう。
「やめとけ・派遣ばかり・騙された」の正体と、候補になる20代
まず「やばい」「やめとけ」「騙された」という評判の中身から整理します。多くは、希望と違う求人を紹介された、正社員を狙っていたのに無期雇用派遣に近い働き方をすすめられた、連絡が多かった、担当者と合わなかった、という不満です。詐欺の話ではありません。期待と紹介求人のズレが、強い言葉になって出てきたもの。そう見ておくと落ち着いて読めます。
その上で、ハタラクティブは20代で未経験から正社員を目指す人と相性のよいサービスです。職歴や学歴に自信がなくても、求人紹介に加えて書類添削や面接対策を受けられます。逆に、希望する職種や働き方がすでに固まっているなら、紹介求人が合わないこともあります。
僕の見方はシンプルです。評判の良し悪しだけで登録を決めなくていい。初回面談で雇用形態、職種、勤務地、連絡ペースを伝えて、紹介された求人を見てから続けるか判断すれば十分です。合わなければ抜ければいい。そのくらいの距離感で始められます。
| 良い評判で多い内容 | 未経験OKの求人を紹介された、書類添削や面接対策を受けられた、フリーターや既卒でも相談できた |
|---|---|
| 悪い評判で多い内容 | 希望と違う求人を紹介された、連絡が多い、担当者と合わない、派遣や無期雇用派遣に近い求人が混ざっていた |
| 僕の見方 | 職歴に不安がある20代には候補になるが、直接雇用の正社員にこだわるなら求人票の雇用形態を必ず確認する |
利用を検討したいのは未経験から正社員を目指す人
- 20代で正社員就職を目指している
- フリーター、既卒、第二新卒から就職したい
- ニート期間やブランクがあり、応募できる求人を知りたい
- 職歴や学歴に自信がなく、面接で何を話せばよいかわからない
- 履歴書や職務経歴書を一人で作るのが不安
- 早めに就職活動を進めたい
当てはまる項目が多いなら、初回面談で求人の方向性を聞く価値があります。面談を受けたからといって、その場で応募を決める必要はありません。公式も「紹介した求人への応募は自由」と案内しています。まずは今の経歴で応募できる求人を知るところからで十分です。
別のサービスも見た方がよいのは条件が固まっている人
- 30代以上で即戦力として転職したい
- 管理職、専門職、ハイクラス求人を探している
- 勤務地、職種、年収をかなり細かく絞りたい
- 求人検索から応募まで自分のペースで進めたい
- 直接雇用の正社員以外は検討したくない
こちらに当てはまるなら、ハタラクティブだけに絞らない方がよいでしょう。併用が前提です。すでに職務経験があって、年収アップや専門職への転職を優先するなら、転職サイトや別のエージェントを併用して、選べる求人を増やしてください。初回面談を受ける場合は、希望職種、勤務地、年収、正社員へのこだわりを率直に伝えると、紹介求人とのズレが早い段階でわかります。
知恵袋・2ch・なんJの「騙された」はどこまで本当か
知恵袋、2ch、なんJ系の投稿では、「やばい」「騙された」「やめとけ」といった強い言葉が目につきます。ただ、言葉の強さだけでは、自分にも同じことが起きるかは判断できません。「騙された」と書かれた投稿の多くは、実際には希望と違う求人をすすめられた、連絡が多かった、といった期待とのズレを指しています。中身は、詐欺被害というより相性の話です。
読むときに見たいのは、投稿者が何に困ったのかという一点です。派遣に近い働き方、連絡の多さ、希望外の職種など、あなたも避けたい条件が書かれているなら、面談で先に質問しておけばいい。反対に、書類や面接を一緒に進めたいタイプなら、同じサービスでも受け止め方は変わります。口コミは判断材料の一つ。最終的には、紹介された求人の雇用形態、職種、勤務地、担当者との連絡ペースが自分に合うかで見てください。
エージェントという仕組みそのものに疑いが向いているなら、転職エージェントは使わない方がいい?で「やめとけ」と言われる構造の側も先に読んでおくと、ハタラクティブ固有の話とサービス全般の話を切り分けられます。
※口コミは、僕が運営する転職アンテナの体験談投稿フォームに寄せられた内容と、レビューサイトなどで公開されている内容の傾向をもとに、個人が特定されない形で整理しています。
良い評判と悪い評判、言われている中身を分ける
評判は「良い・悪い」の点数で見ても動けません。何が評価されていて、何に不満が出ているのか。中身を分けると、自分に起きそうなことが見えてきます。
良い評判では書類添削と面接対策が評価されている
ハタラクティブの良い評判で目立つのは、就職活動を一人で抱え込まずに済んだという声です。担当者と応募先を選びながら、履歴書や職務経歴書の内容を整えられます。
- 未経験OKの求人を紹介してもらえた
- 履歴書や職務経歴書を一緒に直してもらえた
- 面接で話す内容を整理できた
- フリーターや既卒でも相談できた
アルバイト経験しかなくても、任されていた作業、長く続けたこと、接客やチーム作業の経験は面接で使える材料になります。自分では当たり前に思える経験でも、担当者と振り返ると伝え方が見えてくる。「職務経歴書に書くことがない」「面接で経歴をどう説明すればいいかわからない」で止まっているなら、書類添削と面接対策は具体的な助けになります。経歴の長さより、経験をどう整理して伝えるかで迷っている人に向く支援です。
選考が終わった後のフォローも公式が明記しています。不採用だった場合はキャリアアドバイザーが企業へ理由をヒアリングし、次に活かせる形で本人へ返す。面接で聞きづらかったことも、代わりに企業へ確認してもらえます。一人で応募していると、落ちた理由は永遠にわからないままです。ここは自己応募との差が出るところ。
悪い評判は求人のズレと連絡の多さに集まっている
悪い評判で多いのは、希望と紹介求人が合わなかったという内容です。正社員を希望したのに無期雇用派遣に近い働き方を紹介された、事務職を希望したのに営業や施工管理を提案された、といった不満があります。
- 希望と違う求人を紹介された
- 連絡が多く、急かされているように感じた
- 担当者によって対応に差があった
- 派遣や無期雇用派遣の求人が混ざっていた
- 地方だと紹介求人が少なかった
紹介された求人に違和感があるなら、その場で応募を決めなくてかまいません。雇用形態、仕事内容、勤務地、残業、転勤の有無を確認して、納得できる求人だけ選考へ進みましょう。早く就職したいときほど、求人票の確認を省きがちです。ですが、そこを急ぐと入社後に「思っていた働き方と違った」と気づく原因になります。応募を断ることも含めて、自分で選ぶ姿勢は崩さないでください。
そもそも求人を紹介してもらえない、という不満もあります。公式は「働く意思を持ち、その企業で就職するイメージがついた場合に紹介する」「希望や経験によっては当てはまる求人がない場合もある」と書いています。つまり、登録すれば自動で求人が届く仕組みではありません。似た状況でつまずいたときの見方は、転職エージェントに相手にされないと感じたらにまとめています。
メリットとデメリットで整理すると
ここまでの内容を、登録前に天秤にかけやすい形へ並べ直します。
- メリット:未経験OKの求人が全体の約8割で、職歴が短くても応募先がある
- メリット:書類添削と面接対策を1社ずつマンツーマンで受けられる
- メリット:不採用の理由を企業へ確認してもらえる
- メリット:料金は一切かからず、他社サービスとの併用も自由
- デメリット:求人を扱う地域が7都府県に限られている
- デメリット:紹介職種が販売・施工管理・事務などに寄りやすい
- デメリット:無期雇用派遣の求人が混ざることがある
- デメリット:連絡の頻度が合わないと急かされているように感じる
デメリットの4つは、どれも面談の最初に条件を言葉にしておけば、影響を小さくできる種類のものです。逆に言えば、黙って進めると全部そのまま起きます。
運営会社と、無料で使える仕組み
「ハタラクティブはどんな会社なのか」。登録前にここが気になるのは自然です。運営元と収益の仕組みがわかると、なぜ無料なのか、なぜ求人をすすめられるのかも説明がつきます。
| サービス名 | ハタラクティブ |
|---|---|
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
| 公開求人数 | 6,466(2026年8月31日現在) |
| 特徴 | ・20代向けの就職支援サービス ・フリーター、既卒、第二新卒、未経験からの正社員就職に対応 |
| おすすめポイント | 職歴に不安がある20代でも、求人紹介や書類添削、面接対策を相談できる |
| おすすめ度 | ★★★★・ |
| 面談方法 | オンライン方式 |
| 対応地域 | 北海道・宮城・東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬・愛知・岐阜・静岡・三重・大阪・兵庫・京都・広島・岡山・福岡 |
| 有料職業紹介事業許可番号 | 13-ユ-302698 |
| 公式サイト | https://hataractive.jp/ |
運営はレバレジーズ株式会社で、20代の就職・転職支援を長く手がけている会社です。公式サイトには、レバレジーズグループとして正社員未経験・正社員歴の短い人の仕事探しを12年以上サポートしてきたと書かれています。カウンセリングは「現在、すべてのカウンセリングをオンライン方式で実施しております」と案内されているので、来社しなくても相談できます。在職中の人や、外出する時間を取りにくい人も使えます。受付時間は10時から19時30分まで。土日祝日も不定期で実施しているので、平日に動けないなら空き状況を先に聞いてみてください。
なぜ無料なのか、無料でも起きること
ハタラクティブは無料で使えます。相談、求人紹介、書類添削、面接対策に求職者の料金はかかりません。公式の説明もはっきりしていて、採用を行っている企業から紹介手数料を受け取っているため、利用中に費用が発生することは一切ない、という形です。有料職業紹介事業の仕組みそのもので、ハタラクティブに限った話ではありません。
ただし、料金がかからないことと、求人を必ず紹介されることは別です。経歴、希望条件、勤務地によっては、すぐに紹介できる求人がない場合もあると公式も認めています。この仕組みを知っておくと、担当者が選考を早く進めようとする理由も見当がつく。企業からの手数料が入るのは、あなたが入社したときだからです。急かされていると感じたら、そこは自分のペースを主張していい場面です。
公式データで見る求人と就職実績
登録前に見ておきたいのは、どんな職種で決まっているか、どの地域の求人を扱っているか、実績の数字がいつの集計かの3点です。対象地域に自分が含まれていても、希望勤務地や職種によって求人の数は変わります。
内定率と定着率は集計期間つきの実績として読む
公式サイトのトップページには、書類通過率96%以上、内定率80%以上という数字が出ています。注記は「2023年12月~2024年1月時点の面接実施した求職者のうち、内定が出た求職者の割合」。同じページで定着率92%も案内されていて、こちらは2024年4月~2025年3月に入社した人の3カ月定着率です。カウンセリング実施件数は26万人以上(サービス開始から2026年3月までの実績)と公開されています。
もう一つ、公式の就職実績ページには内定率86.5%(2019年4月時点)という別の数字も残っています。集計時期が違えば数字も動く、というだけの話です。どれも過去の一定期間の実績であって、登録した全員が内定する、あるいはあなたも必ず内定するという意味ではありません。
数字とあわせて、自分の勤務地と希望職種で紹介できる求人があるかを面談で確かめてください。その答えの方が、利用を続けるかどうかの材料になります。
就職が決まっている職種は販売・施工管理・事務が上位
「事務職を希望したのに営業や施工管理を提案された」という声の背景は、公式の就職実績データを見るとつかめます。就職決定している職種は、いずれも2021年12月時点で次の順です。
- 販売 20%
- 施工管理 14%
- 一般事務・アシスタント・貿易事務 11%
- 接客 11%
- インフラエンジニア 9%
業種は流通・小売28%、製造・メーカー26%、サービス15%と続き、建築・不動産と情報・通信が11%ずつ、コールセンターが8%です(同じく2021年12月時点)。
事務職で決まっている人もいますが、上位は販売と施工管理です。未経験から短期間で正社員になれる求人がこの領域に集まっているためで、希望職種として事務だけを伝えていると紹介の数そのものが細くなります。事務職一本に絞りたいなら、面談の最初にそう伝えたうえで、直近で事務の求人がどのくらいあるかを聞いてください。数が少ないと言われたら、事務職に強い転職サイトを併用する方が早いこともあります。
就職先の企業規模と、給与の目安
意外と知られていないのが、就職先の規模です。公式の就職実績ページには、サポートを受けて内定した人の86.5%が社員数1,000名以上の大企業に内定した、というデータが載っています(2020年8月~2021年1月の利用者の内定実績)。未経験歓迎の求人と聞くと小さな会社ばかりを想像しますが、実態は違うということ。トップページでも「利用者の8割が大企業に就職」と案内されています。
給与については、公式のよくある質問で「高収入求人だと、年収300万円~450万円」の求人もあると説明されています。未経験スタートの初年度としては現実的な水準で、ここを大きく超える求人を期待して登録すると、紹介された求人に落胆します。年収を最優先にするなら、経験者向けのエージェントを軸にした方が早い。逆に、正社員という雇用形態をまず手に入れたいなら、この水準は判断材料として十分です。
学歴についても公式は明記していて、中卒、高卒、大学中退といった経歴でも紹介できる求人はある、学歴以上に人柄やポテンシャルを重視して採用している企業の求人がほとんど、としています。
登録できる地域と、求人を扱っている地域は範囲が違う
「地方だと紹介求人が少なかった」という評判には、はっきりした裏づけがあります。公式のよくある質問によると、登録できるのは関東地方のほか、次の地域です。
- 北海道
- 宮城県
- 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
- 京都府、大阪府、兵庫県
- 広島県、岡山県
- 福岡県
一方で「どの地域の求人がありますか?」への回答は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡の7都府県です。
つまり、登録できる範囲より、実際に求人を扱っている範囲の方が狭い。宮城や広島から登録しても、実際に紹介される求人は首都圏や関西のものが中心になる可能性があるので、地方在住なら面談の早い段階で「希望勤務地に求人はどのくらいあるか」を職種とセットで聞いてください。転居を前提にしないなら、ここが最初の分かれ目になります。
登録後は面談、求人紹介、選考対策の順で進む
登録してから内定までに何が起きるのか。流れがわかっていれば、どの段階で何を確認すればいいかも決められます。就職するか決めきれていない段階でも相談はできますが、先に譲れない条件を決めておくと、紹介求人を冷静に見られます。
登録から内定までの流れ
- 登録・面談予約
- キャリアアドバイザーとの面談
- 求人紹介
- 書類添削・面接対策
- 面接
- 内定・入社前後のフォロー
公式では、登録、相談、面接対策、面接、内定獲得の5ステップで案内されています。応募社数の目安は平均2~3社。勤務地や職種を絞るほど、選考へ進むまで時間がかかることもあります。短期間で就職を決めたい場合でも、雇用形態と仕事内容の確認だけは飛ばさないでください。
初回面談の前に3つの希望を整理する
初回面談では、これまでの経歴、希望職種、勤務地、働き方、就職したい時期などを聞かれます。答えを完璧に用意する必要はありません。迷っている項目は、そのまま相談して大丈夫です。ただし、次の3点だけは事前に考えておくと、求人を紹介されたときに希望とのズレを見つけられます。
- 希望する職種や働き方
- 正社員、契約社員、無期雇用派遣のどこまで検討するか
- 電話、メール、LINEなど連絡しやすい方法
勤務先に転職活動を知られたくないなら、応募前に企業名や連絡範囲も確認しましょう。服装について公式は「面接や選考ではありません」としたうえで、ふだんの気軽な格好で来てほしいと案内しているので、オンラインでもスーツは要りません。面談はビデオ会議で行いますが、公式は音声通話のみの面談も可能としています。顔を出すことに抵抗があるなら、予約時にそう伝えれば済む話です。聞かれる内容をもう少し具体的に知っておきたいなら、転職エージェントの面談で聞かれることも先に読んでおくと準備がしやすくなります。
日程を変えたくなったときの手順も、先に知っておくと気が楽です。公式はキャンセルの連絡を前日までにお願いしていて、当日に連絡なしでキャンセルすると次回の予約ができなくなる可能性がある、とも書いています。都合が悪くなったら、黙って欠席せず電話を1本入れてください。
電話は予約確認や進捗確認でかかってくる
ハタラクティブからの電話は、面談予約の確認、事前ヒアリング、就職活動の進捗確認が主な目的です。公式サイトでは0120-979-185と0120-963-250の2つがハタラクティブの番号として案内されていて、営業時間は9時から18時(土日祝休み)。心当たりのない着信なら、電話番号が誤って登録されている可能性もあると公式が説明しています。電話に出にくいなら、メールやLINEを中心にしてほしいと伝えてください。希望する時間帯も決めておけば、仕事中や都合の悪い時間に対応する負担を減らせます。
出典:公式サイト
「派遣ばかり」で後悔しないための4つの確認事項
ハタラクティブの悪い評判につながりやすいのは、雇用形態、求人内容、連絡頻度、担当者との相性です。準備で防げる部分は大きい。登録前にすべてを判断するのは難しくても、面談で確認する内容は先に決められます。
1.直接雇用と無期雇用派遣を区別する
ハタラクティブで紹介される求人が、派遣だけというわけではありません。公式サイトは未経験OKの求人が全体の約8割と案内していて、未経験歓迎の正社員求人も多く扱っています。それでも「派遣ばかり」という声が出るのは、無期雇用派遣の求人が混じることが背景にあります。無期雇用派遣は、派遣会社に雇用されて派遣先で働く形です。雇用主が違います。登録型派遣と違って雇用は続きますが、就業先が変わる可能性がある。同じ「正社員」という言葉でも、雇用主が応募先企業なのか派遣会社なのかで働き方は変わります。分かれ目は、契約の相手が誰か。直接雇用の正社員だけを考えているなら、面談の最初に「直接雇用の正社員を優先したい」と明確に伝えてください。
2.「未経験歓迎」以外の条件も求人票で読む
求人票は「未経験歓迎」の文字だけで選ばず、雇用形態と仕事内容をセットで見てください。応募前に確認したいのは次の項目です。
- 直接雇用の正社員か、無期雇用派遣か、契約社員か
- 入社後に担当する仕事内容
- 研修期間と配属先
- 残業、転勤、休日の条件
- 給与、賞与、昇給、手当の条件
短期間で内定を目指す場合でも、この確認は飛ばさないでください。気になる点があれば、応募前に担当者から企業へ確認してもらえます。公式も、面接で聞きづらかったことはキャリアアドバイザーが代わりに企業へ確認すると案内しています。会社の内側の様子を先に知っておきたいなら、企業の口コミサイトで在籍者の声を見ておく方法もあります。
3.連絡方法と時間帯を具体的に指定する
連絡が多いと感じたときは、希望する方法と時間帯をそのまま伝えましょう。「電話ではなくメール中心」「平日の夜だけ」「週1回にまとめてほしい」で問題ありません。担当者が選考を早く進めようとして、連絡が増える場合もあります。求人を読む時間が必要なら、急いで返事をしなくてかまいません。応募するかどうかは自分で決められます。
4.担当者が合わなければ変更を申し出る
希望と違う求人が続く、応募を急かされる、説明があいまい、連絡の希望を聞いてもらえない。こうした状態は、担当者やサービスが自分に合っていないサインです。まずは困っている点を担当者へ伝えてください。それでも変わらなければ、別の担当者へ変更できるか相談するか、退会してほかのサービスを使う方法があります。
相性が心配なら、最初から希望を出すこともできます。公式は、カウンセリング担当者を男性・女性のどちらにするか希望に合わせて選べるとしていて、相談フォームの「要望」欄か、予約の電話・メールで伝える形です。話しにくさを我慢したまま面談を重ねるより、先に言っておく方が早い。
登録前によくある疑問を解消する
「本当に無料なのか」「正社員経験がなくても求人はあるのか」「派遣をすすめられないか」。登録前にこうした不安を持つのは自然です。わからない点は初回面談で確認でき、紹介された求人へ必ず応募する必要もありません。
何歳まで使える?30代でも相談できる?
公式のよくある質問では「年齢制限は基本的にございません」と回答されています。ただし続けて、取り扱う求人の多くは若手人材の採用を希望している会社のもので、経歴や希望によっては紹介できない場合もある、とも書かれています。20代が中心のサービスと考えるのが実態に近いでしょう。30代で職務経験があるなら、ハタラクティブ単独ではなく、経験者向けの転職エージェントを軸にした方が求人の幅は広がります。なお新卒の学生は対象外で、公式は同社の「キャリアチケット」を案内しています。
正社員経験がなくても相談できる?ニートやブランクがあっても大丈夫?
相談できます。正社員経験がない人、ブランクがある人、アルバイト経験が中心の人も対象です。フリーター、既卒、第二新卒、ニート期間がある状態から正社員を目指す場合も含みます。公式は、アルバイト経験がなくても就職が決まった実績は多数あるとしたうえで、アルバイトの経験よりも人柄や性格を見ている、と説明しています。
職歴の空白そのものより、これから前向きに働きたい気持ちが伝わるかどうかで結果は変わる、というのが公式の見方です。僕もそこは同じように思っていて、ブランクの長さを一人で気にして動けなくなるより、いまの経歴でどんな求人が出るのかを先に知った方がいい。応募するかどうかは、それを見てから決められます。
やめたいときはどう退会する?
退会は公式のサービス退会フォームから申し込みます。公式のよくある質問には「退会手続きがすべて完了するまでに、最大5営業日のお時間を頂戴する場合があります」とあるので、送信した時点で即完了ではありません。応募中の企業や面接予定が残っているなら、辞退や日程調整を先に済ませてから手続きを進めましょう。連絡先がわからなくなっている場合は、0120-979-185(平日9時~18時)へ問い合わせれば対応してもらえます。
いったん退会しても、後から使い直せます。公式は再登録は必要なく、担当のキャリアアドバイザーへ連絡すればよいと案内しています。就職活動を止めたいのか、このサービスが合わないのか。前者なら、連絡を減らしてもらう相談で足りることもあります。
ダメな転職エージェントの特徴は?
希望を確認せず求人を大量に送ってくる、雇用形態の説明があいまい、応募を急かす、連絡方法の希望を聞き入れない。このあたりが、合わないと感じやすい担当者の特徴です。ただ、これは会社単位というより担当者単位で起きます。合わないと思ったら、担当者の変更を申し出るか、別のエージェントを併用して比べるのが現実的です。
就職するならやめたほうがいい業界は?
業界名だけで避けるより、個別の求人票で見た方が確実です。同じ業界でも、残業時間、離職率、契約内容、配属先は会社ごとに大きく違います。営業、施工管理、販売、事務など、同じ職種名でも会社によって働き方は変わる。見るのは業界名より中身です。確認したいのは、雇用形態、残業や転勤の有無、離職率の3つ。気になる会社があれば、応募前に担当者へ実態を聞いてから判断しましょう。
転職活動が勤務先にバレることはある?
登録=勤務先に通知、ではありません。ハタラクティブへ登録しただけで、勤務先に連絡がいくわけではありません。ただし、応募先企業や選考日程の扱いは事前に確認してください。在職中なら、連絡できる時間帯、社名を出してほしくない場面、応募前に確認したい企業名を担当者へ伝えましょう。自分の情報が企業へどこまで共有されるのかも、応募前に聞いておくと判断材料になります。
評判ではなく紹介求人を見て利用を判断する
ハタラクティブは、20代で未経験から正社員を目指すなら候補に入るサービスです。職歴や学歴に自信がなくても、応募先の探し方、書類の書き方、面接で話す内容を相談できます。ただし、登録の目的は、紹介された求人へすぐ応募することではありません。最初に確認したいのは、「自分の条件でどんな求人が出るか」です。
雇用形態、勤務地、仕事内容に納得できる求人があれば利用を続ける。合わなければ、別のサービスやハローワークも使う。そのくらいの距離感で考えてかまいません。まず初回面談で、希望勤務地、希望職種、正社員へのこだわりを伝えてください。紹介求人を見た後で、ハタラクティブを続けるか、ほかの方法を増やすかを決めましょう。
出典:公式サイト
ほかの転職サイトも併用して求人を比べる
転職サービスを1社に絞る必要はありません。公式も、他社サービスの利用や自己応募について制約は一切ないと明言しています。ハタラクティブの紹介求人を見ながら、ほかの転職サイトやエージェントも使えば、求人の違いを比べられます。未経験から正社員を目指す場合でも、紹介される職種、担当者の進め方、連絡ペースはエージェントごとに違う。ハタラクティブで合う求人がなかったときの候補も、先に用意しておきましょう。保険は多い方が動きやすい。何社まで登録してよいか迷うなら、転職エージェントの複数登録の考え方も参考にしてください。
「転職サイトで一番いいのはどこか」と迷うかもしれませんが、答えは職歴、希望職種、勤務地、求人を自分で探したいかによって変わります。ハタラクティブは一人で進めることに不安がある20代向け、転職サイトは自分で求人を検索して比べたい人向けと考えると違いが見えてきます。求人の幅を広げたいなら、転職サイトや第二新卒におすすめの転職サイト、未経験職種・業界におすすめの転職エージェントもあわせて確認してみてください。
Zキャリア

口コミ:Zキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:34,989(2026年8月31日現在)
求人数増減:-2,014(先週比↓down)
【公式サイト】https://zcareer.com/
DYM就職

口コミ:DYM就職 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://www.dshu.jp/
Re就活エージェント

口コミ:Re就活エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:13,562(2026年8月31日現在)
求人数増減:-128(先週比↓down)
【公式サイト】https://re-katsu.jp/career/agent/
ゼロタレ

口コミ:ゼロタレ 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://zerotalent.co.jp/
キャリアスタート

口コミ:キャリアスタート 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://careerstart.co.jp/
Me+転職

口コミ:Me+転職 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://me-tas.j-h-r.com/
HUGAN(ヒューガン)

口コミ:HUGAN(ヒューガン) 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://hugan.jp/
執筆者・監修者のmotoについて
![]()
moto
Follow @moto_recruit
起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

