北海道のおすすめ転職エージェント12選!大手サイト&地域特化型の活用法

北海道・札幌の転職エージェント

北海道の転職は、大手の総合型と地域特化型を組み合わせるのが近道です。求人数で全体を見るのが大手、地元企業の内情や冬の通勤事情まで踏み込めるのが特化型。役割がまるきり違うので、片方だけだと取りこぼしが出ます。

札幌はもちろん、旭川・函館・帯広・釧路・北見まで含めて、大手3社と地域特化型9社の合わせて12社を紹介します。道外から移り住む人が使える支援金の話も、後半で触れます。

本記事を監修しているmotoは、リクルートやベンチャー企業など7社へ転職し、転職に関する知見を発信し、さまざまなメディアで取り上げられています。

X(旧Twitter)@moto_recruitのフォロワー数は12万人を超え、自身の転職経験を書いた書籍『転職と副業のかけ算』はAmazonランキングで総合1位のベストセラーとなりました。

motoのキャリアやこれまでの実績はプロフィールページをご覧ください。

北海道で転職する際の転職エージェントの選び方

ジョブキタ紹介

北海道で使うのは、大手の総合型を1~2社、地域特化型を1~2社。この組み合わせが基本です。

大手の持ち味は求人数です。札幌市内の求人、全国企業の北海道拠点、リモートワーク可の求人。このあたりを一気に見るなら大手のほうが速い。一方の地域特化型は、札幌・旭川・函館・帯広・釧路・北見といった道内各エリアの企業事情や通勤事情まで踏み込んで相談できます。求人票に出てこない「その会社の実際」を知っているのは、地元で長くやっている特化型のほうです。

そもそも転職エージェントは、自分で求人を探す転職サイトとは別物です。担当者が付いて、求人紹介、応募書類の添削、面接対策、日程調整、条件交渉までまとめて引き受けます。

北海道はエリアで求人の中身が変わります。札幌中心部で探すのか、道内の地方都市で探すのか、Uターン・Iターンで移住も込みで考えるのか。ここが決まると、使うべきサービスも自然に絞れます。

大手と地域特化型を2~4社併用する

1社に絞らないでください。大手1~2社で求人の全体像をつかみ、地域特化型1~2社で地元企業と非公開求人を拾う。この二段構えが効きます。

何社が適量かは、あなたの状況で変わります。

  • 20代・第二新卒:求人数より、書類と面接の型を教えてもらえるかで選ぶ。大手2社+地域特化型1社くらいが動かしやすい
  • 30代・管理職手前:道内の年収レンジを知っている担当が要る。大手1社+地域特化型2社で、地場企業の給与水準を並べて見る
  • 40代以降・専門職:数を打つより、ポジションを持っている1~2社に絞る。求人が公開される前の段階から相談しておくほうが早い

紹介内容がしっくりこないときも、複数社あれば比べられます。担当者との相性は会ってみないと分からないので、そこも複数社を持っておく理由になります。

札幌以外で探すなら通勤・冬道・移住支援も確認する

札幌以外で転職するなら、仕事内容や年収と同じ重さで、生活側の条件を確認してください。

  • 通勤時間と、車通勤の可否(駐車場が用意されているかまで)
  • 冬季の道路事情。積雪期に通勤時間がどれくらい延びるか
  • 転勤の範囲。道内だけか、道外もあるか
  • 支店や営業所の統廃合が過去にあったか

ここは求人票を何度読んでも出てきません。担当者に聞いてもらうのが早いところです。

道外から移る人は、支援金の条件も先に見ておいてください。北海道は国・道・市町村で「UIJターン新規就業支援事業」の移住支援金を用意していて、世帯で最大100万円、18歳未満の子どもを連れて移住する場合は1人につき最大100万円が加算されます(金額は市町村で違います)。

引っかかりやすいのが就業先の条件です。支援金の対象になるのは、北海道が運営するマッチングサイトに掲載された求人に就いた場合だけ。エージェント経由でどれだけ良い会社に決まっても、その会社の求人がサイトに載っていなければ対象外です。住民票を移す直前の10年間で通算5年以上、東京23区に住んでいた(または23区へ通勤していた)ことなども条件になります。詳しい要件は北海道庁のUIJターン新規就業支援事業のページ(令和8年4月1日更新版)で確認してください。

移住を考えているなら、面談の最初に「移住支援金の対象求人は扱っていますか」と聞いてしまうのが早いです。

転職エージェントの登録の流れ

登録すると、まず「面談のご案内」がメールで届きます。そこから担当者と日程を調整し、30分~60分ほどの面談で希望条件やこれまでの経験を共有します。

面談後は、希望に合いそうな求人の紹介、応募書類の添削、面接対策、面接日程の調整と進みます。転職サイトから自分で応募する手もありますが、企業ごとの選考ポイントや職場の雰囲気を先に聞ける点は、やはりエージェントを挟む強みです。

【総合求人型】北海道の求人に強い大手転職エージェント3選

まずは総合求人型の大手3社から。全国展開のサービスですが、いずれも札幌駅の周辺に拠点があり、対面でも相談できます。初めて転職エージェントを使う人はここからで大丈夫です。

1:マイナビ転職エージェント

マイナビ転職エージェント

口コミ:マイナビ転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/

まずご紹介するのは『マイナビ転職エージェント』です。

全国の求人を扱う総合型の転職エージェントです。北海道支社は札幌市中央区の札幌フコク生命越山ビルにあり、JR札幌駅から徒歩7分、地下鉄南北線さっぽろ駅からは徒歩3分。仕事帰りに寄れる距離です。

強みが出るのは、初めての転職です。履歴書と職務経歴書の書き方、面接での伝え方。ここに不安がある人ほど相談する価値があります。20代・30代の転職、営業職、販売・サービス職、事務職、IT・Web系と、扱う職種の幅も広い。

マイナビ転職も合わせて確認しておくと、自分で検索できる求人とエージェント経由の求人を比較できます。北海道の求人を広く見たい人は登録しておきましょう。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

2:リクルートエージェント

リクルートエージェント

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:780,000(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

次におすすめするのは『リクルートエージェント』です。

求人数の多い総合型です。北海道支社は札幌市中央区北四条西5丁目のアスティ45ビル10階。JR札幌駅から徒歩3分で、札幌市内の求人はもちろん、道内の正社員求人や全国企業の北海道拠点まで一度に確認できます。

面談では、公開求人だけでなく非公開求人を紹介してもらえることがあります。職務経歴書の添削も面接対策も受けられるので、応募数を増やしたい人や、転職活動の進め方から整理したい人に向いています。

僕も実際に使いました。求人の選択肢を広げる上で使いやすい転職エージェントです。まず登録して北海道の求人相場をつかむ、という入り方をおすすめします。

リクルートエージェントの評判については「【評判】リクルートエージェントの口コミを公表データと規約で検証」でご紹介しているので合わせて読んでみてください。

出典:公式サイト

3:パソナキャリア

パソナキャリア

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:53,215(2026年8月31日現在)
求人数増減:+193(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/

北海道の転職で役立つ大手の3社目は『パソナキャリア』です。

全国に拠点を持つ転職エージェントで、札幌支店はJR札幌駅の東改札から徒歩1分、JRタワーオフィスプラザさっぽろに入っています。駅からこの距離なら、冬でも移動時間が読めます。

守備範囲は広めです。札幌市内や北海道内の求人を見たい人はもちろん、管理部門、営業職、専門職、ハイクラス寄りの求人を比較したい人にも向いています。面談では、これまでの経験や希望条件を整理した上で求人を提案してもらえます。

僕が利用したときは、丁寧に話を聞いてくれる担当者が多い印象でした。大手2社と合わせて登録しておくと、紹介される求人の違いが見えてきます。

出典:公式サイト

【地域求人特化型】北海道の求人に特化した転職エージェント9選

大手は求人数を広く見られますが、北海道の地元企業や地域ごとの働き方まで深く知るなら、地域特化型の出番です。

札幌だけでなく、旭川、函館、帯広、釧路、北見などで働きたい人、北海道へUターン・Iターンしたい人は、ここから最低1社は入れてください。地元の会社の中身を知っているのは、こちら側です。

1:キャリアバンク転職

キャリアバンク転職

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:2,889(2026年8月31日現在)
求人数増減:+35(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.career-bank.jp/tenshoku/

キャリアバンク転職』は、北海道の求人に特化した転職エージェントです。札幌駅の隣に本社を構えて30年以上、地元企業とのつながりが厚い。

特徴は、コンサルタントが全員札幌にいることです。道外の担当者が北海道の求人を電話で説明する、という形になりません。通勤事情も生活面も、実際に住んでいる人の感覚で相談できます。

公式サイトでは、北海道の求人数や非公開求人、道内在住コンサルタントによるサポートが紹介されています。Uターン・Iターン転職を考えている人、札幌以外の道内求人を探したい人、地元企業の内部情報を知りたい人は登録してみてください。

出典:公式サイト

2:ジョブキタ紹介

ジョブキタ紹介

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:1,767(2026年8月31日現在)
求人数増減:-49(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.jobkita.jp/hrs/

ジョブキタ紹介』は、北海道で働く人向けの地域密着型エージェントです。運営は、ジョブキタ・アルキタ・シゴトガイドで知られる株式会社北海道アルバイト情報社。道内の求人情報を長く扱ってきた会社が、人材紹介もやっている形です。

相談は来社のほか、電話やオンラインでも受けられます。応募手続きや面接日程の調整に加えて、アドバイザーが選考面接に同行してくれるのがここの特徴。内定後の労働条件の確認まで見てもらえます。

相談会の種類が多いのも使いどころです。

  • 札幌へU・IターンしたいITエンジニア向け
  • 社内SEを目指す人向け
  • ものづくり・技術職の20代~30代向け
  • 介護・福祉の仕事相談会
  • 予約なしで行ける「アポなし転職相談会」

まだ転職すると決めていない段階なら、予約が要らない枠は気楽です。札幌市内の求人はもちろん、北海道の地元企業を知りたい人におすすめします。

出典:公式サイト

3:アシタバ

アシタバ

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:73(2026年8月31日現在)
求人数増減:+1(先週比↑up)
【公式サイト】https://ashitaba-ltd.co.jp/

アシタバ」は、北海道・札幌の求人を扱う人材サービスです。労働者派遣と有料職業紹介の両方の許可を持っていて、派遣、紹介予定派遣、正社員、契約社員と複数の働き方に対応しています。

登録時に個性発見カウンセリングと性格検査があるのが、ほかと違うところ。経験や資格だけで職場を当てにいかない作りになっています。自分の強みをうまく言葉にできていない人には、この入口が合います。

正社員にこだわる人はもちろん、紹介予定派遣から直接雇用を目指したい人、まずは派遣で働きながら職場を見たい人にも向いています。札幌周辺で事務、医療系、物流、軽作業などの求人を見たい人は、大手と合わせて確認してみてください。

出典:公式サイト

4:リージョナルキャリア北海道

リージョナルキャリア

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:2,667(2026年8月31日現在)
求人数増減:-2(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.regional.co.jp/

リージョナルキャリア北海道』は、北海道へのUターン・Iターン転職に強い転職エージェントです。「暮らしたいところで思いきり働く」を掲げていて、大都市圏から北海道へ移る人の支援に的を絞っています。

入口が2つに分かれているのが親切なところです。今すぐ動きたい人と、中長期で考えたい人で、申し込み先が別になっています。北海道に根付いたコンサルタントに相談できる相談会・セミナーも定期的に開かれていて、対面のほかオンラインや電話でも参加できます。

年収400万円以上、500万円以上といった条件でも求人を探せます。マネジメント経験者や専門職の方には特に使いやすいはずです。「数年以内に北海道へ」くらいの温度でも、先に登録しておくと求人の出方が見えてきます。

出典:公式サイト

5:マジリク

マジリク

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:722(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://hrb-jobs.jp/

マジリク』は、HRB株式会社が運営する北海道専門の求人情報サイトです。

「北海道で暮らし続けたい」「北海道で仕事をしたい」という人向けに、大手企業から地場の中小企業まで幅広く掲載しています。便利なのは、地図からエリアを選べること。札幌、旭川・富良野・稚内、岩見沢・滝川、小樽・ニセコ、江別から千歳・石狩まで、道内を区切って探せます。通勤圏から逆算したい人に向いています。

勤務地のほか、雇用形態、年収、業種、職種、フリーワードでも絞り込めます。まず自分で求人を眺めて相場感をつかみたい人は、ここから入るのもありです。

出典:公式サイト

6:ヒューマンインプリンク

ヒューマンインプリンク

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:425(2026年8月31日現在)
求人数増減:+28(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.imp-link.co.jp/

ヒューマンインプリンク』は、札幌市に本社を置く総合人材サービスです。転職支援、紹介予定派遣、派遣と、働き方を選べます。

カバー範囲は札幌・石狩・小樽を中心に、千歳・恵庭・北広島・清田・江別・苫小牧まで。道央圏を面で押さえたい人向けです。関東(千葉・東京・埼玉)の求人も扱っているので、北海道と首都圏を同じ担当者に相談できます。移住するかどうかで迷っている段階だと、これは助かります。

医療・介護・福祉の求人も扱っているため、北海道内で医療系やオフィスワーク、工場系の仕事を探したい人に向いています。正社員に加えて派遣や紹介予定派遣も比べたい人は、確認してみてください。

出典:公式サイト

7:コンポス

コンポス

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://www.cnpos-job.com/

コンポス』は、札幌市北区にある人材紹介サービスです。もともとは配膳人の紹介から始まった会社で、いまもホテル、ブライダル、レストランといった接客・サービス系に強い。

この分野は、繁忙期に一気に人が要ります。だから学生やダブルワークを検討している人、長期休みを利用して北海道で働きたい人にも入口があります。観光の繁忙期に現場を経験してから、そのまま正社員を狙うという進め方もできます。

正社員転職だけでなく、アルバイトやサービス系の仕事も含めて探したい場合にチェックしてみてください。

出典:公式サイト

8:パーソナル札幌

パーソナル札幌

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:30(2026年8月31日現在)
求人数増減:+4(先週比↑up)
【公式サイト】https://ssl.jinzai-net.co.jp/

パーソナル札幌』は、札幌市と近郊の接客販売、アパレル、雑貨、食品、イベントなどの求人に強い人材サービスです。

職種は接客販売のほか、イベント・PR、食品製造・加工補助、PC操作業務まで。ブランド名から探せるのがこのサービスの持ち味で、「この店で働きたい」が先にある人には話が早い。

札幌を基盤に販売職の人材紹介や派遣を行っており、登録後に希望条件を伝えた上で仕事を紹介してもらう流れです。百貨店や商業施設での仕事を探している人、接客経験を活かしたい人におすすめします。

出典:公式サイト

9:ジョブカフェ北海道

ジョブカフェ北海道

口コミ:ジョブカフェ北海道 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:41(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.jobcafe-h.jp/

ジョブカフェ北海道』は、北海道が設置している就職支援施設です。就職相談もセミナーも求人情報の検索も、すべて無料で利用できます。

年齢や状況で入口が分かれているのを知っておくと便利です。

  • ジョブカフェ:学生を含む若年者向け
  • ジョブサロン:中高年向け。キャリアプランの作成から支援してもらえる
  • マザーズ・キャリアカフェ:復職を希望する女性や子育て中の女性向け(学生以外のすべての女性が対象)

在職中でも使えます。しかも札幌だけでなく、函館、旭川、釧路、帯広、北見の5都市にも拠点があり、いずれもキャリアアドバイザーが常駐していて札幌と同じサービスを受けられます。

個別カウンセリング、メールカウンセリング、就職支援セミナー、職業興味検査、PC・フリースペース、書籍閲覧。転職エージェントに登録する前に一度相談したい人や、道内の地方で転職活動を進めたい人は、まず寄ってみてください。

北海道で転職エージェントを利用するメリット

北海道の転職活動でエージェントを挟むと何が変わるのか。合う場合と、合わない場合の両方を挙げます。

1.北海道の企業事情や求人動向を聞ける

転職エージェントを使うと、転職サイトに載っている求人情報だけではわからない部分を相談できます。

北海道は札幌に求人が集まりやすく、地方エリアでは人手不足の職種も企業ごとの採用状況も大きく変わります。職種別の求人と求職のバランス、賃金の相場。このあたりを担当者に聞きながら、自分の希望条件が現実的かどうかを見ていきましょう。

社内の雰囲気、仕事内容、給与、転勤範囲、車通勤の可否。ここは求人票を何度読んでも出てきません。応募前に担当者へ確認しておくと、入社後の景色がぐっと具体的になります。

2.北海道の非公開求人を紹介してもらえる

総合求人型にも地域求人特化型にも、それぞれ非公開求人があります。

条件の良い求人ほど、表に出てきません。企業側が採用対象を絞っている求人は、一般公開されずエージェント経由で紹介されることがあります。北海道内の地元企業、管理部門、専門職、Uターン・Iターン向けの求人では、この非公開求人を確認できるのが大きな利点です。

ただし、非公開求人はエージェントごとに中身が違います。1社の紹介だけを見て「北海道にはこれしかない」と判断しないでください。複数のサービスで並べて、初めて求人の厚みが分かります。

3.応募書類・面接対策・条件交渉を任せられる

転職エージェントは、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、面接日程の調整、入社日の調整、年収交渉まで引き受けてくれます。

地元企業へ応募するとき、年収や勤務条件を自分から切り出すのは気が引けるものです。道内は業界が狭く、応募先に知り合いがいることも珍しくない。エージェント経由なら、希望条件を事前に伝えた上で企業側へ確認してもらえます。

ただし、担当者によって提案の質には差が出ます。会社名だけで決めず、希望をきちんと聞いてくれるか、求人の良い点だけでなく注意点まで話してくれるかを見て判断してください。

4.転職エージェントを使わない方がよいケースもある

便利な一方で、転職エージェントが全員に合うわけではありません。自分のペースで求人を探したい人、応募先を細かく自分で選びたい人、紹介求人が希望とズレると感じる人は、転職サイトや企業の採用ページも併用しましょう。担当者と合わないと感じたら、担当変更を頼むか、別のサービスへ移ってしまえばいい。

「やめた方がいい」と一括りにするより、自分の進め方に合う使い方を選ぶのが現実的です。使わない方がいいと言われる理由と、それでも使う場合の付き合い方は「転職エージェントは使わない方がいい?やめとけと言われる理由と活用方法」で詳しく書いています。

北海道の転職市場について

北海道の有効求人倍率

北海道の有効求人倍率は0.98倍(2026年7月)となっており、全国平均である1.18倍を下回っています。(※参考元:北海道労働局

 有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、企業からの求人数(有効求人数)を、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料の1つです。
有効求人倍率 = 企業からの求人数(有効求人数) ÷ ハローワークに登録している求職者の数(有効求職者数)
有効求人倍率は、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数字です。
・有効求人倍率が1を上回る⇒求職者数よりも求人数が多い、比較的就職・転職しやすい
・有効求人倍率が1を下回る⇒求職者数に対し求人数が少ない、競争率が高くなりやすい
※有効求人数はハローワークを通じた求人情報を利用するため、求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれていません。

北海道の平均年収

北海道の平均年収は386万円となっています。男性は435万円、女性は333万円です。(参考元:doda平均年収ランキング最新版

北海道・東北の平均年収

また、総務省が発表している「消費者物価地域差指数」は、北海道は全国3位となっています。

北海道の転職エージェントについてよくある質問

転職エージェントはやめた方がいいと言われるのはなぜですか?

合わない使い方をした人の声が、そのまま残りやすいからです。

転職エージェントは企業から報酬を受け取る仕組みなので、担当者によっては決まりやすい求人を先に勧めてくることがあります。連絡の頻度が高い、希望と違う求人が続く、急かされている気がする。こうした不満が「やめとけ」という言い方で共有されています。

合わない担当かどうかは、初回の面談でだいたい分かります。希望を聞く前に求人を出してくる、応募を急かす、求人の気になる点を質問しても答えが返ってこない。ひとつでも当てはまったら、担当変更を申し出るか、別の会社に切り替えてください。無理に付き合い続ける理由はありません。

北海道でおすすめの転職エージェントはどこですか?

1社だけ選ぼうとするのをやめるのが先です。

求人数で全体を見るならリクルートエージェント、初めての転職で書類と面接から固めたいならマイナビ転職エージェント、管理部門やハイクラス寄りを比べたいならパソナキャリア。ここへ地域特化型を足します。札幌の地元企業ならジョブキタ紹介かキャリアバンク転職、道外からのUターン・Iターンならリージョナルキャリア北海道です。

どこが良いかは、あなたがどのエリアで、どの年代で、何を優先するかで変わります。大手1~2社と地域特化型1~2社を並べて、実際に紹介された求人の中身で決めるのが結局いちばん早い。

北海道で就職するなら勝ち組はどこですか?

年収だけで並べるなら、道内に本社を置く上場企業や、道外企業の北海道拠点が上位に来ます。電力、大手小売、金融あたりが分かりやすいところです。ただ、この見方だけで決めると足元をすくわれます。

北海道で長く働くつもりなら、僕は次の3つを一緒に見た方がいいと思っています。

  • 転勤の範囲:道内限定か、道外もあるか。給与が高い会社ほど広域転勤が前提のことがあります
  • 冬のコスト:暖房費と車の維持費。額面が同じでも、手元に残る額はエリアで変わります
  • その産業が道内で続くか:観光、医療・福祉、食品、IT。道内で人を採り続けている領域かどうか

年収が高くても、数年おきに転勤があって北海道に住み続けられないなら、あなたにとっては「勝ち」ではありません。何を優先するかを先に決めてから、会社を並べてください。

札幌で転職の相談だけしたい場合はどこへ行けばいいですか?

まだ転職を決めていないなら、無料の公的窓口から入るのが気楽です。

ジョブカフェ北海道は在職中でも使えて、相談もセミナーも無料。中高年ならジョブサロン、復職を考えている女性ならマザーズ・キャリアカフェと入口が分かれています。函館・旭川・釧路・帯広・北見にも拠点があるので、札幌まで出られない人も使えます。札幌市は「札幌UIターン就職センター」を札幌市内と東京都内に置いていて、道外にいるうちから相談できます。

民間のエージェントでも、相談だけの利用はできます。ジョブキタ紹介には予約が要らない相談会もあるので、「まだ動くと決めたわけではない」と最初に伝えた上で話を聞いてみてください。求人を出されても、断って構いません。

北海道の転職エージェントまとめ

最後に要点です。北海道の転職は、求人数を広く見られる総合求人型と、道内企業に詳しい地域求人特化型の併用が結論。どちらか片方では、必ず見えない求人が残ります。

札幌で転職する人は、マイナビ転職エージェント、リクルートエージェント、パソナキャリアといった大手を軸に、ジョブキタ紹介やキャリアバンク転職で地元企業の求人も確認してみてください。

Uターン・Iターンを考えている人は、リージョナルキャリア北海道や北海道の公的支援、ジョブカフェ北海道も見ておくと、求人だけでなく生活面の情報まで集められます。移住支援金の対象求人かどうかは、面談の早い段階で聞いておきましょう。決まってから戻せる話ではありません。

登録は2~4社が目安です。紹介される求人、担当者の対応、面接対策の中身。この3つを比べながら使い分けてください。北海道での転職活動の参考になれば幸いです。

執筆者・監修者のmotoについて

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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

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