高知県のおすすめ転職エージェント7選!大手サイト&地域特化型の活用法

転職エージェント 高知

本記事では、7社へ転職した僕が、高知の転職に役立つおすすめの転職エージェントを7社紹介します。内訳は、全国の求人を扱う総合型が4社。高知の企業に詳しい地域特化型が3社です。

高知で登録するなら「大手2社+地域特化型1社」の計3社。この3社で紹介求人を並べて比べるのが、遠回りしない進め方です。

本記事を監修しているmotoは、地方のホームセンターに就職して転職活動を始め、その後はリクルートやベンチャー企業など7社へ転職し、転職に関する知見を発信してさまざまなメディアで取り上げられています。

X(旧Twitter)@moto_recruitのフォロワーは12万人を超え、自身の転職経験を書いた書籍『転職と副業のかけ算』はAmazonランキングで総合1位のベストセラーとなりました。

motoのキャリアやこれまでの実績はプロフィールページをご覧ください。

高知で転職する際の転職エージェントの選び方

高知求人ネット

高知で転職エージェントを選ぶ軸は2つ。求人数を広く見られるかどうかと、高知の企業事情に詳しいかどうか。この2点です。大手の転職エージェントが運営する「総合求人型」と、高知の求人やUIターン支援に強い「地域求人特化型」を併用するのがおすすめです。

転職エージェントは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が求人紹介、応募書類の添削、面接対策、企業とのやり取りを支援してくれる転職サービスで、自分で求人を探す転職サイトとは違い、担当者から求人を提案してもらえる点が特徴です。

では何社に登録すればよいのか。目安は3社です。大手2社で高知の求人相場をつかみ、地域特化型1社で地元企業やUIターンの事情を補う。この形にしておけば、面談やメールの対応に追われることなく、紹介された求人を横に並べて比べられます。求人の数を見たい方はリクルートエージェントやマイナビ転職エージェントなどの大手、地元企業やUIターンの相談をしたい方は高知求人ネットなどの地域型を確認してください。

高知の求人は高知市に集まりやすい

登録する前に決めておきたいのが、勤務地の範囲です。高知は県内でも求人の出方に偏りがあり、大手が県内に置いている相談拠点も高知市に集まっています。県内で対面の面談を受けたいなら、高知市に支店とオフィスを構えるパソナキャリアとワークポートが現実的な選択肢です。どちらも路面電車の沿線にあります(住所は各社の紹介で書きます)。

一方で、勤務地を高知市の外まで広げるなら通勤手段の前提が変わります。南国市、香南市、四万十市あたりまで見るなら、車通勤ができるか、駐車場は用意されているか、雨の日を含めた実際の通勤時間はどれくらいか。ここを面談で先に聞いておくと、内定後に迷わずに済みます。

職種を1つに固定したまま探すと、候補がすぐ尽きることもあります。そのときは「近い職種まで広げる」か「勤務地を四国内まで広げる」か、どちらを先に緩めるかを決めてください。四国内で見るなら徳島の転職エージェント愛媛の転職エージェントも併せて確認する手があります。

高知では大手と地域特化型を併用する

高知の転職では、最初から1社だけに絞らない方がおすすめです。大手は求人の比較に向いています。地域特化型は、地元企業の雰囲気やUIターンの進め方を相談しやすい。まずは2~3社に登録して、紹介される求人の職種、年収、勤務地、担当者の説明の具体性を比べ、紹介数だけで決めずに応募前の段階で企業の働き方や選考の進め方まで確認できるかを見てください。

「担当者は誰がいいのか」は、登録前には選べません。ただ、面談を1回受ければ判断材料はそろいます。高知の求人をどれだけ持っているか。希望と違う求人を押してこないか。企業の説明が求人票の読み上げで終わっていないか。どれかが弱いと感じたら、遠慮なく担当者の変更を申し出てください。

年代によって、見る順番は変わる

同じ高知の求人でも、20代と50代では担当者に聞くことが変わります。

20代・30代は、いまの経験だけで判断されるより、入社後に育てる前提で採ってくれる会社を探した方がいい。手がかりになるのが厚生労働省の「ユースエール認定制度」です。若者の採用・育成に積極的な中小企業を国が認定する仕組みで、高知労働局が県内の認定企業を企業名と事業内容つきで一覧にしています。求人票を眺める前にこの一覧を見ておくと、面談で「この会社の求人はありますか」と具体名で聞けます。

40代・50代で高知へ転職する場合は、求人の数より役割が合うかどうかで決まる場面が増えます。管理職候補や専門職の募集は公開されにくいので、大手に加えて地元企業とつながりのある地域特化型にも登録し、年齢や希望年収を理由に紹介を絞っていないかを担当者へ直接聞いてみてください。「この年収帯だと高知では厳しい」と言われたら、その根拠まで聞く。相場の話なのか、その担当者が持っている求人の話なのかで、次に打つ手が変わります。

高知で長く働ける会社の絞り込み方

高知で腰を据えて働きたいなら、知名度より「働き方の制度を外部の審査に通しているか」で見た方が早いです。高知には県独自の認証制度があり、部門ごとに取り組みを公開しています。

「高知県ワークライフバランス推進企業認証制度」の部門は6つです。

  • 次世代育成支援(子育て支援)
  • 男性育休推進
  • 介護支援
  • 年次有給休暇の取得促進
  • 女性の活躍推進
  • 健康経営

ポータルサイトには求職者向けの認証企業検索があるので、気になる部門から会社を絞れます。国の「くるみん」「えるぼし」も同じ使い方ができます。

ただし、認証があるから良い会社という話ではありません。認証は「制度を整えて審査を通した記録」であって、運用の実態まで保証するものではない。だからこそ、面談ではその制度が実際に何人に使われているかを聞いてください。取得実績の人数が出てくる会社は、担当者が企業に踏み込んで確認しています。

転職エージェントを使わない方がよいケース

転職エージェントは便利ですが、すべての方に合うわけではありません。今すぐ応募する予定がなく求人相場だけ見たい方、担当者との連絡を負担に感じる方、応募先を自分で細かく選びたい方は、転職サイトや企業の採用ページから確認する方が合う可能性があります。一方で、書類選考や面接に不安がある方、年収交渉を自分で進めにくい方は、担当者に相談する価値があります。

使うか使わないかを決め切る必要もありません。求人探しは自分で進めて、応募直前の条件確認と年収の擦り合わせだけ担当者に頼む。そんな使い方もできます。高知のように求人数が限られる地域では、この折衷案が現実的です。判断に迷う方は転職エージェントを使わない方がいいと言われる理由も読んでみてください。

転職エージェントの登録の流れ

転職エージェントに登録すると「面談のご案内」という連絡がメールで届き、その後は担当者と日程を調整して、60分ほどの面談で経験、希望職種、勤務地、年収、転職時期などを伝えます。

面談後は、希望に合う求人の紹介、応募書類の添削、面接対策、内定後の条件確認などを進めます。高知県外からUIターンを考えている方は、引越し時期や面接方法、入社日も早めに伝えておくと、担当者が企業に確認できる範囲が広がります。

【総合求人型】高知の求人に強い大手転職エージェント4選

まずは総合求人型の大手からです。高知県内の求人に加えて、四国エリア、リモートワーク、全国企業の高知勤務求人まで見たい方は、こちらから確認するのがおすすめです。

1:パソナキャリア

パソナキャリア

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:53,215(2026年8月31日現在)
求人数増減:+193(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/

まずはじめにご紹介するのは『パソナキャリア』です。

パソナキャリアは、高知県高知市に高知支店を展開している転職エージェントで、県内で直接担当者に相談したい方や、面談で希望を細かく伝えたい方は確認しておきたいサービスです。

支店は高知市本町のオカバ高知ビル7F。とさでん交通の路面電車「高知城前」電停から徒歩1分なので、仕事帰りに寄りやすい場所にあります。公式サイトの高知県ページでは、地元メーカーや金融機関の求人を扱ってきた実績も公開されています。

相談できる範囲は求人紹介だけで終わりません。これまでの経験の整理、応募書類の見せ方、面接で伝える内容まで踏み込めるので、初めての転職で「自分の経験をどう説明すればよいか」が分からない方にも向いています。

口コミでは「面談が丁寧だった」「希望を聞いた上で求人を出してくれた」という声もあります。ただし、求人の数は時期や職種で変わります。パソナキャリアだけで決めず、大手や地域型の求人も一緒に見てください。

出典:公式サイト

2:マイナビ転職エージェント

マイナビ転職エージェント

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おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/

次におすすめの転職エージェントは『マイナビ転職エージェント』です。

マイナビ転職エージェントは、専任のキャリアアドバイザーに書類作成、面接対策、企業とのやり取りを相談できる転職エージェントで、高知で初めて転職する方や、20代・30代で今後のキャリアを整理したい方に向いています。

使い方にコツがあります。高知県内の求人を探す場合は、マイナビ転職エージェントで担当者に相談しつつ、マイナビ転職で自分でも求人を検索しておくと比較しやすいです。紹介された求人と、自分で見つけた求人。この2つを見比べると、職種や年収の相場もつかみやすくなります。

面談の進め方は先に決めておきましょう。公式サイトの拠点案内に載っているのは銀座オフィス、北海道支社、宮城支社、名古屋支社 伏見オフィス、大阪支社、福岡支社です。高知から利用するならオンラインか電話で進む前提で、日程を組んでおくと早い。高知県外からUIターンを考えている方は、面談の段階で「高知に戻る時期」「面接をオンラインで進めたいか」「引越し可能な時期」を伝えておきましょう。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

3:リクルートエージェント

リクルートエージェント

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:780,000(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

高知の転職で役立つ大手転職エージェントの3社目は『リクルートエージェント』です。

リクルートエージェントは、全国の求人を幅広く扱う大手転職エージェントで、高知県内の公開求人も検索でき、非公開求人の紹介を受けられる場合もあります。求人件数は時期で変わります。登録前に公式サイトで高知県の最新求人を確認してください。

求人数を重視する方、複数の業界を比較したい方、今の職種を続けるか別職種に変えるか迷っている方は、最初に登録しておきたい転職エージェントです。面談では、希望年収に加えて、勤務地、転勤の有無、車通勤の可否、残業時間の希望も伝えておくと求人を判断しやすくなります。

僕も実際に利用しました。幅広い求人を見ながら比較できる点は大きなメリットでしたから、高知で転職する場合も、地域特化型のエージェントと併用して、地元企業の情報と大手の求人量を比べてみてください。

出典:公式サイト

4:ワークポート

ワークポート

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:138,223(2026年8月31日現在)
求人数増減:+203(先週比↑up)
【公式サイト】https://workport.co.jp/af_service01/

ワークポート』は、全国47都道府県に拠点を展開している総合型の転職エージェントです。高知市には高知オフィスがあります。県内で直接相談できる先を探している方は確認しておきましょう。

高知オフィスの場所は、高知市はりまや町のAIG高知ビル1F。JR「高知駅」南口から徒歩8分、とさでん交通「蓮池町通」からは徒歩1分です。県外から日帰りで面談に行く場合でも、駅から歩ける範囲にあります。

ワークポートは、IT・Web・ゲーム業界の求人に強いイメージがありますが、現在は営業、事務、建設、製造など幅広い職種も扱っており、高知でIT系の仕事を探したい方、未経験からIT業界を検討している方、リモートワーク求人も含めて見たい方に向いています。

担当者は「転職コンシェルジュ」と呼ばれ、求人紹介や選考対策をサポートしてくれます。IT職は、スキルや経験年数で紹介求人が変わります。使用経験のあるツール、言語、業務内容を具体的に伝えてください。

出典:公式サイト

【地域求人特化型】高知の求人に特化した転職エージェント3選

大手転職エージェントは求人の比較に向いていますが、高知の地域事情に特化しているわけではないので、高知で長く働きたい方、UIターンを考えている方、地元企業の情報を知りたい方は、地域求人特化型も利用してください。

地域特化型は、大手に掲載されていない地元企業の求人や、UIターン向けの相談窓口を持っている場合があります。一方で、求人数や職種の幅は大手より限られます。大手で求人の全体感を見て、地域特化型で地元企業の情報を補う。この順番が使いやすいです。

1:高知求人ネット

高知求人ネット

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:919(2026年8月31日現在)
求人数増減:+8(先週比↑up)
【公式サイト】https://kochi-iju.jp/jinzai/

高知求人ネット』は、一般社団法人高知県UIターンサポートセンターが運営する、高知の求人に特化した求人情報サイトです。高知県や市町村、産業団体が構成員になっている外郭団体が運営しているところが、民間の求人サイトとの違いです。

使う前に押さえておきたい点が2つあります。対象はU・Iターン希望者(U・Iターンして1年以内の方を含む)で、掲載求人へ応募するには無料職業紹介の申込(求職登録)が必要だという点です。求人を眺めるだけなら登録は要りませんが、応募まで進むなら登録が前提になります。

登録後の流れは公式サイトに明記されています。申込から5営業日以内に連絡が来て、電話やWEBでの面談に対応。ヒアリングをもとに求人を紹介し、希望すれば応募前の企業訪問やWEB面談を企業側に交渉してくれます。未公開求人の紹介や、条件に合う会社への求人開拓まで踏み込む点は、地域の外郭団体ならではです。

求人情報は、勤務地、職種、業種、キーワードで探せます。企業紹介ページもあるため、求人票だけでは分かりにくい事業内容や、その地域での働き方を確認したい方にも向いています。ここは地域サイトならではの部分です。

「まだ数年先の話」という段階でも登録を歓迎していると公式サイトに書かれています。遠方からの転職活動は日程調整に時間がかかるので、時期が固まる前に一度話しておくほうがいい。新着求人やイベント情報を届けるメールマガジンも月2回ほど配信されています。

出典:公式サイト

2:ガイド高知

ガイド高知

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:314(2026年8月31日現在)
求人数増減:+12(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.g-kochi.com/

ガイド高知』は、高知県内の求人を探せる求人情報サイトです。正社員に加えてアルバイトやパートの求人も載っているため、働き方を広めに確認したい方に向いています。

勤務地、雇用形態、職種、フリーワードなどで求人を検索でき、こだわり条件検索では「副業・WワークOK」「土日祝休み」なども指定できるため、勤務条件から探したい方は使いやすいです。

高知で正社員だけを見たい方へ。検索する前に、雇用形態を「正社員」で指定してください。トップページの特集は短期アルバイトや学生アルバイトが前面に出ているので、条件を絞らずに眺めると、正社員の年収相場をつかみにくくなります。

ただし、ガイド高知は求人検索が中心のサービスです。応募書類の添削や面接対策まで相談したい方は、転職エージェントと併用し、自分で求人を探しながら応募前の不安だけエージェントに確認する形がおすすめです。

出典:公式サイト

3:ケンジンキャリア

ケンジンキャリア

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:344(2026年8月31日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.kenjin.ne.jp/ten/2100/2100.asp

ケンジンキャリア』は、高知の企業情報やUIターン転職に関する情報を探せるサービスです。高知市本宮町に拠点を持つケンジンが運営しています。

求人を検索できるだけではありません。無料の転職支援サービス(職業紹介)があり、地元企業を知る職業紹介士が適性検査と転職相談を行い、採用条件の交渉や面接日・入社日の調整まで代わりに進めてくれます。在職中で平日に動きにくい方は、ここを頼る価値があります。

仕事検索では、職種、業種、勤務地、求人の特徴などから求人を探せるため、高知でどのような企業が採用しているのかを知りたい方や、地元企業の情報を見ながら応募先を検討したい方に向いています。

サイトには「U・Iターン者インタビュー」や、高知の就職関連イベントを1年分まとめたページもあります。実際に高知へ戻った人がどの時期に何を動かしたのか。ここを先に読んでおくと、自分の準備が半年遅れているのか、まだ早いのかが分かります。

UIターン転職では、入社日や引越し時期の調整が必要になります。遠方から高知へ転職する方は、応募前に面接方法、入社時期、家族の移動時期まで整理してから相談すると話が進めやすいです。

出典:公式サイト

高知の転職で転職エージェントを利用するメリット

高知の転職活動で転職エージェントを利用するメリットは、求人を紹介してもらえることだけにとどまらず、企業の見方や応募前に確認すべき条件を整理できる点にもあります。

1.高知の企業事情や転職情報が手に入る

転職エージェントを利用すると、転職サイトに掲載されている求人情報だけでは分からない部分を確認できます。

例えば、勤務地です。高知市中心部の求人なのか、南国市や香南市、四万十市などのエリアまで見るべきかで、通勤手段も応募先も変わります。車通勤の可否、転勤の有無、残業時間、地元企業の採用温度感。このあたりは、求人票だけでは判断できません。

高知に特化した転職エージェントや求人サービスでは、地元企業の採用状況やUIターンの相談ができる場合があるので、応募前には、仕事内容、給与、休日、社内の雰囲気、入社後の配属先まで担当者に確認してください。

2.高知の非公開求人を紹介してもらえる

『総合求人型』と『地域求人特化型』の転職エージェントには、それぞれ公開されていない求人がある場合があります。

企業が求人を非公開にする理由はさまざまです。応募が集まりすぎるのを避けたい、採用条件を競合に知られたくない、特定の経験を持つ人だけに紹介したい。高知の地元企業でも、管理職候補や専門職の募集は非公開で進むことがあります。

非公開求人は、登録したエージェントや担当者によって紹介内容が変わるため、求人の幅を広げたい方は、大手1~2社と地域特化型1社を併用し、同じ職種でも年収、勤務地、働き方を比べてください。

3.年収や入社条件を相談しやすい

年収や入社時期は、自分では聞きにくい。転職エージェントを使うと、その条件を担当者に相談できます。地元企業への転職では、応募者自身が給与交渉をしにくい場面もあるため、第三者に確認してもらえる点はメリットです。

ただし、すべての条件が希望通りになるわけではありません。担当者に任せきりにせず、最低希望年収、譲れない勤務地、入社可能時期、残業や休日の希望を先に整理しておきましょう。

満足度は担当者との相性にも左右されます。会社名だけで判断せず、求人を出す理由や企業の説明が具体的かどうかを見てください。

4.転職フェアや相談会の情報も確認できる

高知で転職するなら、転職エージェントに加えて、高知県の転職フェアやUIターン相談会も確認しておきましょう。特に県外から高知へ戻る方は、帰省のタイミングで相談会に参加できることがあります。

実際に動いているのが、高知県UIターンサポートセンターのU・Iターン就職・転職相談会です。県内企業に詳しいスタッフが全国へ出張して開く個別相談会で、完全予約制、参加費は無料。開催地は東京、大阪、名古屋、高知、岡山、それにオンラインです。東京会場はサポートセンターの東京窓口(千代田区内幸町)で、10時台から16時台まで時間枠を選んで予約します。

会場に行けない方向けには、オンラインの高知就職・転職フェアも開かれています。転職フェアでは、企業の採用担当者から仕事内容や働き方を直接聞ける場合があり、すぐに応募しない段階でも、高知で募集が多い職種や企業の雰囲気を知る機会になります。エージェントの求人紹介とあわせて使うと、応募先を絞り込みやすくなります。

開催情報の入手先は主に2つ。高知県UIターンサポートセンターが運営する高知求人ネットなどの地域サイトと、登録したエージェントから届く案内メールです。日程が帰省と合わないときは、オンライン相談だけ先に申し込んでおくという手もあります。

高知へのUIターンで使える支援制度

高知は、県外から戻る人向けの支援制度が用意されている県です。ただし、どの制度も申請の順番と対象の条件が決まっていて、後から気づいても遡れません。転職先を決める前に、ここだけは目を通しておいてください。

移住支援金は「どの求人に応募したか」で対象が変わる

高知県は国の地方創生移住支援事業を使って移住支援金を出しています。支給額は2人以上の世帯で移住した場合が最大100万円、単身での移住が最大60万円。18歳未満の子どもを連れて移住する場合は、市町村ごとに子育て世帯加算が上乗せされます。

ここで押さえておきたいのが対象の条件です。移住元の要件は、高知県に住民票を移す直前の10年間のうち通算5年以上、東京23区に住んでいたか、東京圏に住んで23区へ通勤していたこと。さらに直前の1年間も連続して同じ状態だったこと。つまり東京23区への通勤圏から高知へ移る人向けの制度で、大阪や名古屋に住んだまま高知へ移る場合は対象外になります。

そして就職ルートにも条件があります。支給要件のひとつが「高知求人ネットなどに移住支援金の対象として掲載された中小企業等に就職すること」です。テレワークで移住元の会社の仕事を続ける、県内で起業して起業支援金の交付決定を受ける、といった別ルートもありますが、大手エージェントで見つけた求人がそのまま対象になるとは限りません。東京23区から高知へ戻る予定なら、応募前に「この求人は移住支援金の対象か」を担当者と市町村の担当課に確認してください。市町村ごとに独自要件や年度内の受付上限も設定されています。

就職活動の交通費・宿泊費は、訪問前の申請が要る

県外から高知の会社を受けに行くとき、移動と宿泊の負担は小さくありません。高知県UIターンサポートセンターは、その一部を助成するUIターン交通費等助成制度を令和8年度も実施しています。

助成されるのは、往復交通費の半額相当額(住んでいる地方ごとに上限あり。中国・四国(高知県を除く)は5,000円、近畿・九州は15,000円、関東・中部は25,000円、北海道・東北・沖縄は32,000円)と、宿泊費1泊3,000円までです。対象になるのは、県内企業の面接や職場見学、農林漁業や福祉・看護などの相談窓口の訪問、地域おこし協力隊の応募に関する訪問など。

気をつけたいのは手続きの順番です。

  • 「高知家で暮らし隊」会員登録か、高知求人ネットの職業紹介申込を済ませておく
  • 指定されたフェアや個別相談会に参加する(オンラインの個別相談会は対象外)
  • 訪問先と日程が決まったら、高知へ行く前に専用フォームから事前申請する
  • 訪問後10日を目安に、訪問確認票と領収書を提出する

高知を訪問した後に申請しても助成対象になりません。面接の日程が決まった時点で申請まで済ませる。順番を逆にすると、条件を満たしていても受け取れなくなります。

高知の転職市場について

高知の有効求人倍率

高知の有効求人倍率は1.18倍(2026年7月)となっており、全国平均である1.18倍と同一です。(※参考元:高知労働局

 有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、企業からの求人数(有効求人数)を、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料の1つです。
有効求人倍率 = 企業からの求人数(有効求人数) ÷ ハローワークに登録している求職者の数(有効求職者数)
有効求人倍率は、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数字です。
・有効求人倍率が1を上回る⇒求職者数よりも求人数が多い、比較的就職・転職しやすい
・有効求人倍率が1を下回る⇒求職者数に対し求人数が少ない、競争率が高くなりやすい
※有効求人数はハローワークを通じた求人情報を利用するため、求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれていません。

高知の平均年収

高知の平均年収は364万円となっています。男性は403万円、女性は323万円です。(参考元:doda平均年収ランキング最新版

中国・四国の平均年収

また、総務省が発表している「消費者物価地域差指数」は、高知は全国10位となっています。

高知の転職エージェントまとめ

高知で転職するなら、求人の数を見られる『総合求人型』と、地元企業やUIターンに強い『地域求人特化型』を組み合わせて使うのがおすすめです。

過去のリクナビNEXTの調査では、転職が決まった人は複数の転職サイトやエージェントを利用しているというデータがあります。

リクナビNEXTの調査

ただし、登録数を増やしすぎると、面談やメール対応が負担になります。やはり目安は3社です。高知で転職活動を始めるなら、まずは大手2社、地域特化型1社に登録し、紹介求人と担当者の説明を比べてください。

求人を比べるならリクルートエージェントやマイナビ転職エージェント、丁寧に相談したい方はパソナキャリア、IT・Web系も見たい方はワークポート、UIターンや地元企業を見たい方は高知求人ネットを確認するのがおすすめです。

県外から戻る予定の方は、求人を探し始める前に移住支援金と交通費助成の条件を見ておいてください。応募する求人の選び方と、高知へ行く前の申請。この2つで受け取れる額が変わります。

最後の判断は、知名度で決めないでください。希望する勤務地、職種、年収、働き方に合う求人を出してくれるかどうか。ここが基準です。担当者に確認する項目をそろえておくと、高知での転職先を比較しやすくなります。

執筆者・監修者のmotoについて

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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

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